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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

少女たちの地獄(カレイドスコープ)~価値なしと言われた令嬢たち~

作者:宮野夏樹
最新エピソード掲載日:2026/02/17
「アストライア、貴様との婚約を破棄する!」

 第一王子アドニスの言葉に、アストライアは内心でガッツポーズした。

 代々、無能な王家に代わって政務を司ってきたオズワルド公爵家。その愛娘であるアストライアにとって、この国は「維持コストばかりかさむ不良債権」でしかなかった。

「承知いたしました。では、これまでの投資額を精算し、この国を『正当な市場価格』で買い取らせていただきます」

 彼女がその場で売却先として呼び込んだのは、大陸最強の軍事力を誇るイグナーツ皇国の皇太子ヴァレリアン。

 さらに、王子の隣で震えていた「悲劇のヒロイン」がカツラを脱ぎ捨てれば、正体は皇国の極悪非道な諜報官シリルだった。

「さあ、査定の時間です。無能な王族も、腐敗した貴族も、すべて一銅貨の価値も残さず清算して差し上げますわ」

 自分を「閉じ込めて独占したい」皇太子と、自分に「踏みつけられ使い潰されたい」側近。

 二人の異常な執着をリソース(経営資源)として乗りこなし、アストライアは灰燼に帰した王国の跡地に、新たな帝国を築き上げていく。



 ───けれど、これはまだ序章に過ぎない。

 祈りを利回りで計算する聖女、すべてを諦めた凪の令嬢。

 三人の少女たちが交錯する時、世界は残酷で美しい『地獄(カレイドスコープ)』へと姿を変える───。
第1章 その婚約破棄、正当な市場価格で買い取りましょう~無能な王家を隣国へ売却した有能公爵令嬢は、独占欲の強い皇太子と壊されたがりの側近に愛される~
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