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浅瀬川なぅ

第5話です。

今回で異世界行く予定でしたが、やっぱり無理でした。

嫌、サボってませんよ?頑張りましたよ?

でも無理でした。

そんなぐだぐだな作者が書くこの小説をどうか応援してください!!

でわ5話!!!

相楽十助は俺の師匠であり、父親のような存在だった。

いつも、俺は師匠に対して憎まれ口を叩いていた。どちらかというと師弟の関係じゃなくて親子のような

関係だった。

そんな師匠は悪魔のように強かった。師匠の戦い方は、敵に対して一切容赦がなかった。老若男女関係ない。

そして、いつも一方的で相手がほとんど反撃することなく戦いは終わっていた。

俺が憧れたのは、一瞬で相手を圧倒する剣技やスピードではない。

師匠は、楽しんでいるのだ。戦いというものを。殴られようが、剣で体を刺されようが銃で体を貫かれようが笑っているのだ。普通なら痛いと顔が苦痛で歪む筈なのに笑っているのだ。

大抵の敵は最初は余裕そうに構えてるが、ナイフも銃も喰らって平然と笑いながら立っている師匠に

恐怖する。そして、叫びながら突っ込んでくるか、悲鳴を上げながら逃げようとするが、全て師匠の刀

の餌食になる。

そんな師匠に耳にタコができるほど言われた言葉、相手に弱みを見せるな。何をされても平気な顔していろと。

常人ならそんなことは無理だと思うはずだ。

でも、俺はたぶん狂っていたのだ。

そして、師匠の特別な訓練を長い年月をかけてクリアした。

その頃には、師匠の体は限界だったのかもしれないが、そこはさすがというべきかそんな素振りもみせななかった。実際、師匠が死ぬ3週間前まで、俺は師匠の体に癌が転移している事を知らなかった。

まぁ、知ったときは冗談だろ?っておもったけどね。

だが、死に際までも師匠は憎まれ口を叩いていた。

最後、師匠が死ぬとき、俺は泣いていた。もう高校生にもなるのにわんわん泣いていた。

師匠と最後に交わした言葉はこうだった。

山で倒れたジジイは駄目駄目な息子を説教するかのように

「馬鹿弟子、相変わらず泣き虫じゃな。何度も言っているじゃろ?感情は殺せって」

「うぐ、ひぐ、うるさい、これは汗だ。」

「うるさいのう、そんなに泣かれてはおちおち眠る事もできんじゃないか。」

糞ジジイはめんどくさそうに言った。

「死ぬなよ。糞ジジイあんたにはまだ教えてもらってない事がたくさんあんだよ。」

「ふん、この前ワシに勝った癖によく言う。お前は強くなった。」

「が、忘れるじゃないぞ?壊す事は簡単だが、守る事は壊す事の何倍も難しいんじゃ。お前の力はワシのような壊す事に使うんじゃなく大切な物を守れるそんな力の使い方をして欲しいいんじゃ。」   

「守る力・・・・?」

「そうじゃ。まず守るべきものを見つけろ。」

「ああ。だけどわかんねーよ。なんだよ守るべきものって。」

「最初はそれでいいんじゃ。すぐにわからなくていいんじゃ。」

「時間をかけてそれを見つけろ。」

「ああ。わかった。」

師匠は煙草を胸から取り出し、ライターで火を着け紫煙の煙を口から吹いた。

それから、ポツリと言った。

「全盛期のワシとお前どっちが強かったかの~」

そう言って師匠は土に煙草をグリグリと押し付けてすこし笑ったような顔で息を引き取った。

さっき父親のような存在と言ったが、実際は友達のような感覚だったかもしれない。

それが我が師匠相楽十助とおれの関係だった・・・・・

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ガタン、ゴトンという電車の揺れで俺は目を覚ました。

「寝ていたのか?俺?」

「つか、ここどこだ?」

手を上にグッと伸ばして、欠伸をしながら次の駅がどこかを見てみると、浅瀬川と表示されていた。

「・・・やっべ!!次降りなきゃなんねぇ。」

俺は急いで降りる準備をした。

2分後、浅瀬川、浅瀬川~と誰の声か知らないがだるそうな声で到着を知らせてくれた。

俺はスムーズに電車を降りて1年ぶりに来たホームを見渡していた。

「懐かしいな1年ぶりか。」

今日は昨日織田先に墓参りに行けと言われていたのでしかたな~く墓参りに来た。

それでここは俺の住んでいる赤浜市から電車で2時間の所にある糞ジジイの故郷であるらしい浅瀬川市だ。

ここの近くの山の頂上に糞ジジイの墓がある。

そこは糞ジジイ思い出の場所らしいがあんまり詳しくは知らない。

俺は駅を出て早速、山に向かうためタクシーに乗った。

10分後、標高800mほどの山に着いた。山の名は、雹尾山、よく師匠が生きている時修行の前のウォーミングアップでこの山の中をよく走ったものだ。

懐かしさを感じながら俺は山を登り始めた。



1時間半後頂上に着いた。時刻は18時30分と言った所だった。

久しぶりに来たこともあって昔の記憶を思い出しながら登ったので結構時間がかかってしまった。

頂上の隅の方にヒッソリと糞ジジイの墓がある。誰かここに来たのか、数本の線香と花束が置いてあった。

俺はまず、線香に火をつけて糞ジジイの墓の前に置いた。独特の香りが鼻に入ってくる。

そして両手を合わせて、目を閉じて心の中で話しかけた。

よぉ糞ジジイ1年ぶりだな。天国では元気にやってか?まぁアンタの事だなんも心配ないけどな。

あんたがいなくなって1年たったけどあんたの言った、守るべきもんって物が何かは未だにわかんねーけ

ど、たぶん形はなんとなく見つけた。

だから俺はそれが壊されないように頑張って守ってみるわあんたにもらった宇佐美と言う名前にかけてな。

まぁ報告は以上だな。たぶんまた1年後来るわ。

そう心の中で言って手を離して、1本の投げナイフを懐から取り出し墓の前においていった。

「これ、土産な。あんたが好きだった銀製のナイフだ。」

「んじゃ、俺帰るわ。」

俺は墓に振り返ることなく山を降り始めた。



行きとは違い山を速攻で降りて町に来た俺はある場所に向かおうとした。

そこは・・・・・我が聖地、吉田屋!!!

いきなり叫んだので通行人がこいつ頭おかしいんじゃね?みたいな目で見られた。

いやーちょうどタクシーから外を見た時にあったんだよな。

そんなことを考えながら、競歩で吉田屋に向かおうとした時、近くで怒鳴り声がした。

耳を澄ましてみるとビルとビルの間にある狭い場所で怒鳴り声が聞こえてきた。

俺は吉田屋に行こうか、声のほうに行こうか迷ったが結局好奇心が勝って声のほうに行って見た。



俺が怒鳴り声のする所に着いてみると、一人の老人がゆとり版不良少年達に囲まれていた。

人数は5、6、7人か、老人相手に多いな。

そんな事を考えてると不良少年が老人の胸倉を掴んで怒鳴り散らしていた。

「オラ、さっさと金出せや。さっきお前がおっさんから8万円を受け取ったのは見ていたんだ。」

老人は不良の脅しに臆することなく申し訳なさそうに答えた。

「すまんのう、この金はやれんのじゃ。この金がなくなったらワシは生活していけないんじゃ。」

そう答えた瞬間、不良が老人を殴り倒した。

「うぐぁ」

ガツという鈍い音がこっちまで聞こえてきた。

そして、リーダー格の不良少年が血走った目で老人の髪を掴んで再度脅した。

「しらねぇよ。お前の生活なんて。とりあえず殴られたくなかったら金出せや。」

他の不良のひとりが興奮気味でリーダー格の不良を褒め称えた。

「ぎゃははは、武君まじかっこいいよ。老人相手に容赦ないとかマジ鬼畜でしょ。」

するとリーダー格の不良、通称武君は自慢気に言った。

「ハハハあたりめーだ、日本はあれだよ弱肉強食ってやつ?こいつみたいに弱い奴が悪いんだよ。」

そう言いながら、老人の背中を思いっきり踏みつけた。

だが、なおも老人は不良を睨み付け、抵抗の意思を見せた。

不良はニヤリと下品な笑いを零し、さらに老人を何度も笑いながら踏みつけた。

俺はこりゃぁさっさと助けないとまずいなと思い自慢の足の速さで相手の方へと駆け出した。



俺は岸田武、ここ浅瀬川では結構名の知れた不良だ。

喧嘩もほとんど負けた事もないし、舎弟もそれなりにいるし、ファンキーモンスターという暴走族のチームのリーダーをやっていて最近は向かうところ敵なしだった。あの夜までは・・・・

俺は何時も通り、夜のかつあげに精をだしていた。

一番俺を尊敬している舎弟の木村健彦が、やわそうな老人がおっさんから8万円を受け取っていたという

情報を聞きつけ、その老人を裏路地まで追い込んで金を巻き上げようとしたが、意外にしぶとく殺さない

程度に痛めつけて金を奪い取ってやろうと老人を踏みながら思案しているといきなり上下スエットで上に

赤のパーカーを着ている奴が現れた。

そこまでは普通だ。だが髪形がおかしい。前髪が鼻を隠すほど伸びていて後ろ髪は背中くらいまである。

身だしなみに興味はないのか髪は寝癖でひどい有様になっている。

だいたいこいつは前が見えてるのか?とつい問いただしたくなる。

そう言えば、どっかでこんな格好の奴を聞いたような気がしたが、特に気にするような内容ではなかった事だと思い頭から完全にその事を消した。だいたい邪魔な奴だったら健彦が潰してしまうだろうし、

健彦は俺の舎弟の中で1、2番を強さを誇る,だから喧嘩になってもまず負ける事はないだろうそう判断して成り行きを見守る事にした。

健彦はさっそく得体の知れない奴に喧嘩を売りに行った。

「おい!!お前誰だよ?用がないならさっさと消えろよ!!さもなければ殺す!!」

健彦の忠告をもろともせず、そいつはこっちに向かってユラユラとポケットに手を突っ込みながら歩いてきて茶化すように言った。

「楽しそうなことやってんな、俺も混ぜてくれよ。老人一人相手だったら暇だろ?」

「テメェどこの学生だ?」

そいつは歩くのをやめてめんどくさそうに答えた。

「あ?東双海学園だけど?」

「ぎゃははは、坊ちゃん学校じゃねぇか。こんな時間にお外に歩いても大丈夫?」

健彦はぶりっ子のような口調でそいつの事を馬鹿にした。

そいつは挑発に乗ることなくまたもめんどくさそうに答えた。

「あ~その笑い方やめてくれる?なんか無駄にイラッとくるから。」

「しかも、こんなアホ丸出しの奴に心配されたわ。もういっそうの事死ぬか?」

そいつはいきなり頭を抑えて鬱状態になり独り言を言い始めた。

「なぁ?お前さっきもしかして俺の事馬鹿にした?」

人から馬鹿にされるのが嫌いな健彦は爆発寸前だった。

「うるさい馬鹿、しゃべるな、話しかけてくんな。今俺は人生で一番大切な選択をしてんだ。邪魔すんな

馬鹿。」

その言葉がきっかけで健彦がキレた。

「お前、絶対に殺す。」

「うるあぁぁぁ!!」

健彦は叫びながらそいつに殴りかかった。狙いは顔。

鋭い拳がそいつの顔にに吸い込まれた。

ガツという人を殴った特有の音がした。

俺は終わったな。と思った。

健彦の右ストレートを受けて立っていれるはずがない。

しかし、目の前には信じられない光景があった。

拳が顔から動いてないのだ。嫌、正しくは拳を振りぬけていないのだ。

健彦は驚愕していた。せめて血の一滴でも出るならまだしも殴ったのにまるで、何事もなかったように

手をポケットに手を突っ込んだままだった。

「これだから、不良は嫌いなんだよ。なんでも暴力で解決しようとする。」

「でもその考え方嫌いじゃないぜ。」

そいつがポケットから手を出した瞬間ヤバイと思い健彦に向かって叫んだ。

「おい、健彦一旦下がれ!!」

だが一歩遅かった。

健彦が反応するより早くそいつは牙を剥いた。さて、みなさんは殺気というものを知っているでしょうか?

マンガとか小説とか出てくる抽象的な表現、俺はいままでそんなものは存在しないと思っていた。

だが、これが俗に言う殺気なんだと俺は思い知らされた。

怖い、死にたくないそんな感情が強制的に引きずり出される。

他の舎弟は、腰を抜かし、ある者は、その場を逃げ出した。

圧倒的な恐怖を周囲に撒き散らしながらそいつは健彦の頭を片手で掴みそのまま上に持ち上げそのまま林檎を握る潰すように頭に指を食い込ませた。

「ぎゃぁぁぁぁ!!痛い離せよ!!」

健彦は悲鳴を上げて助けを求めようとして足をバタバタともがいたが、それに反して健彦の頭に指がどんどん食い込んでいく。

そいつは健彦の苦しそうな表情を見て楽しそうに笑っていた。

「ハハハ、どうだ?痛いだろ?ほらもっと抵抗してみろよ。」

そいつはさらに手に力を込めた。

信じられない握力についに健彦は口から泡を吹きながら気絶した。

そいつは気絶した健彦に興味がなくなったのか?ゴミを捨てるように放り投げた。

そして、またこっちに向かって歩いてくる。

舎弟の一人が思い出したかのように言った。

「そ、そう言えば、一ヶ月前、ホーネットが赤浜に不良狩り、をしている調子に乗った赤髪の悪魔とか言う奴がいるから締めてくるとか言って赤浜にそいつを締めに行ったら、逆に全員病院送りになったって話があったけど、まさかこ、こいつなんじゃ?」

舎弟の言葉に俺は一瞬凍りついた。

そういえば、そんな話があった。

ホーネットというのは浅瀬川からバイクで30分走ったところにある東三河市を拠点にしている不良グループで気に入らない奴がいたら、警察だろうが女だろうが容赦なく潰して回る質の悪い奴らだった。

俺らとも何度か喧嘩したが、結局勝負はつかなかった。

そいつらが一ヶ月前ぐらいから、ピタリと騒がなくなった。

チーム内で内争があったのかと思ったが、噂によると全員、全治二ヶ月の大怪我で病院送りになったらしい。

しかも、ホーネットは総勢20人ほどで戦ったらしいが、相手はただ一人だったらしい。

ホーネット達が倒れていた場所は赤浜市にある東双海学園の近くの廃工場の中で全員倒れていたらしい。

まぁ噂に尾ひれが付きまくっているだろうと、舎弟達と話したのを今思い出した。


そいつは軽く考え込んで思い出しように言った。

「ホーネット、ホーネットあ~あいつらね確かに俺んとこに来たわ。」

「嫌、さすがに20人くらいにバイクで囲まれたときはビビッたわ。」

「まぁ、数だけだったけどな。全員弱すぎてあいてにならなかったぜ?」

「で?お前らは俺と遊んでくれんの?」

片手をパキリと音を立ててさらに殺気を撒き散らした。

それを聞いた残りの舎弟はヒィィ!!と悲鳴を上げて叫びながら逃げた。

「赤い悪魔はほんとにいたんだ!!」

「おい、殺される逃げるぞ!!」

その声とともに残っていた舎弟が逃げ出した。




俺はため息をつき最後まで残ったリーダー格の男を見た。

「お前言ったよな?日本は弱肉強食って確かにお前の考え間違ってないぜ。」

「だがお前が敗者で俺が勝者だ!!」

男は俺の言葉が癪に障ったのか今にも殴りかかってきそうな勢いで怒鳴り散らしてきた。

「お前が勝手に決めるな!!俺は誰よりも強いんだ。最強なんだぁぁぁ!!」

叫びながら殴りかかってきた。

「後な、言いたい事があるんだ。お前、俺とキャラかぶりすぎなんだよ!!」

俺は拳を紙一重でかわして男の腕持ち逆方向へ思いっきり曲げた。

ゴキリと言う嫌な音を立てて男の右手はありえない方向に向いていた。

「うぎゃぁぁぁぁ痛い、いてぇよぉ。」

「おいおい、関節外した位でギャァギャァ喚くなよ。」

そう言いながら、俺はもう片方の手を持った瞬間、男の顔は青ざめた。

「頼む冗談だろ?やめてくれよぉ。」

俺はニッコリ笑って満面の笑みで言った。

「ヤダ♪」

そして、またしてもゴキリと音を立てて左手もありえない方向に曲がった。

痛すぎて、声もでないのか男は無言で地面にうずくまった。

男は放置して地面に倒れている爺さんを起こして安否を確認した。

「爺さん調子はどんな感じ?」

爺さんは最初は警戒した様子を見せたが、横で倒れている男を見て敵じゃない事がわかったのか、両膝に

手を置いて、一呼吸した。

「最悪じゃ。ところでお前さんがこれをやったのか?」

倒れていた不良を指差して質問してきた。

「ああ、老人相手にひでーよな。」

「お前さん何者じゃ?」

俺の格好を見た老人は怪しんだ様子で質問してきた。

まぁ無理もない。俺の格好ははっきり言って不審者な訳だし。

「俺?ただの通りすがりの高校生だぜ?」

「ほぉ最近の高校生は奇抜なファッションをするんじゃな。」

「うるせぇ、俺の事はほっとけよ。」

老人は微笑して、思い出したようにお礼をしてきた。

「おっと、礼を忘れていたな。さっきは危ない所を助けてくれてありがとう。」

「ワシはこう言う者じゃ。」

そう言って、名刺を渡してきた。

俺は名刺を受け取って内容を見た。

超絶☆絶対当たる不思議な占い師 斉藤猛と書いてあった。

どうやら占い師らしいが果てしなくきなくせぇ~。特に超絶☆って辺りが。

俺は無言で名刺を縦に一回、横に一回と名刺を破ってポイッと捨てた。

「あ~なにするんじゃ!!あれはイタリアから取り寄せた無駄に高い紙じゃったのに。」

「嫌嫌!!名刺の裏にメイドインジャパンって書いてあったけど?」

「チッ」

老人は残念そうに舌打ちをし、仕方なさそうに言った。

「しょーがない。お礼も兼ねてワシの行きつけのカフェで奢ってやろう。」

何がしょうがないのかわからないが俺はこいつに着いて行ったら何かよくない事が起こりそうな気がした。なので断ろうとしたが、老人はもう歩き出していた。

「おい、爺さん俺はそんなつもりで助けた訳じゃないからいいわ。」

「若いもんが遠慮するんじゃない。ぐちゃぐちゃ言わずに早く着いて来い。」

そう言って、老人は裏路地を出てしまった。

俺は、はぁーと溜息をついて思ったね。

師匠もそうだったが、老人ってなんでこんな人の言う事聞かねーんだろって。

おれは仕方なく老人の後を追いかけた。

この老人との出会いが、俺の日常を人生を狂わせたのだった。








~人物紹介~

長月亮

身長163cm

体重54kg

髪の毛青


見た目は、華奢な女の子みたいな体つきをしていて、今はやりに癒し系男子。

しかし、間違ってる事はちゃんと正すし意外と厳しい一面も。

今話題のアイドルグループシャニーズのメンバー。

1年前から子犬系アイドルでデビューし、爆発的に人気が上昇。

日本で知らない人は、ほとんどいない。

しかし、亮を利用する人が増えて、一時期人を信用できなくなったが、八雲と純と

知り合って、昔よりは人を信じられるようになった。


趣味 散歩

特技 ダンス

好きな物 純、八雲と食べる鍋

嫌いのもの 自分を利用しようとする人 ピーマン


感想などよろしくお願いします。

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