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廻り愛

掲載日:2023/01/05

目覚めるとそこは水中だった…息をしようにも出来ない。


焦ると言う感情はなくただ水の中に入って何をするでもなくボーっとしているだけの時間。


周りはそれほど明るい訳でもなく、暗い訳でもない。機械がただただあるだけの場所だった。


意識がはっきりしてきてから分かったことがあるが周りに人はおらず自分が人間ではないことがわかった


人の声はするが形は見えない…人と認識は出来るがそれこそどう動いてるのかは分からない


私には身体がないから外側が見えない。中身は人に造られた機械の様に生きていくだけの存在だ。


そんな中光が刺してきた。新しい事だったため少し動揺した


いつもの水の中に居た自分と違い周りには沢山の機械と少人数の人間が居た


『おはよう、それと初めましてかな?』


「おはようございます、そして初めまして」


周りの人間はおぉーと関心をしている…そんな人間達の目には私に注目をしているより、私の性能に注視しているらしいと感じた


『まずは君には簡単なテストをしてもらいたいが出来るかな?』


「出来ますが何をしたら良いですか?」


『そうだなぁ…君は学ぶことが出来る、そしてそれを考える能力がある。だからまずは服をきようか』


「服…ですか?」


今の私は何も着ていない状態であり、人で言えば全裸である。だけど私には羞恥心がないため問題ではないが着ろと言われたら着る


簡単な服を着ようと思いワンピースを手に取り覆い被さる様に着た。後ろの方にあるチャックを閉めてワンピースが脱げない様に止めた


『うん、綺麗だね。それじゃあ行こっか?』


「分かりました」


そうして私は外に出た。周りにいた人間はいつの間にか居なくなっており廊下を進んでいくと扉があり中に入る様に言われた


『この中に入っていくと紙が机の上にあるからそれを見てペンで回答してってね』


「分かりました」


そうして私は扉の中に入って行った


白い四角形の部屋の真ん中には机と紙、ペンが置いてあり近くには椅子があった。


椅子に座り紙を見ると


『君は人ではない、そして君は人間にはなれないだけど君には人間として生きてほしい』


そう書いてあった…そして下の方へ目を向けると


『君は何をしたい?そして何を得たい?』


私は何をしたいのかわかりませんが1つあるとすれば感謝でしょうか?私と言う存在を生み出してくれてありがとうと言う言葉が出てくるのは必然かプログラム通りかはわからないですがそう思った


何を得たいには無回答としか言えないですね、だって私は人とは違い考える思考はあるものの何を得るかはその時によるでしょうから



『君には感情はあるかい?それともないなら欲しいかい?』


感情は人間や動物にもある心だと私は認識しているので私には必要あるかは不明ですが選択をしている時点で心はあると思いますが必要にこれが好きやこれが嫌いというものはなく、感情としては未熟であると自覚してはいます。


『君には最初から必要な知識は与えられてはいるが他の者達には役割が存在している。君にはその役割が存在していない…だから君には自由にしてもらいたい。恋をするのも良いし、知識を求めるのも良い。だけど周りはどう見てくるかは分からない、謂れのない暴言や暴力が襲ってくるかも知らないそんな世界を旅してみたいかい?』


これは、私に旅をしろと言っているのでしょうか?それが製作者の意向なら私はそれに従いますよ


『お疲れ様、君には目の前の扉を開けて進んで行ってくれ』



私は椅子を立ち正面の扉へと足を向けて歩いて行く


扉の前につきドアノブを捻ろうと思い手を差しし出したかったがそれが出来なかった。


私には思考がある…それの一部が本当に外に出て自由にして良いのだろうか?またこれは本当にあの回答でいいのか?そんな考えがあって身体の動きを止めていた


しかし、私には感情はない。人間や動物の様に気持ちを伝えられないだからこのまま進んでも問題はないと思う。


手をドアノブに置き扉を開く、そして私は白い四角形の部屋から出て行った


『親の愛は子に伝わるかどうかは分からないが頑張って自由に暮らして行ってね。そして楽しんで生きてね。』



部屋に木霊する声は誰にも届かない。感情を知らない人造が1人外で生きていく、そんな話を知っているかい?私は知らない訳じゃないけどそんな人造が居るなら大変な思いをして必死に生きて感情を得ていたら素敵だとおもわないかい?私はそう思うけど君はどうだい?



『僕は…そんな人造がいるなら迎え入れたい、そして感情を教えたり知識を教えてその子が不便ないように生きたせてあげたい!!』


君は優しいんだね…そんな人造はこの世にまだいない…感情を知らない人造は最初から考える能力の一部に感情を芽生えさせこうしたいと思える様に成長させるべく気付かれない様に優しく外に出して生きていく。そんな日々が続いていくといいね…何度でも何度でも繰り返し愛し合える存在を…

勢いで書いてしまったので正直具体的な事を書いていない薄い内容ですが許してください。最後に…愛する人が未来からやってきてこちらに好意ではなく本当に優し目で暖かく話をする人って素敵だと思いませんか?

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