スライム進化する!
安直な名前ですいません。ぜんぜん話進んでませんね。
スキルの影響で弱くなったりしませんようにと願いつつ・・・・
ステータスの変化を確認!
ニト
レアスライム? スライム種? 無職3
LV2/5 進化不可
HP5/10
MP∞/∞
STR4/10
DEF5/10
INT20/50
SPD6/10
アクティブスキル
ヒール(小)
アタック(小)(中)(大)
ディフェンス(小)(中)(大)
マジック(小)(中)(大)
スピード(小)(中)(大)
パッシブスキル
打撃耐性(小)
勝手な隠密
働き者の幸
怠惰なる不運
取得物
経験値300
ドロップ 進化の石(小)
(仮)が取れたのはネームド化が完全に終わったてことかな?
それとも今日の不運が原因?
なぜかLVも上がってる。ヒールを使ってた影響?走ってた性?
でもステータスの変化は大部分がネームド効果だろうな・・・
打撃耐性(小)って今までなかったよね?
スライム種の特徴の一つだから持っててもおかしくないけど。
ネームドのときに手に入らなかったのになぜ?
スイムが持ってたから?
でも発光は覚えてないんだよね・・・
(仮)が取れた影響?
まぁわからないけどデメリットはないからこのままで良いか。
それより問題は経験値だよ。
300?強くなって徐々に上昇してたのは知ってたけどさすがにコレ絶対不運の影響だろう?
ドロップ品の進化の石は体の中に入ってた。進化条件を緩和させて強制的に進化を助長させる石だ。
俺には使えないようだ・・・小だから緩和が弱いからか?
単純に進化ができない可能性も残っている。
スイムなら使えるのかな?もったいないとかいう思いはない。
スイムは俺の初めての友達だ!癒し要素だ。
「ねぇねぇスイム、コレ使える?」
スイムに進化の石を渡す。
「わぁ~きれいな石だね?・・・ん?・・・・あれ?」
スイムが発光し始めた。進化が始まったのか?
スイム(ニトの眷属)
スライム スライム種 魔物2
LV1/10 進化不可
HP33/55
MP40/89
STR18(+1)
DEF44(+1)
INT26(+2)
SPD30(+1)
アクティブスキル
粘液
発光
ミニディフェンス
パッシブスキル
打撃耐性(小)
ニトの眷属 ステータスに眷属補正がかかる
取得物
経験値45
ドロップ 薬草
ぇ?俺の眷属?眷属補正?そして強すぎない?
辺りに居るスライムよりも少し大きいし。
コレ俺が全力でサポートすればあの冒険者の1人となら戦えるんじゃない?
とは言え4人でPT組んでいたようなので3人分足りない。
いっそこの場に居るスライム全部に名付けでもやるか?
いざとなったらそれも良いかもしれないが俺はこいつらのことを知らない。
いくらリスクがないとは言え見ず知らずのやつにホイホイと名付けするほどお人よしじゃない。
出会って直ぐスイムに名付けをしたけどアレはノーカンってことで・・・
そんなことを思ってたらスイムの進化に興味を引かれたのか一番偉そうなスライムが近寄ってきた。
「お前なんでいきなり進化できたんだ?」
体もスイムをのぞいたスライムの中では一番大きいし言葉遣い的にも偉そうだ・・・
「それに進化直後なのにやけに強そうじゃないか?」
スイムが一目置かれるとなぜか俺もうれしい。俺の眷属だからかな?
「全部ニトさんのおかげです。ニトさんが僕に名付けをしてくれたおかげで強くなれました」
「先程の進化もニトさんがくれた石のおかげだと思います」
スイムちゃん饒舌だね?俺のこと尊敬してる感がひしひしと伝わってくる。
「その変なスライムが名付けを下だと?雑魚にしか見えないが?」
何様だよ?それだけのこというお前はどんだけすごいんだ?
それだけの態度とるんだからよっぽどなんだろうな?
ステータス確認してやろう。
スライム スライム種 魔物2
LV10/10 進化可
HP55/55
MP38/64
STR20
DEF40
INT25
SPD12
アクティブスキル
毒粘液
プチガード
バッシブスキル
打撃耐性(小)
取得物
経験値40
ドロップ なし
はい、よっぽどでした。マジで強かったのか?進化直後のスイムと互角ぐらいだ。
ってか何で進化できるのに進化しないんだ?
何か理由があるのだろうか?下手に出て聞いてみれば答えてくれるかな?
「どうしてあなたは進化しないんですか?」
行き成り確信ぶち込んじゃった。やっぱ俺ってコミュ力低いよ・・・
詳しく聞くと進化しないのは毒性の魔力を吸い込んだことで毒素を含む体になったからためで
毒素があると毒持ちのスライムへの特殊進化しかできなくなったためらしい。
このスライム実は結構やさしいみたいで今までミニスライムたちを見守ってきたのだが
進化すると毒素が高まり弱いミニスライムには害になってしまうのだ。
進化をあきらめてまでミニスライムたちのためにこのあたりを見守っているとか・・・
親が存在しない自然発生するスライムの親代わりみたいな人だった。
なんかこのスライム気に入った進化できないなら俺が名前付けて強くしてあげれば良いじゃん!
「よし!気に入ったからあんたにも名前をつけてやるよ」
スライムの親代わりだから・・・
「スラじいとかどうだ?」
言ってから気がついたが我ながらネーミングセンスが絶望である。
「ふむ・・・スラジィーか?なんかかっこいいな」
こいつかっこよく変換しやがった?それほどかっこよくはないけど・・・
俺が決めて本人が了承したためスラジィーの体が光りだした。
アレ?俺も少しだけ光ってる?
題名がネタバレですかね?
ニトのことだと思ってました?変なタイトルでごめんなさい。
読んでくれた方ありがとうございます。