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王子様を放送します  作者: 竹 美津
本編

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リルケ男爵家ファフニールの婚活 11


ベルゼウス伯爵家セティークの囲っている女性たちに、ファフニールが何を話したのか。


彼女は諜報がやれる訳ではないので、女性がどこに住みどんな為人かの情報は、老執事ラムダからの横流しである。

ラムダはベルゼウス伯爵家に忠実な執事であるが、だからこそ、レッキスと結ばれ、若奥様になるべきファフニールの底力に、希望を見、何かを託した。


「え〜とですねぇ。まず最初に、騎士爵の娘さんで、一度お嫁にいった後家のリーズさん。前の旦那様との間に、8歳の息子さんもいて、平民の方ね。その方と話をしたんですけれど。」





「こんにちは。こちら、リーズさんのお宅ですか?」


見ず知らずの家に単独で訪ねるのは、なかなか貴族女性としては勇気のいる事だが。ファフニールは楽しんで初めての家、玄関ドアをワクワクノックした。腕には、焼き菓子やチーズ、果実水にワイン、果物を入れた、たっぷりの籠を持って。


「はい、どなた……?」

トコトコと、軽い音がして。息子のヴァニーユが、少しだけ隙間を開けて、警戒しながらファフニールをジッと見上げた。


「こんにちは〜。私、ファフニールと言います。ベルゼウス伯爵家のほうから来ました。」


嘘ではないが正確ではない。

ヴァニーユは、ああ、と納得して、ドアを開いて、そのまま振り返ってトコトコ、母を呼んだ。

「かあちゃあん!はくしゃくさまのお家の人だって〜!」


ヴァニーユは、母と、母を囲っている男のセティークに対して、何を思っているのだろう。敵意も好意も見えない、自然な子供らしい態度に、ファフニールは、ニコニコと顔を崩さないまま、ヴァニーユの後ろを付いて一歩家の中に入った。


整頓され、美しい室内である。セティークが面倒を見ているから、平民の暮らしにしてはなかなか贅沢だといっていい、一軒家。玄関からすぐに居間なのは、小さい家だから仕方がない。

クッションの置かれた使い勝手の良さそうな椅子に、品の良いテーブル。テーブルクロスは、清潔な白だ。

古今、妾の家というものは綺麗に掃除され、おしゃれであると決まっている。いつ旦那が来ても良いようにである。

ヴァニーユという散らかし盛りの少年がいるにも関わらず、確かにテーブルの上の花瓶、小さな生花も、伯爵家の豪華さはないが粋である。


奥から、リーズが、訝しい顔のまま出てくる。まとめ髪、後毛ゆるり、金髪に若葉の目の未亡人だが、若い。息子ヴァニーユを産んだとは思えない、20代前半に見える若さである。

つまり、ファフニールと同い年位に見えるのだ。


「どなた様ですか?旦那様のお家から、何か?」

スカートをピーと引っ張って、揺らして駆けて行ったヴァニーユは、玄関ドアへ向かって。

「母ちゃん、おれ、モアノと遊んでくるっ!」

「モアノくんのお手伝いの邪魔しないのよ?お昼には帰ってきなさいね!」


はーい、が遠くから聞こえてきた。


「初めまして。私、リルケ男爵家が次女、ファフニールと申します。ベルゼウス伯爵家のご子息、レッキス様とは、今、良きお付き合いをさせていただいています。結婚を前提に。」


「は?はあ。えーと、え?」

リーズは、何故ベルゼウス伯爵家のご子息のお相手が家に来たのか、全く分からない。分からないながら、良い話ではないのかな、と顔色を悪くさせている。


ニコニコ、ニッコリ!とファフニールは笑った。


「リーズさん、あの、私、貴女を咎めにきただとか、そういう悪い事じゃないのですわ!ただ、話がしたくって。ベルゼウス伯爵家のセティーク様は、私とレッキス様が婚約するのを、あんまり良いと思ってらっしゃらないのよね。だから、セティーク様のお話でも聞いて、私、少しは色々と、セティーク様はどんな女性を好ましいと思うのかなあ、とかを、知りたくってですねぇ。まぁまぁ、その、言いたくない事は喋らなくって良いんです。ただ、私とお喋りして、下さらない?」


疑いの眼差しで、無言のまま、玄関ドアへ向かい外を見るリーズ。外には、ベルゼウス伯爵家の紋章が小さく描かれた一角馬車が停まっている。御者は、いつも旦那様、セティークが来る時の御者と同じだ。

無言で目礼し合う。


置いて行かれて、怒りもしないで、ニコニコと待っていたファフニールに。リーズは、戻って来ながら、あの、そのう、と何を言って良いんだか。


「これ、お土産ですわ。息子さんがいらっしゃるって聞いたので、焼き菓子なども入っておりますの。喜んでいただけると良いのだけど。私のリルケ男爵家ってね、子沢山で、兄も姉も弟も妹もいますのよ。そりゃあ大騒ぎで、オヤツとなったら、多いの少ないの、争奪戦ですの。……先ほどの息子さん、お元気なお子さんね。悪戯とかなさる?ウチの弟、次男ニーズと3男ヘッグは双子で12歳なんですけど、この間……。」


ニコニコワッワッ、と話をされて、お、お、おおう、とタジタジなリーズ。自然とテーブルに付いて、椅子に座り、斜め前に相対、お茶が出て、お持たせの焼き菓子など摘みながら、ふんふん、うんうん、と次第にお喋りに熱が入り、そして。


「まあ、まあ、そうですの。セティーク様は、こちらではそんな風に寛いでらっしゃるのねえ。お仕事の書類をされる事まで。」

「ええ、ええ、そうなんですの。私、旦那様が頼りでしょう?精一杯お世話して、寛いでいただいて、もっとこちらに来ていただきたくて……。」


ふんふん、とファフニールは悪気のない顔で。

「そうですわよねぇ。あの、あの、言いにくいですけれど、セティーク様、他にも女性を抱えてらっしゃるお話は、ご存知?ああ、ご存知なのね、まぁ、まぁ、そんな顔なさらないで。お辛いわねぇ。女性が1人で生きていくのは、心細いものよ。でもね、これからは違いますわ!私も、レッキス様と結ばれたとしても、何か手に職をもって、貴族女性でも外に向かってお金を得る道を、って今、始まりの動きがあるんですのよ。持参金しか女性の財産がない、って、不自由だって、痛感しましたの。」


リーズは、囲われた女性である。

ファフニールの、外に向かう話などは、怖く感じる。誰かに頼れたら、と気持ち不安に思うのだ。

「ですけれど、やはり女性は男性に守ってもらわなければ……。」


「ええ、ええ。守ってもらいながらも、安全な所で、どんな将来にでも備える。強く生きて、頼り頼られて、信頼されて信じて、生きていけたら。一歩先で、安心して。少し頑張るだけですわ。そう、思いませんこと?」

「そうですわねぇ。」


不安。何人かいる囲われ女性の中の1人だし、正妻もいる。リーズの立場はセティーク次第で、とても弱いのだ。


「リーズさんは、セティーク様を将来、ヨボヨボになってもお世話をされるつもり、あります?」

「は?」


将来、そんな先までのこと、リーズは考えられなかった。考えたら、不安に押し潰されそう……。


「貴女はお若くて、歳の差もありますでしょう。愛した旦那様であれば、って気持ち、分かりますけれど、そのう。レッキス様の代になったとき、私、口を挟む事はできなそうで……レッキス様は、セティーク様に、なかなか苦しい思いをさせられた方。優しい方ではあるけれど、今まで通りに、女性たちを、面倒見させてくれるかも、分かりません。正妻のペルーシュ様は、セティーク様と、信頼関係を築いておりません。……そのう、どうなんでしょうか。ゆくゆくは、介護になると思うのですよね。」

「かいご。」

冷や汗、たらり。


レッキスから、充分なお手当があるのかどうかも分からない。なのに、老人の介護。

ひっ、とリーズは肩が上がった。


ファフニールは、リーズを嵌めるつもりは、全くない。ただ、セティーク様って、この先の事、考えてるのかなぁ、と危うく思っているのだ。それを、囲っている女性たちとも共有して、良い感じにできたらなぁ。それだけ、悪意は全然ない。

だが現実は、リーズに、ツキツキと刺さった。


だって、セティークだって、リーズに一途な訳じゃない。なのに何で、リーズばかり、セティークを一番に考えなければならないのか。

情はあるが、将来を任せろ、とまでは。


「ヴァニーユくんは、どんな感じなんです?お父様として、セティーク様を慕ったりしてるのかしら。」


リーズの顔色が、また悪くなる。

「ヴァニーユは……外で、私が、その、囲われ者だと、馬鹿にされて……。それに、旦那様は、ヴァニーユをあまり気にしていなくて、大人しくしていなさいと言うばかりで……。あの子は賢いから、伯爵様に楯突いたりしませんけど、内心は……。」

さっきの少年を思い浮かべる。

ファフニールに悪い顔をしなかった。確かに、賢いのだろう。それが切なくもある。


「そうですの……お辛いわね。いっそ、ペルーシュ様が離婚されて、リーズさんが再婚されても……あー、でもペルーシュ様、ものすごくお茶会とかで、皆さんに馬鹿にされたり、お辛い思いをされたりするらしいの。リーズさんも、きっと、立場を入れ替わってもそうなりそう。それに、ヴァニーユくんの立ち位置が、とっても難しいわね。セティーク様、ご自分のご子息であるレッキス様さえ、あまり大事にされず放置してらしたしねぇ。うーん、うーん、皆が皆、良い感じになる方法ってないかしら?」


ワッ、と終いには泣き出すリーズである。

背中を撫でて慰めて、ファフニールは、あー、あー、泣かないで、セティーク様もいけないお方だわねぇ、とふにゅんと眉下げ。


「母ちゃん、モアノおつかいに行っちゃって……!?」


ドン、バタン!と帰ってきた忙しいヴァニーユが、トタタタ!と泣いて顔を覆って小さくなっている母に駆け寄る。

「どうしたの……どしたの!?」

「あっ、ヴァニーユくん、良い所に来たわ!リーズお母様と、2人がこの先良いように、一緒に考えてくれない?」


いっしょにかんがえる?

はわわ、と母リーズの頭をグイッと小さな胸に抱いて、少し乱暴に慰めたヴァニーユは。

困り眉で、母の背中を撫でて、寄り添って、意地悪そうでもないけれど、でもこの人が来たから泣いてるんだよな、と、ハテナハテナな中、くりくり!と瞳をファフニールに向けた。真剣に。


「あのね、リーズお母様と、ヴァニーユくんが、セティーク伯爵様との関わりをどうしていったら、この先暮らしもやっていけて良くなるか、って考えたくってね?」

介護の話、レッキスの代になった時の話もする。子供だけれど、説明もなく辛い目に遭うなんて、理不尽だからだ。


ヴァニーユは、む…。と黙って首を傾げて、じいっとファフニールを見つめていたが。


「あのさ、あの……。俺、ちゃんとした父ちゃんがほしい。はくしゃくさまじゃない人がいい。」


と言った。

リーズは、ぽろん、と涙を落として、ハッとヴァニーユを見た。





ファフニールは、馬車でパーティに向かいながら、レッキスにしんみり女性たちの事を伝えた。


「セティーク様にね。囲ってる女性たちが、皆それぞれ、将来はセティーク様のお世話をしたくはないな、と思っている事を、お伝えしたんですよ。そりゃ、そうですよね。情だけじゃ、何ともなりませんもの。どなたかに引き取ってもらえないかな、と思ったのですけれど、リーズさんは、すぐに援助を打ち切られても困るけれど、ゆくゆくは、ちゃんとした男性と再婚を考えたい、って話になったし。酒場を経営しているサンティエさんは、潮時かしらね、ってすぐに言ってしまわれたし。花街からひかせたフラミーさんは、自由にせっかくなったのだから、お世話で未来を潰したくないって。男爵家の末っ子のブリーユ様は、唯一正妻を狙ってらっしゃったのだけど、まだお子もできていないし、長く戦う事になるけれど、良いの?本当に?と言ったら、泣きながら本当は結婚したかった婚約者がいたのだ、と恨み言になってしまって。セティーク様にしがみついて、復讐してやるんだ、って言うから、それでブリーユ様は幸せになれるの?って聞いたら、もう、泣き崩れて、泣いて泣いて、結局その元婚約者様とお話させてあげたりしてね。」


レッキスは、ため息を吐いた。

「それで、それを、そのまま父上に?」






「セティーク様。」


ベルゼウス伯爵家に来るな、と言い伝えたはずのファフニールは、それからも毎日かの家に来ていた。となると、セティークに会う事だって出てくるのである。

手には子猫。この子が、この家には、必要だとファフニールは思ったので。


階段から降りてきて、ファフニールと出会ったセティークは、始めそれが誰か気づかなかった。

「?どなたかな。我が家に来る貴族の娘さん……レッキスのやつ、もう次の見合いを?」

「リルケ男爵家が次女、ファフニールにございます。」


なっ……!と固まったセティークに、ファフニールはニッコリ笑った。

「セティーク様。セティーク様が囲っていらっしゃる女性たちと、お話をしてきたんですの。そうしましたら、皆さん、将来はセティーク様のお世話はしない、との事でした。詳しく言いますと……。」

説明していくと、セティークの顔が怒りで真っ赤になり、爆発、寸前。


ぽすん。

「ニャァ〜。」


籠から出した子猫を、グイッと押し付けて、手を離す。落ちる!とワタタ、セティークは子猫を受け取ってしまう。

「セティーク様。女性たちを怒らないで下さい。だって、セティーク様だって、女性たちの未来まで考えてあげていなかったでしょ。すごく不安な方もいらしたのよ。お互い様ではなくって?男女の話は、難しいですけれど、切り捨てたりしないで、ちゃんと将来の目処がつくまで、お世話してあげて下さいな。男性向けに言うと、良い思いをいっぱいしてきたでしょ、って事、ありますよね?」


「うるさい!!ウチに来るなと!!言ったはずだ!男爵の娘ふぜいが!」

湯気が立つほど怒っている。


「あ、あと、その子猫なんですけれど。猫とか犬とかいると、家族が機能してなくても、その子に話しかけてるテイで、間接的に家族と話が出来たりしますから。今、ベルゼウス伯爵家には、必要な子猫ちゃんですわ。可愛いし、和むし。」

「なっ、なっ!持って帰れ!!」


一歩下がって、絶対に子猫を受け取らないファフニールである。


「セティーク様、あのですね。」

「話しかけるな!」

老執事ラムダは、しれっと子猫を受け取らない。


「今が、ベルゼウス伯爵家の3人が、家族として、お互いに少しでも関わっていけるかどうかの、分岐点なのだと思うんです。……レッキス様は、ペルーシュ様は、セティーク様の事を、きっとご家族だと思ってらっしゃらないと思うの。だって、夫婦でも、親子でも、嫌な事をする人は、嫌な人ですもの。関わらない、という事は、これからどんどん、離れていくという事ですわね。……面倒を見てくれる女性は、誰もいない、一緒に生きてくれる人は、誰もいないのにですわよ。」

「なっ……!?」


「最後の機会を、どうか、逃してしまわないで。私を婚約者に、って、嫌なのかもしれないですけど、親らしい事を、ペルーシュ様の気持ちに添った事を、できる最後の機会なのですわ。私も得しますけど、別に、ベルゼウス伯爵家からレッキス様とペルーシュ様をもらっていっちゃう事もできます。私にとって、どうしてもの事ではないの。意地になって、1人ぼっちで、生きていくか。それとも、ぎこちないけれど、家族として、関わる機会を何とか掴むか。選ぶのはセティーク様で、そして、私たちでもありますよ。時間は流れていきますわ。とっても厳しいわ。でも、まだ、望みはあるの。」


言いたい事を言って、子猫を受け取って、ファフニールはベルゼウス邸に入っていった。子猫をレッキスとペルーシュに紹介するためである。


怒って怒って、そして怒りすぎて無言になったセティークは、その足で囲っている女性たちの家を回って。

覚悟のついている、割と何年も一緒にやってきた女性たちに諭されて、がっくりと、あんぐりと、口を開けて、威勢を無くして、そして、執務室でぐったり考え込んで頭を落として。


「セティーク様。観念のしどころでございます。」


ラムダ老執事にも、諭されたのだった。





馬車の中、レッキスは、ふにゃんと眉を下げて、綺麗なファフニールを見た。


「ごめんなさい、レッキス様。」

「……何故、君が謝るの?」

レッキスの心は散り散りしている。どう考えたら。父の事を。これから……これから?


ファフニールは、もじもじと指先を弄る。

「レッキス様の今までの気持ちを思えば、セティーク様の事は、許せないでしょう。私が勝手に、家族になる最後の機会だなんて言って、ごめんなさい。許さなくても良いの。関わらなくても良いの。……でも、セティーク様に、頼れる家族もなくて心細いと思ってしまう気持ち、レッキス様の放り投げられた気持ち、分かって欲しかった。私、少し怒ってるのかも。」


レッキスは。

向かい合わせの馬車の座席から、グイッとファフニールを引き寄せて。

チュッ、と柔らかな頬に口付けた。


「何て事を!」

同乗したベテラン侍女が、主に化粧がはげる事に慄いて叫んだけれど。

レッキスの熱い胸はドクドクと打ち、不安定な姿勢でも、ファフニールを抱きしめる事でしか、どうにもならなかったのだ。


ファフニールは無言で。

レッキスも無言で。

抱きしめあって、気持ちを分け合った。

侍女が我慢できずに、2人の合わせた胸を、肩をもって引き剥がして、お説教するまで。

2人はニヨニヨとほほ、しながら怒られて、そのうちにリルケ男爵家へと馬車が着いたのだった。


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