3つ 絶望を彩る恐怖
更に進んで中学生の話だ。
これで長かったプロローグも終わりだ。
このときが一番大変だったと言ってもいいかもしれない。
わざわざ受験までして違う学校へ行ったというのにいじめてくる人数しか減らなかった。受験で入った奴らだ。やり方も酷くなっていたのは言うまでもないだろ?
授業が始まるから席戻って、というだけすれ違いざまに小声でうるせぇカスと言われグループチャットでは『ゴミカスのアカどれwww』みたいな言い方をする。
もう辛いとか言う話でないのはわかるだろ?
それもあるのか学校恐怖症、つまり対人恐怖症を患ってしまって登校をやめたこともあった。
このときにはもう楽しくなくても笑うことが簡単に出来たから親にもこの話はしなかった。ネットの仲間のほうが信用できるとか皮肉なもんだ。
これもあって聞く曲は鬱ボカロと言われるものや応援系が多くなったな。
話すのも辛いから早めに終わりにしよう。
次からはもう少し明るくなるはずだ。
最も語るかどうかも俺次第な訳だ。
ここからは俺の人生におけるIFを語る話になる。
それこそ思いつかなきゃ終わりだし、語る気がなくなっても終わりだ。
それでもいいというのなら……