先々の予想
雑談スレ Part49
231 名前 R
11階に関しての追加情報はこのくらいです。
232 名前 大剣術士
11階については係長の報告通りだと思うが、10階ボスについて言えば異論を言わせてもらおう。
あれは厳しいぞ。
勝つには勝ったが、きつかった!
233 名前 短剣術士
10階のボスについては同感でした。
短槍術士さんが、何度も危ない目にあっていましたよ。
234 名前 短槍術士
隙がないし動きも早い。
空も飛んでブレスを吐いてくるし、決め技も一度かわされた。
どこが弱いんだよ! って文句も言いたくなったぞ。
235 名前 槍の派遣社員
そう言われても、係長が報告した通りだったぞ。
236 名前 大剣術士
それだけ実力差があるって事なのか、設定変更を内緒でやったのか……とにかく舐めてかからない方が良い。
237 名前 弓術士
本当にそうでしたね。
何とか討伐することはできましたが、あれは厳しかったです。
238 名前 棍術士
負けた俺が通ります…
239 名前 ハンマー術士
あれは厳しいな。
もう少し9階で訓練してから再挑戦させてもらうつもりだ。
240 名前 杖術士
>>239
できれば早く頼む。
誰も組める相手がいねぇ!
241 名前 剣術士
勝ったはいいが、誰もPTリストに出なくて困ってる。
242 名前 杖術士
まさか、誰もいないとは思わなかったよな。
戦闘も2人だと厳しい感じ。
243 名前 短剣術士
前衛が最低でも2人いないと厳しいと思いました。
244 名前 大剣術士
同感。
11階の敵は4人を前提として作られた感じだ。
という事は、13階で出てくるボスも今までとはレベル違いのボスだと思うぞ。
245 名前 槍の派遣社員
13階でボス?
なんだそれ? そんな情報あったのか?
246 名前 剣術士
>>244
その話って、現実の掲示板にあるやつの1つで、予想スレとか呼ばれているやつに書き込まれていた話だろ?
12階で新しい施設が追加されて、13階ではボスだって書かれていた気がする。
247 名前 大剣術士
>>246
それだ。
データが出そろってきたから、先々どうなっていくのか色々考察されている。
剣術士が言った先の事も言えば、14階でさらにPT人数を増やせるか、あるいは別の要素が迷宮スマホに追加されるらしい。
248 名前 槍の派遣社員
そんな事まで予想してんのかよ。
じゃあ、そのボスってどういう奴も予想できるのか?
249 名前 大剣術士
今までのパターンだと、同系列の種族が出てくるというのが大方の予想だったな。
分かりやすいのは5階―7階のアンデットゾーン。
下層で雑魚が出て来て、ボスはその上位板みたいな感じらしい。
だとすれば次のボスはゴーレム系という事になるだろうが、12階の敵しだいで変わると思う。
250 名前 剣術士
結局は予想どまりって話だよ。
それにちょくちょく外れるらしいぞ。
251 名前 Y
そうした予想から、『火+』の意味について何か思いつきませんか?
魔法を主軸に使う私達が習得しても何の意味も無い、というのはあり得ないと思うんですが。
252 名前 名無しの迷宮人
>>251
武器に火属性を与える魔法だっけ?
切り口が焼けるっていうのはロマンを感じるけど、後衛職の場合、火耐性を与えるとかでは?
253 名前 Y
>>252
魔法名すら浮かばないので、発動すらできないんですよね。
254 名前 大剣術士
>>253
多分、違うと思うがYさん個人に問題があるというケースも考えられなくはない。
俺達も取得にいくつもりだから、その時何か分かれば報告しますよ。
255 名前 杖術士
>>254
よろしくお願いします。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
休憩を挟みながら11階探索を続けたが、夕方近くになり終わりを迎えた。
「これで終わり?」
「……みたいです」
「風景のわりには行ける範囲が狭いのか? それとも亀裂の向こう側も探索範囲?」
「いや、それはないっしょ。ゲームでも目に見えているのに行けない場所ってあるっすよ」
「へぇー…」
「宝が1個だけというのは残念ね」
「段々、減ってくる感じなんすかね?」
「どうだろう? 今までも違った事があった気がするな」
「そういえば係長。宝箱は拾わなくていいんですか?」
「今の所、使い道がないからなぁ……これ以上ポーチにいれるのもどうかと思うんだ」
「宝箱? どういう事?」
「係長の癖みたいなものです。仕事でもそうなんですけど、何かに使えそうだなと思うと、拾ってきて資材置き場に放置しているんですよね。たまに使う事もあるので助かるんですけど……」
洋子が嘆息混じりにいうと、香織が「ふーん」と言いながら洋子を見つめた。
「どうかしました?」
「……洋子さん。機能重視なのは分かるけど、その服装でいいの?」
「「「――」」」
全員の視線が洋子へと注がれた。
汚れた作業服の上に革の胸当てをつけ、黒く帯の無いガウンのような『魔術師のローブ』。正直女としてどうなんだそれは? という服装だ。
言われるまでもなく当人も気にしているのだが、かといって……
悩む洋子の側に香織が近づいた。
耳元に唇を近づけ男達に聞こえないように呟く。
「(あなた、鈴木さんから女として見られたくないの?)」
「!?」
呟いた香織から、洋子が一歩身を引く。
見ていた男2人は、不思議そうに首を傾けた。
香織は下がった洋子を不満そうに見つめるばかり。
誰もが無言でいると、香織は自分の額に手をあて良治に尋ねた。
「……鈴木さん、今日中に12階に行くつもり?」
「あー…みんなはどうしたい?」
「判断は任せるわ」
「同じく」
「……えっと洋子さんは?」
「――」
返事がない。
彼女の目を見てみると、焦点が定まっておらず、混乱しているように見えた。
(香織さんに何か言われたか?)
思い当たる事と言えばそれだけだが、聞くことも気が引けた。
仕方がなく、洋子の肩に軽く手をおいて、意識を向かせてから再度尋ねてみる。
「あっ、はい! 係長に任せます」
返事を聞いた良治の目が線のように細まった。
普段の洋子と違う。
どこか危うい。
そう感じた良治は、12階へ進む事を延期するのだが、理由は強制退社の時間が間近だという事にするが、須藤と香織は、良治が伏せた本当の理由を察している様子であった。