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実録…荻窪の武芸

その怪しい人影は…三木さんだった。


三木さん

「あなたは…本当に不思議な若者です⤴こんな展開を誰が想像出来ますか!?」


青年おやっさん

「めっそうもないです⤴すべては中島さんの人徳だと想っております!」


二人で大広間に戻ると⤴なにやら宴が始まっていた⤴


荻窪の親分

「若頭!お前の武芸披露して貰えるか!」


んんんんんんん…?武芸?????

この世界の武芸って…????一升瓶口に放り込まれるやろか?僕ちゃんに…⤵


若頭

「もう⤴若い衆に用意さしております!では⤴恥ずかしながら披露させていただきます⤴」


若い衆が…妖しく光る日本刀を持ってくる⤵受け取る若頭の眼がヘビのように鋭くなる⤴大広間に孟宗竹が用意されると…若頭は一升瓶から日本酒を口に含むと⤴妖艶な日本刀に吹きかけたのであった!


若い衆が二人で持つ孟宗竹の前に進むと⤴大きくヘビ眼を開いて⤴奇声を発するのであった⤴


ギョエエエエエエエ!!!!!!


上段の構えから⤴一刀両断した妖艶な日本刀が⤴孟宗竹を真っ二つに斬る!


その返し刀で⤴真横に斬る⤴


チョエエエエエエエエ!!!!!!


あかんてぇ〜…そんなん見せられたら⤵

オシッコちびりそうになる青年おやっさん⤵


若頭

「お粗末でした!」


お粗末どころか…チョロ松です僕ちゃん…⤵


荻窪の親分

「その刀捌き⤴今でも健在よのぉ〜!」


若頭

「恐れ入ります!」


昭和任侠の世界を垣間見た青年おやっさんは⤴

こう想った…!


この人達の世界は⤴間違いなく絆だ!そして…親のためなら死も隣り合わせで生きている!

そこまでして生きる原点とは何なんだろう!?


きっと⤴絶対なる信頼と究極の覚悟なんだう!


中島氏

「荻窪の親分さんには、重ね重ねお礼申し上げます!三木⤴後は頼んだぞ!」


三木さん

「はい!名を汚さぬよう精進させていただきます⤴」


中島氏

「では⤴そろそろ行こうか…」


荻窪の親分さん・若頭・若い衆に見送られて、任侠の門を後にする。


中島氏

「恭子!愛!そして太中さん!これから言うことを良く聞いてくれ…!今から大阪に戻って、私の最後の仕事になる桜ノ宮ラブホテルの仕上げに入る⤴太中さん!抜かりはないだろうな!?」


青年おやっさん

「ええ…明後日には全てプレゼンテーションいたします!」


多分…こうなるだろうと思って⤴この東京旅行中も、深夜に最終の詰めをしていました。大方のプランも出来上がっていたので、中島氏にプレゼンする前に⤴恭子さんと愛ちゃんに事前にお披露目しようと考えていました。


羽田からジェットで伊丹空港に帰阪すると、中島氏を入院先の病院に送り届ける。恭子さんと愛ちゃんは…少し疲れたのか⤵それぞれの自宅へと帰っていった!


青年おやっさん

「恭子さん⤴愛ちゃん!明日の午後13:00に日航ホテルのカフェに来ていただけますか?僕の考えたラブホテル構想を、お二人にご報告いたします⤴」


恭子さん・愛ちゃん

「ええ⤴聞かせてください…」


残された僕は日航ホテルに戻り…最上階のBarで、いつもよりドライに作ってもらったマティーニを呑むのだが、覚醒された脳のせいか…何杯呑んでも酔いはやってはこなかった…⤵


ルームリターンすると…ドアの下にメッセージカードが差し込まれていた。メモを開けると…!そこに書かれていたのは…!?


To be continue.


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