詩 それぞれの道を歩いていく
それぞれの道を歩いていく
もう仲間じゃないから
同じ道は歩けない
これまでは
一時的に交わった道の上で
肩を並べて
同じご飯を食べた
敵を倒して
味方を気遣った
昼を近くで過ごして
夜は隣で眠った
それが終わったら
それぞれの道を歩いていく
違う夢をみていく
別々の目的地を目指していく
もう仲間じゃない
別の仲間ができるから
これからは仲間じゃない
違う所にしかいけないから
でも
どんなに知らない場所にいても
同じ物を思い浮かべる事はできる
どんなに遠くの場所にいても
同じ過去に思いをはせる事はできる