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“僕は今日、好きな女性に素直に好きと伝える!“

作者: 七瀬





“僕は今日、好きな女性に素直に好きと伝える!“




僕にはずっと好きな女性ひとがいるのだけど、、、?

彼女には前から他に好きな男性ひとが居る。

その男性ひとは僕もよく知っている男性ひとだ!

僕の友達ではない、でもその男性ひととは何度も僕は会っている。

“変な話なのだけど? 友達の友達の友達ぐらいの関係。“

たまに顔を合わせたら挨拶程度をするぐらいの男性ひと

そんな男性ひとの事を僕の好きな女性ひとが彼を好きみたいで。

僕はただそれを見てるだけ!

男性ひとは彼女の気持ちに全く気づいていないみたいだ。

それにどうも男性ひとには、他に好きな女性がいるみたいなんだし。

だからまだ僕にも“チャンス“があると思い、彼女の事を僕は諦めていない!




・・・ただ、少しでいいんだけどな。

僕の事をほんの少しだけ彼女に見てほしい!

だから僕は【覚悟】を決めた。

彼女に今日、告白しようと決めたのだ!



『ごめんね、突然だよね?』

『・・・ううん、でも話って、何?』

『“前からさ僕は、君の事が好きだったんだ、でも君は今他の男性の事が

好きだと思ってて、何度も諦めようと想ってたけど、やっぱり諦められな

くて、だから覚悟を決めて! 今日はフラれる覚悟で君に告白する事に

決めたんだ! どうか、僕と付き合ってください!』

『・・・・・・』

『・・・ごめんね、無理なら無理でもいいよ、』

『“ううん! ちゃんと考えるから、少し返事待っててくれる?“』

『えぇ!? 勿論!』

『じゃあ、またね。』

『うん!』





・・・てっきり直ぐに僕は彼女に断られるモノだと思い込んでいた!

彼女には他に好きな男性ひとが居る事も知っていたし。

だけど? 彼女はちゃんと僕と付き合ってくれるか考えてくれると

言ってくれた。

もうそれだけで僕は嬉しかった。

彼女がどういう結果を出そうとも、僕はもう満足していたんだ。

彼女に“スキ“と言えただけでもう僕はそれだけでいいと。






 *







・・・だけど? 彼女から1週間後返事がしたいと僕に連絡が入る。

僕はその日、彼女に返事を聞きに会いに行った。



『・・・ひ、久しぶり。』

『うん。』

『・・・・・・』

『・・・・・・』

『じゃあ、返事聞かせてくれる?』

『・・・ううん。』

『・・・・・・』

『“私ね、前からずっと好きだった男性ひとが居たの、

でも彼は、他に好きな女性ひとがいたみたいでね、私の事なんか

微塵も気にかけてくれなかった。でも東田君は私の事だけをずっと

見ててくれたんだよね! それは知ってたの、だからそれなら

ずっと報われない“恋“よりも、愛される“恋“の方が私にとっていいじゃ

ないかと想ったの、、、だから私で良ければ付き合ってください。』

『勿論! 勿論だよ、僕は君をこれからも大事にするから!』

『うん!』






・・・なんか意外な結果だったけど?

僕は凄く嬉しかった。

“初めてこの恋が報われた気がしたから。“

どんなに好きでも僕は彼女とは絶対に付き合えないのだと思い込んでいた!

そんな彼女と僕は付き合える事が出来て、嬉しくて大きな声で叫びたいぐらい

本当に嬉しかったんだ!

だから僕は君を大事にするよ!

絶対に君を泣かせるような事はしないから、これからは僕だけを見ててほしい。



最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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