屋台のおひる
今日は短いのです。
すみません。
「おいしいね、おにく。」
串焼きを頬張りながら、ニリヤがもぐもぐと口を動かしている。野菜とお肉の炒め物のお皿にフォークを入れて、竜樹もうまうまと食事中。
本部に戻って、敷かれた布の上で、広げられた屋台や一般ブースで売っていたお惣菜のご飯。オランネージュに、休憩中のネクターとサンも加わり、ジェム達子供記者と、アルディ王子、ニリヤ達子供報道員とスーリール達、ラフィネと小ちゃい子たち。カメラのミランは今も食事の様子を撮影しているし、マルサや王子達の護衛は、遠巻きに守ってくれている。
教会の屋台で買った、たい焼きもある。たくさんの小ぶりなサカナ形に、様々な餡が入ったものには、入った餡の絵柄が小さく焼印されている。杏入り餡はあんずの実の形。胡麻は粒々、白餡は、丸の形など。
子供達は、甘いものからしょっぱいものまで、沢山並べられた食べ物に、キャイキャイしながら食事している。時々竜樹に、お野菜もお食べ、パンもお食べと、口の中に入れさせられながら。




