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留置場 22日間の記録  作者: 神尾 旭
6/20

2日目① 平成29年10月12日(木) 午前の留置場

 今日は1日何もない。

 何も予定がなくても朝6:30には起こされる。ダラダラ寝ている資格などないのだ。

 7:00には朝食を食べるのだが、遅めの反抗期が訪れている私は、もちろん口にしなかった。


 朝食の後は掃除の時間。

 ここの留置場では、部屋を掃除するかトイレを掃除するかを聞かれる。

 両方やってもいいのだが、どっちか選べと言われてるようなので、わざわざ両方やらなくてもいいだろう。


 私は部屋の掃除を選んだ。

 部屋の床は全面絨毯なのだが、昨日寝転がった時から、床の汚さが気になっていたのだ。

 歴代の容疑者の取りきれなかった髪の毛やムダ毛が、至る所に落ちていて頭を付けたくない程だった。

 なので、掃除機のパワーを強にして、自宅でもした事ないくらい、念入りに同じ場所を何往復も掃除した。


 掃除の後は運動を行う。

 運動と言われたので、よく刑務所24時みたいなのでやってる、ラジオ体操的な事をやらされるのかと想像していたが、実際は髭剃りと爪切りの時間。ラジオ体操は、もっとプロの犯罪者の特権なのだろう。


 爪を切ってる時に、担当さん(看守のような、いわゆる留置場の管理をしている人達)のおじさんが拘留されるのは初めてか聞いてきた。

 このおじさんを筆頭に、刑事も他の担当さんも全体的に優しいというか、親切というか、対応が丁寧な人が多い。

 私は「初めてだけど、みなさん優しいので安心しています」と、模範囚の鏡ような返答をした。

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