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王子様を放送します  作者: 竹 美津
本編

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327/692

プレオープン、特別展



「大人団体チケット10人以上を11枚と、子供チケット8枚、お願いします〜。」


大人は、1.竜樹に、2.護衛のマルサ王弟と 3.ルディ 4.と5. と6.と7.他4名護衛、8.カメラのミラン、9.お助け侍従のタカラ、 10.エルフのリュミエール王様に 11.ヴェルテュー妃、である。護衛は他にも、事前に配置されているので、美術館の正規の警備員のおっちゃんは、物々しさに緊張して、入場時竜樹達に固く礼をしていた。

尚、ニュース隊のスーリール達は、テレビ局の経費となるから、別会計である。

そして子供は1.オランネージュ王子、 2.ネクター王子、 3.ニリヤ王子、 4.狼耳尻尾もふもふのアルディ王子、 5.エルフのロテュス王子、 6.黒髪エルフでロテュス王子の弟エクラ王子、 7.そのまた弟カリス王子、 8.妹かな?ウィエ王女 である。


竜樹がのんびりした調子でチケットを購入する為、窓口に話しかける。

はーい、と返事をする、窓口の熟したお姉さん、シエル夫人。美術館のキュレーター、グラン公爵家のしがない三男、ボンの母である。今日は嬉しそうに、特別に窓口業務に入ってくれた。

グラン公爵家は、美術好きの一家。

ボンが開いた、小さなお試し美術館は、明日から新しい特別展を開催する。


『神秘なるエルフーーー歴史と絵画に残る平和への努力展』


今日は貸し切りで、プレオープン。チケットをわざわざ買ったのは、雰囲気も味だから、もあるし。チケットの印刷がフルカラーで、日付も判で押されて。絵柄はエルフのご先祖様がピカリっと魔法を、暗雲立ち込める戦の国々に放つ寸前の、緊迫感ある瞬間で、エルフがとても清廉として綺麗なーーいかにも訪れた記念になりそうなチケットだから、でもある。

はいは〜い、とそれぞれに渡せば。

「きれいね、エルフ!」

「魔法が、ばば〜ん!!!って感じ!」

照れくさそうなエルフ王達も、子供も大人も、フワッとウキウキ。

「日記に貼ると記念になるよ〜。」

ニコニコ、は〜い!と良いお返事である。

本日は、短くてすみません(_ _).。o○

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