NO.1召喚された!?
初の連載ですどこまで続くかな?異世界ゲーム化についての文章等一部変更有。ルビ追加。
「明日から修学旅行だしっかり寝るようにしろよ。」
「はーい」
「明日から修学旅行だけど千尋はお菓子買った?」
「うん買ったよ」
千尋買っちゃったんだ一緒に買おうと思ったのになぁ
「どうしたの?」
「いやなんでもないよ」
「でも初日の分しか買えてないんだ」
まじで?じゃあ私と行けるのかな
「今日行くけど一緒に行く?」
「いくいく♪」
夕希どうしたのかないつもより元気があるなぁ
「晴方中学の修学旅行生とその教師計195人が行方不明に。」
これはその日の次の日のニュース番組で流れたものだ。
修学旅行生と先生をのせた新幹線は奈良駅を出た瞬間に、乗っていた号車だけが消滅した。
その頃異世界では…
「召喚された晴方中の三年生は先生の指示で点呼をとっていた。
「おーい全員いるかー」と1組の担任、井本先生が呼び掛けていた。
「先生同士で話し合うからクラスで集まってろよー。」
「いやいやそんなこといわれてもどうしようもないっすよ」と内心思っている俺であった。
「宮元―」俺を呼ぶこの友達の名は石崎優斗である。
「おーい宮元ってー」
「わりぃーぼんやりしてたよ」
「気を付けろよな」
「はいはい」
といつも通りの流れだった。いつもと違うのはここはどこなんだここは。
先生の会議が終わって俺たちを集めた。
「全員いいかぁこれからクラスごとに付近の散策を始めるぞ。」
「1組2組は北今から方位磁針渡すから1時間進んで何もなかったら帰ってこい。
村があったら報告しろよ。3組4組は西に、5組は西6組は東へ、各クラス先生の言うことを聞くように危険があるような場合は先生の判断で退却ここに戻ってこいよ。」
「先生方お願いします。」
「よーしいくぞー」
1組2組…
「さてそろそろ1時間か。」
「せんせー」そう呼ぶ声の主は赤松瑠伊俺と同じ1組だ。
「どうした?」
「少し先に村があります。」
「少し寄りませんか?」
「分かった。だがもう少しで1時間だ。」
「一度戻ってからでも遅くない。」
「分かりました。」
「じゃあみんなを集めてきます。」
そういって赤松は皆を集めて行った。
3組4組…
「先生なんか近くに魔王城がありまーす。」
「えっ?」
「だーかーらー魔王城ですって。」
「少し早いが引き返すぞ、こっちには何もないからな。」
「えー行きましょうよー」
「だめだ行かない。」
すこししょんぼりした様子で、グループのみんなを集めに行った。
そうして慌てた様子でやって来た。
「先生ヤバいです。」
「えっ?」
「小林たちが既に先に行っちゃいました。」
「えっ?」
「川口先生えっ?ばっかり言ってますよ。」
「えっ?」
「ダメだ思考が停止してる」
先生はいきなり口を開いた。そう思ったとたんいった言葉がこれである。
「あとで生徒指導だな。」
「可哀想に。」
こうして小林たちは丸一日怒られたがそれはまた別の話。
小林ら一行「痛ってぇ」
5組6組…
「先生、先生、町ですよ。」
「しかもなんか大きい。」
「早く行きましょうよ。」
そう騒ぐのは6組の山本通だった。
「駄目だ。」短く切り捨てるのは6組担任の松川治仁だ。
「なぜです?」
「ほかのグループも何か見つけてるだろう。それなのにいくわけにはいかん。」
「そうですか。」
「先生そっちは来た道と違いますよ。進む方の道です。」
松川先生って方向音痴なんだな。そう思う5組担任の庄司彩夢だった。
1時間後…
「よし、全クラス帰って来たな。」
これから先生方で会議をするらしい。
まぁ、行くのは東にある町だろうけど。
「なぁ、宮本」
「ん、どうした?」
「なんか、この世界の人達みたいな奴らがこっちに歩いてくるぞ。」
彼らは、この世界の始まりの神 『エヌルタ』を崇める宗教、エヌル教の幹部らしい。
そして、エヌルタの信託によってここに来た。
詳しい話は東にある町ニーチという町ですると言っていた。
先生方はその話を聞いて、東にある町ニーチに行くことになった。
「おまえら、東にあるニーチに行くぞー。そこでなにやらチート(笑)がもらえるらしい。ありがたーい能力だ。死ぬんじゃないぞ。」
先生笑ってるし。チートとか笑える。
「チートだって何貰えるかな?」
修学旅行生一行は先程よりも速いペースで町に向かう。皆ワクワクしてるんだな。
町に着いた。そこでは、|全裸の男(アウトな所は隠してる)が「ああっ女神さま」
と叫んでいた。周りのみんなは何してんのあいつなど色々言っている。」
「よくぞ来た、儂はアイク町長というものである。王女の護衛、魔王討伐をやっているものじゃ。今から、お主たちに終わりの神 『モンチュ』様から祝福(以後ギフト)が贈られる。順番にこの宝玉に触り、ギフトを貰うのじゃ。」
今、このお爺ちゃんすごいこと言ってなかったか。魔王討伐をやってるということは魔王がいるのかな。
「さて、始めるかの。」
宝玉に触れた人が光に包まれた。
そして、歓声を上げている。
あっ俺の番だ。何が貰えるかな。
少し期待してるけど、それよりもゲームしたい。そんな俺の所にきたギフトは何とも言えない能力だった。
何なのか気になる?そうか教えてやろう俺のチートは【異世界ゲーム化】だ。
【異世界ゲーム化】とは異世界、つまり今いる世界をゲームの世界化しインベントリーなどの能力を得る、スキルをマスターするのが早い。他の人のスキルやレベルを知ることができる。
他の人の能力を学ぶことで使える。他にも能力があるが、使う場面で言うとしよう。かなりのチートな能力が手に入った。ちょっと満足。
◇
町に入って最初に見たのは...。
「なぁ相棒ラーメン食いに行こうぜ」ピンク色の頭をした高校生くらいの男子とヤクザみたいな男が話していたところだった。まぁ気にしないことにする。あっ話しかけてきた。
「おっお前いいやつっぽいなラーメン食いに行こうぜ。」ヤクザみたいな男に話しかけられたが無視しようとした時、「そこの君無視しない方がイイ。」と言ってきた。えっ、今、心読まれた。?なわけないかぁ。
「僕は君の心を読んではいない。そんなことよりコーヒーゼリー持ってないか。」
持ってますけど。なんで知ってんの。あっ心を読んだからか。俺は無言でコーヒーゼリーを渡すふりをして食べた。そしたら超能力者をなめない方がイイとか言ってる。
とりあえず、もう一個あったので渡して離れた。何あの人達P○学園覚えておこう。
別の学校の生徒も何人か来てるみたいだ。もしかしたらいろいろと会うかもしれないな。
宿は教会の方で用意するらしいから向かった。
明日から近くの平原でモンスター狩りをやるらしい。モンスターのスキルも学べるの かな?
「おーい全員いるかぁ?夜ご飯だぞ。」
他校の先生元気だな。
というか夜ご飯か食欲ないなぁ。
うちの学校の先生方は教会の人達に連れていかれたし。
もう意味わかんね。
とりあえず、寝てから考えよう。
目を閉じたらいきなり起こされた。
同じ部屋で寝る加田木がスキル見せ合おうとか言ってる。
えっと加田木のスキル表は。
名前 加田木 佑馬 15歳 Lv30
技能 【剣術】1 【戦車運転】1 【投石術】1 【言語理解】 【早寝】10 【早起き】10 【朝ごはん】10 【ライトノベル作成】10
チート 【女神の知識】
自立型スキルAIを作ることができる。AIはこの世界の事なら基本答えることができる。質問をすれば基本答えるが女性の年齢は明かしてくれない。
レベル30高いな。あっこの人のチート女性の年齢を教えない紳士的なAIなのか。
『性別はありません。』
今の・・・気のせいか。
はぁ、俺のスキルどうやって見せんだろ。
『スキルオープンと言えば見せることができます。
ん?なんだ今の。
『私は自立型スキルAIです。名前はありません。付けたければどうぞ。』
頭の中で変なこと言ってる女がいるし。この世界どうなってんだよ。
『この世界によって、私が生まれたわけではありません。あなたの【異世界ゲーム化】によって隣の人のチートから生まれたものです。』
俺のチートヤバくね?
続く?
次回主人公死ス
なわけないよね?