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なんで180分も英語の授業が

作者: てとらんの中の人

あれからどれくらいの時間が経ったのだろうか…


とよくある切り出しで、別に今の言葉に意味は無いのだが、初めての小説を書いてみる。ここは教室。

机の上には、何故かわからないが50円玉が置いてある。あと、英語の教科書とノートと筆箱。窓から吹いてくる風が普通に寒い。


まあ僕は窓際の席だから、この窓の主導権は僕が握っているのであって、閉めようと思えば閉めることだって簡単に出来る。しかしそう簡単に、まるで英単語の小テストのように、そう簡単にはいかないのだ。


なぜなら、窓に一番近いのは僕なのであって、一番風を受けるのも僕だからだ。つまり、僕を平均として捉えるわけにはいかないのであって、窓を占めるためには中央の列の人間のの意見を聞かなければいけないのだ。

友達に聞いてみる。


「ちょっと寒くない?」


「別に」


嘘だろ、寒くないのか。待て、しかしこいつのいうことだけを鵜呑みにしてしまって良いのだろうか。隣の席のこいつは、178cmの水泳部でしかも結構なマッチョだ。こいつが平均なわけがない。こんなことをやっているうちに流石にこごえてきたので、僕は10cmほど窓を占めた。

なにぶん小説を書くのは初めてなので、このくらいの長さでいいかと考えたが、よく考えてみるとタイトルと内容があっていなっことに気づく。このままでは窓を閉める少年のお話で終わってしまうではないか。しかしまあ、ここでタイトルを変えてしまっては男が廃るし、ここに英語の授業が180分であることの苦悩を書いても蛇足になってしまうだろう。と、自分に都合のいい解釈をする。まあこれも自分らしくていいだろう。

ここまでまさか読んでくれるとは思わなかった。感想を聞かせてくれると嬉しい。

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