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両片想いは嫌われたくない!  作者: ゆきやこんこん
1章 嫌われたってよ
7/19

5話 1人で解決出来たら苦労しない (柊 花蓮視点)


少なくとも50人はフォロワーはいるのに……


 まぁ、そのうちの半分くらいよく分からないアカウントだけど……


 それにしてもみんな答えてくれない、25人くらいは普通のアカウントだったとしても誰も相談に乗ってくれないのは何故か、しかも別にフォロワー以外の人も見れるはずだし……


 もしかしてみんな恋愛なんかしたことないのかな?(失礼)


 そんなことを思っていると、1件の返信が来ていた。


――


 《花月》


恋愛相談ですね!

恋愛マスターのワタクシにお任せを!!!


――

 


「やったぁ!返ってきた!」


 ベッドの上で飛び跳ねて返信に喜んでいるとまたもや通知が来ていて、確認してみるとさっきの返信くれた人からのDMだった。


 

――


 花月『いきなりのDM失礼します。先程返信をした者です。恋愛相談なら得意ですので、そちらが良いとおっしゃるのであれば相談をしてくれませんか?』


――

 


 「えっ、すごく丁寧な人ぉ!しかも名前からして、多分女の人だよね!」


 でも、ちょっと知らない人怖いから……今回のことはちょっとだけぼかして伝えれば大丈夫だよね?


「……よし!相談してみよう!!!」


 これで参考になればいいし、ならなかったらその時はその時。

 


――


 お花屋さん「はい!ぜひお願いします!花月さん」


 花月『こちらこそです。では、早速本題に入りたいのですが……いいですかね?』


 お花屋さん「モチのロンです。えっと……何から話せばいいですかね?」


 花月『えっと、やはりまずは元々関係性と気まずくなってしまったきっかけ……ですかね』


 お花屋さん「おけです。えっとまずは……」


――


 これまであったことを大きく掻い摘んで話した。


――


 お花屋さん「……って感じです!」


 花月『ふぅむ……元々異性同士にしては仲が良かった感じで約3年間過ごしてきて、それで正直になれない性格のせいで恋バナしている時、その好きな人の事を聞かれても照れくさくて 別に好きじゃないし! と言って、そこを見られてそこから……と』


 お花屋さん「はい、気まずくなるまでの大まかな流れはそんな感じですね」


 花月『そもそもの話……どこが好きになったのか聞いてもいいですか?』


――


 いきなりぶち込んできた!

 

 いや〜いきなり好きなところを言えと言われましても…………いや?言えるね、言えるわ!うん(確信)


 でも、ほぼ初対面的な人に言うのもなにか気恥しいものが……


 ……いや、ネットですら恥ずかしがって素直に言えなかったらこれからも言えるはずないんだ!


――


 お花屋さん「小さい頃まだそんなに仲良くなかった頃に私に嫌がらせで「チビ」とか「ブス」とか言ってきた男子から守ってくれただけじゃなくて、嫌がらせをされた後になんて言ったと思います?」


 花月『え?まぁ、「大丈夫だった?」とかじゃない?』


 お花屋さん「普通そんな感じだと思いますよね?けど実際は「みんなあんなこと言ってるけど、お花屋さん(私の名前)は可愛くて素敵な女の子だよ?」って言ってくれたんですよ?しかも小5になりたての頃ですよ?もう、ほんとにその頃から紳士で優しかったのです!だからその時から、母の影響で少女漫画にハマってた頃のもあって惚れちゃったんですよね〜」


 花月『へぇ〜そんなことがあったんだ。そして、そんな子いるんだ……』


 お花屋さん「で、その事についてその本人は覚えてない事が中学生の頃知ってほんとに自然体でそういうこと言っちゃうほど優しくて、「あっ、好き!」ってより一層なりまして、しかも、中学生になってから仲良くなって、その後からもとにかく優しかったり、話しやすかったり、気配りしてくれたり、たまにどストレートに褒めてくれたり、私の素直じゃなくてキツい物言いでも笑って受け止めてくれたり、受け止めてくれてたから今の今まで甘えちゃって気まずくなっちゃったったてのもあるんですけど……とにかくこの約3年間でいっぱい好きになっちゃったんです!!!」


 花月『お、おう。いっぱいしゅきってのはわかった。』


――


 あれ?なんか引いてない?あと言葉なんか変?


 まぁ、いっか!続行すべし。


――


 お花屋さん「それでですね。…………」



 〜30分後〜



 お花屋さん「……ってとこも可愛くて〜それで…」


 花月『なんかお腹いっぱい……その人にベタ惚れってことはよく分かったから…相談しよ?ね?』


 お花屋さん「あっ!すいません!!!こっちから相談して欲しいと言ってたのに、こんな話を長々と……」


 花月『なんか久しぶり純粋なリアル恋愛話を摂取して若返った気がするからいいよ〜逆にありがとう!それはそれとして、そんな大好きな彼と気まずくなっちゃったんでしょ?ここからどうしたい?』


 お花屋さん「恋愛話聞くと若返るのか……えっと、正直に言うと今は元々のように仲良く話して冗談とかでも言い合える関係にもどりたいですけど、最終的には付き合いたい…というか生涯添い遂げたいです!……重いヤツだと思われますかね?」


 花月『んにゃ、そんなことないよ!そこも美点というかチャームポイントよ。じゃあ、とりあえず気まずくなった原因の誤解を解くのと、ちゃんとお話に行くこと、それでお話するときはできるだけ正直に話すこと、今回その好きな人について正直に語ってくれたでしょ?それでそこまで好きなら正直にぶつかっちゃえ!女の子に好意を寄せられて嫌な男なんていないよ。』


――


 ここまでちゃんと相談に乗ってくれた、ありがたい……えっと、ここからまずはとりあえず話しかけに行くところからスタートかな?


 ……なんか行ける気がしてきた!!!


――

 

 お花屋さん「なんか勇気出てきました!ありがとうございます!!!」


 花月『いえいえ、こちらこそいい話聞かせて貰えました』


 お花屋さん「また、相談したりしてもいいですか?」


 花月『もちろんよ!じゃんじゃん相談してね!あと、相談がなくてもこの後どうなったか教えてね?』


 お花屋さん「わかりました!一言一句漏らさず伝えます!今回はホントにありがとうございました!」


 花月『そこまで正確じゃなくていいからね〜、頑張って!』


――


 いや〜すっごくいい人だった!


 途中から敬語じゃなくなってたし、距離が縮まった気がする、こんないい人がまだネットにいたのか……


 よし!明日から頑張って距離を縮めるぞ〜


 ……あっ、でもなんか不安だから予行練習しとこ!

 

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― 新着の感想 ―
「みんなあんなこと言ってるけど、柊さんは可愛くて素敵な女の子だよ?」 しれっと苗字言ってますね笑 
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