表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
50/53

50.番外編 ネタバレ上等、聖女様による小ネタ解説

 最初に言っておくわ。

 今回は小ネタの解説回。書籍だったら○巻じゃなくて○.5巻になる回よ。


 幕間に入ってるから予想できると思うけど、ストーリーは進まない。


 なんでこんな愚挙に出たかというと、第三章が終わったというのに、一息つける状況じゃないからよ。

 第二章は、私が当面の問題を片付けて、一息つけるところで終わったわ。

 だから、間章で日常っぽい話をできたわけ。


 でも、今の状況じゃ、それは無理。

 のほほ~んと日常やる前に、進めなきゃいけないストーリーがある。

 シャルラの正式任用とか、最後に寄った街にまつわる話とかね。

 そして一番痛いのが、帝国の状況がわからないこと。

 帝国は聖国と同盟中。そして今は戦争中。

 観光地にGo To トラベルしてる間に、帝国が攻めてこない保証がないわけ。


 そこで、最初っからネタで始まった1話から、前回49話までを○.5巻っぽく解説しちゃおうと、そーゆー話よ。

 なので、ここから読み始めた人には、思いっきりネタバレになる可能性大です!

 ちゃんと警告したからね!


 まず、本作のコンセプトから。

 キーワードにある通り、本作は「ダイ大」と略されることが多い漫画をリスペクトしてるわ。

 それで、アニメの放送開始からネタを考え始めて、少し遅れて連載が始まったの。

 内容は、薄い本的なものじゃない。

 漫画に出てきた技やセリフ、名場面なんかをアレンジして、全然違う世界の物語になってる。

 なので、時には見え見えで、時には原形をとどめない形で、作中にネタとして入ってる。

 作者はそーゆーのが好きだからね~。

 一部は後書きに出てるけど、それ以外にもあるわ。ダイ大以外のネタも含めて、拾っておくわね。



 第一章(1~13話)

 1話。

 サブタイに「仮免」と入ってるわ。

 これは、ダイ大の主人公が仮免――修行を全部終えてない状態――で冒険に出たところからきてるの。

 前書きは、聖闘士とドラゴンの騎士の合わせ技よ。

 で、冒頭は有名な「あ、ありのまま……」ね。

 後書きにある千花裂孔拳せんかれっこうけん毛枯破細拳もうこはさいけんは、閃華裂光拳と猛虎破砕拳の当て字よ。それだけだと能がないから、効果は逆になってるわ。


 2話。

 竜の名前は、漢字とカタカナ(長音記号を除く)を続けて読むと、人名(キャラ名)になってるわ。

 全部知ってたら、私と同じレベルのムー脳かも?


 10話。

 ラーミアスの小火球モスボ大火球モスボルク級なのは、大魔王の〇ラがメ〇ゾーマ級だったアレよ。

 これをやりたかったから、基本的な魔法は小○○、○○、大○○になってるの。


 11話。

 サブタイはプリティでキュアなアニメ(少し前)から持ってきてるわ。

 天帝の龍撃(インペラトルドラコ)は、カイザーフェニックスだいまおうのめらぞーまを意識した名前よ。


 第一章は地味よ。ゲームで例えるなら、アリ〇ハンで6時間、棍棒こんぼうでレベル上げてるようなものだからね~。



 第二章(16~30話)

 16話。

 私の家族が登場。

 名前は砂漠の国の古い神様から流用してるわ。


 17話。

 ハリケーンデストーションは、後書きにある通りよ。

 技の効果はアレンジした技名に合うように変えてあるわ。


 18話。

 前話の後書き通り、私が初めて暴風捻殺撃ハリケーンデストーションを使った回ね。

 漢字は技名ルビに合う物を並べました。


 20話。

 サブタイからして有名時代劇ネタよ。

 作者は朝型の生活してるから、早朝に放送してるのをたいてい見てるわ。

 件の時間はシリーズで数分違うようね。


 24話。

 しずくが読んでたゲームが原作の漫画は、ズバリ、ダイ大です。

 鳳翼天翔のルビに使ったフェニックスウィングは、ダイ大だと大魔王の防御技。物理攻撃と魔法攻撃の両方に対応可能な超高速の掌撃よ。


 26話。

 地の文の「説明してやる義務も義理もない」は、死神キルバーンのセリフ「大魔王を助ける義理はあっても義務はない」から持ってきてるわ。


 28話。

 私が街の外に出たときに見た噴き上げる闘気の大波は、大魔王の災厄の壁(カラミティウォール)がモデルよ。

 ダイ大では同質の闘気を噴き上げて、それをスカしてたわ。

 同じことをしたら街がヤバいから、私は謎空間に送り込みました。


 29話。

 冒頭のシーンは、竜騎将バラン獣王クロコダインの斧を首で受けた場面。

 戦闘は超金属の女王(アルビナス)vs元僧侶戦士の武闘家(マァム)ね。

 両方とも、攻めと受けがダイ大の逆になってるわ。


 第二章に出てきた地名や人名は、美少女戦士のアニメ(前世紀版)から流用してるのが多いわ。



 第三章(33~48話)

 35話。

 地の文の「預言者の言葉は神の言葉。それは、すべてに優先する」は、「大魔王様のお言葉は、すべてに優先する」から持ってきてるそうよ。


 36話。

 サブタイはドラマ化もされた名作漫画から持ってきてます。

 ダイ大には、ゴールドフェザーとシルバーフェザーというアイテムがあったわ。

 それにあやかって出したのが、完治カンチの羽とリカの羽よ。

 既製石きせいせきの元ネタは、輝聖石きせいせき(アバンのしるしの材料)です。


 39話。

 ダイ大には、後の大魔導士(ポップ)が怒りに任せて一人で敵を深追いする場面があった。

 地の文の「あ、後に大魔導士を名乗った魔法使い君みたいに、カッとなって一人で来てるわけじゃない」は、それを指してるわ。


 40話。

 天翔十字砲フェニックスクロスは、当初の予定じゃ「斬る」闘気を使ったア〇ンストラッシュX(クロス)的な技になる予定だったの。

 でも、ここまでに私が「斬る」系の闘気技を覚える流れにならなかったから、こういう技になったのよ。


 42話。

 シャルラが使う討魔滅裁刃とうまめっさいじんの元ネタは、闘魔滅砕陣とうまめっさいじん

 地面に暗黒闘気を蜘蛛の巣状に張り巡らせ、敵全員を縛り付けて動けなくする技よ。


 43話。

 地の文の「全員まとめて、ふるいにかけさせてもらうわ!」は、超金属の親衛騎団が造船所を襲った時のセリフから。

 ブラックディスクレイドはブラッディースクライドのアレンジよ。全然違う攻撃になっちゃったけどね(笑)


 44話。

 デーモンロードがデーモンの死骸から鎧を作ったのは、超魔ゾンビが元ネタよ。

 ただ死肉をまとうだけだとまんまになるから、鎧と肉の二段構えになったの。

 鎧の段階は鎧武装アーマード氷炎将軍フレイザードってところね。


 45話。

 地の文の「力が不明な強敵と戦う時は、最初から決め技を使った方がいい」は、真の姿になった大魔王と対峙した勇者ダイのモノローグの変形よ。

 デーモンロードはフレッシュバリアを纏って超魔ゾンビ化(笑)

 戦う方の身になってほしかったわ。

 漆黒円刃襲ブラックディスクレイドがようやく登場。作者が活動報告でやらかしたからね~。

 デーモンロードの聖王十字剣は、星皇十字剣のアレンジ。ダイ大の超魔ゾンビは、この技で倒されました。


 46話。

 デーモンロードの弱点を私に見せるため、玉砕覚悟で攻撃に出たエスメロウドとシャルラ。

 このパートは、大魔王の天地魔闘の構えを破るヒントを見せるため、玉砕覚悟で飛び込んだ陸戦騎ラーハルト超金属の兵士(ヒム)がモデルよ。

 原形は残ってないほどアレンジされてるけどね。

 止めをさした一点集中攻撃スポットバーストショットは、元々は回転式拳銃リボルバーで使う技よ。


 48話。

 ダイ大の世界には、カールの守りという身代わりアイテムがあった。自己犠牲呪文メガンテで散ったと思われてた元勇者アバンは、そのアイテムで一命をとりとめてたわ。

 聖ウフノーの護符は、そんなアイテム。戦闘不能セントウフノーになることで、死亡を免れるの。


 第三章に出てきた地名や人名は、セフィロトから流用してるのが多いわ。



 最後に、34話のサブタイにある0話について。

 0話というのは、連載開始の前日に、作者が活動報告に載せたSSのことよ。

 10話の後書きにURLを書いたけど、読んでくれた人はいるのかしら?

 今回も書いておくから、興味があったら読んでみてね。


 そうそう、SSを書いたときは、私が第一章で竜と戦うことしか決まってなかったの。

 それで連載始めちゃうんだから、作者はたいがい無謀よね~。

 なので、今読み返すと一部マズい記述が(笑)

 なので、0話は連載が完結した後、手直しして投稿するそうよ。

 今のペースじゃ春先になるかもだけど、気長に待っててもらえると嬉しいかな(笑)

 ここまでお読みいただき、ありがとうございます。


 本文中に書いた、0話が載ってる活動報告のURLです。

【活動再開予告】ダイ大のアニメが始まったので【近日投稿予定】

https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/1472467/blogkey/2666039/


 お知らせ

 第四章の開始は、遅れる可能性が高いです。

 予定が立ち次第、あらすじの最後に書いておきます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ