50.番外編 ネタバレ上等、聖女様による小ネタ解説
最初に言っておくわ。
今回は小ネタの解説回。書籍だったら○巻じゃなくて○.5巻になる回よ。
幕間に入ってるから予想できると思うけど、ストーリーは進まない。
なんでこんな愚挙に出たかというと、第三章が終わったというのに、一息つける状況じゃないからよ。
第二章は、私が当面の問題を片付けて、一息つけるところで終わったわ。
だから、間章で日常っぽい話をできたわけ。
でも、今の状況じゃ、それは無理。
のほほ~んと日常やる前に、進めなきゃいけないストーリーがある。
シャルラの正式任用とか、最後に寄った街にまつわる話とかね。
そして一番痛いのが、帝国の状況がわからないこと。
帝国は聖国と同盟中。そして今は戦争中。
観光地にGo To トラベルしてる間に、帝国が攻めてこない保証がないわけ。
そこで、最初っからネタで始まった1話から、前回49話までを○.5巻っぽく解説しちゃおうと、そーゆー話よ。
なので、ここから読み始めた人には、思いっきりネタバレになる可能性大です!
ちゃんと警告したからね!
まず、本作のコンセプトから。
キーワードにある通り、本作は「ダイ大」と略されることが多い漫画をリスペクトしてるわ。
それで、アニメの放送開始からネタを考え始めて、少し遅れて連載が始まったの。
内容は、薄い本的なものじゃない。
漫画に出てきた技やセリフ、名場面なんかをアレンジして、全然違う世界の物語になってる。
なので、時には見え見えで、時には原形をとどめない形で、作中にネタとして入ってる。
作者はそーゆーのが好きだからね~。
一部は後書きに出てるけど、それ以外にもあるわ。ダイ大以外のネタも含めて、拾っておくわね。
第一章(1~13話)
1話。
サブタイに「仮免」と入ってるわ。
これは、ダイ大の主人公が仮免――修行を全部終えてない状態――で冒険に出たところからきてるの。
前書きは、聖闘士と竜の騎士の合わせ技よ。
で、冒頭は有名な「あ、ありのまま……」ね。
後書きにある千花裂孔拳と毛枯破細拳は、閃華裂光拳と猛虎破砕拳の当て字よ。それだけだと能がないから、効果は逆になってるわ。
2話。
竜の名前は、漢字とカタカナ(長音記号を除く)を続けて読むと、人名(キャラ名)になってるわ。
全部知ってたら、私と同じレベルのムー脳かも?
10話。
ラーミアスの小火球が大火球級なのは、大魔王の〇ラがメ〇ゾーマ級だったアレよ。
これをやりたかったから、基本的な魔法は小○○、○○、大○○になってるの。
11話。
サブタイはプリティでキュアなアニメ(少し前)から持ってきてるわ。
天帝の龍撃は、カイザーフェニックスを意識した名前よ。
第一章は地味よ。ゲームで例えるなら、アリ〇ハンで6時間、棍棒でレベル上げてるようなものだからね~。
第二章(16~30話)
16話。
私の家族が登場。
名前は砂漠の国の古い神様から流用してるわ。
17話。
ハリケーンデストーションは、後書きにある通りよ。
技の効果はアレンジした技名に合うように変えてあるわ。
18話。
前話の後書き通り、私が初めて暴風捻殺撃を使った回ね。
漢字は技名に合う物を並べました。
20話。
サブタイからして有名時代劇ネタよ。
作者は朝型の生活してるから、早朝に放送してるのをたいてい見てるわ。
件の時間はシリーズで数分違うようね。
24話。
雫が読んでたゲームが原作の漫画は、ズバリ、ダイ大です。
鳳翼天翔のルビに使ったフェニックスウィングは、ダイ大だと大魔王の防御技。物理攻撃と魔法攻撃の両方に対応可能な超高速の掌撃よ。
26話。
地の文の「説明してやる義務も義理もない」は、死神のセリフ「大魔王を助ける義理はあっても義務はない」から持ってきてるわ。
28話。
私が街の外に出たときに見た噴き上げる闘気の大波は、大魔王の災厄の壁がモデルよ。
ダイ大では同質の闘気を噴き上げて、それをスカしてたわ。
同じことをしたら街がヤバいから、私は謎空間に送り込みました。
29話。
冒頭のシーンは、竜騎将が獣王の斧を首で受けた場面。
戦闘は超金属の女王vs元僧侶戦士の武闘家ね。
両方とも、攻めと受けがダイ大の逆になってるわ。
第二章に出てきた地名や人名は、美少女戦士のアニメ(前世紀版)から流用してるのが多いわ。
第三章(33~48話)
35話。
地の文の「預言者の言葉は神の言葉。それは、すべてに優先する」は、「大魔王様のお言葉は、すべてに優先する」から持ってきてるそうよ。
36話。
サブタイはドラマ化もされた名作漫画から持ってきてます。
ダイ大には、ゴールドフェザーとシルバーフェザーというアイテムがあったわ。
それにあやかって出したのが、完治の羽とリカの羽よ。
既製石の元ネタは、輝聖石(アバンのしるしの材料)です。
39話。
ダイ大には、後の大魔導士が怒りに任せて一人で敵を深追いする場面があった。
地の文の「あ、後に大魔導士を名乗った魔法使い君みたいに、カッとなって一人で来てるわけじゃない」は、それを指してるわ。
40話。
天翔十字砲は、当初の予定じゃ「斬る」闘気を使ったア〇ンストラッシュX的な技になる予定だったの。
でも、ここまでに私が「斬る」系の闘気技を覚える流れにならなかったから、こういう技になったのよ。
42話。
シャルラが使う討魔滅裁刃の元ネタは、闘魔滅砕陣。
地面に暗黒闘気を蜘蛛の巣状に張り巡らせ、敵全員を縛り付けて動けなくする技よ。
43話。
地の文の「全員まとめて、ふるいにかけさせてもらうわ!」は、超金属の親衛騎団が造船所を襲った時のセリフから。
ブラックディスクレイドはブラッディースクライドのアレンジよ。全然違う攻撃になっちゃったけどね(笑)
44話。
デーモンロードがデーモンの死骸から鎧を作ったのは、超魔ゾンビが元ネタよ。
ただ死肉を纏うだけだとまんまになるから、鎧と肉の二段構えになったの。
鎧の段階は鎧武装氷炎将軍ってところね。
45話。
地の文の「力が不明な強敵と戦う時は、最初から決め技を使った方がいい」は、真の姿になった大魔王と対峙した勇者のモノローグの変形よ。
デーモンロードはフレッシュバリアを纏って超魔ゾンビ化(笑)
戦う方の身になってほしかったわ。
漆黒円刃襲がようやく登場。作者が活動報告でやらかしたからね~。
デーモンロードの聖王十字剣は、星皇十字剣のアレンジ。ダイ大の超魔ゾンビは、この技で倒されました。
46話。
デーモンロードの弱点を私に見せるため、玉砕覚悟で攻撃に出たエスメロウドとシャルラ。
このパートは、大魔王の天地魔闘の構えを破るヒントを見せるため、玉砕覚悟で飛び込んだ陸戦騎と超金属の兵士がモデルよ。
原形は残ってないほどアレンジされてるけどね。
止めをさした一点集中攻撃は、元々は回転式拳銃で使う技よ。
48話。
ダイ大の世界には、カールの守りという身代わりアイテムがあった。自己犠牲呪文で散ったと思われてた元勇者は、そのアイテムで一命をとりとめてたわ。
聖ウフノーの護符は、そんなアイテム。戦闘不能になることで、死亡を免れるの。
第三章に出てきた地名や人名は、セフィロトから流用してるのが多いわ。
最後に、34話のサブタイにある0話について。
0話というのは、連載開始の前日に、作者が活動報告に載せたSSのことよ。
10話の後書きにURLを書いたけど、読んでくれた人はいるのかしら?
今回も書いておくから、興味があったら読んでみてね。
そうそう、SSを書いたときは、私が第一章で竜と戦うことしか決まってなかったの。
それで連載始めちゃうんだから、作者はたいがい無謀よね~。
なので、今読み返すと一部マズい記述が(笑)
なので、0話は連載が完結した後、手直しして投稿するそうよ。
今のペースじゃ春先になるかもだけど、気長に待っててもらえると嬉しいかな(笑)
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
本文中に書いた、0話が載ってる活動報告のURLです。
【活動再開予告】ダイ大のアニメが始まったので【近日投稿予定】
https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/1472467/blogkey/2666039/
お知らせ
第四章の開始は、遅れる可能性が高いです。
予定が立ち次第、あらすじの最後に書いておきます。




