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響草紙  作者: 阪上克利


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音がある時間

 音がある時間。

 そんな時間が良いと思える時と、煩わしいと思える時がある。

 テレビに関してはそれが非常に明白で、基本的にはつけたいと思うことはない。もちろん好きな番組があるときは別だけど、そうじゃなければあまりテレビをつけていたいとは思わないのだ。


 でも……何かの作業をするときは音がほしい。


 独り暮らしだった頃は、人の声が恋しくなったこともある。

 そんな時は基本的にラジオをかけていた。

 やっぱりあまりテレビは好きではない。

 いや、嫌いでもないのだけど、目的もなくテレビを見ているのが嫌なのだ。


 ラジオなら聞きながら他のこともできるので作業をするときにはこれが一番いいと思っている。

 何かの作業をするときには音があると心地いい。

 気持ちがそんなにしんどくない時はラジオをつけながら駄文を書いたりしている。


 でも気持ちがあまり乗っていない時は……

 そういう時……ボクにとって人の声はちょっと耳障りだ。

 だからそういう時は大抵、クラシックを聴いている。


 なんかかっこつけてるなあ……


 でもこれって実は死活問題だったりする。

 ボクの場合、音が耳障りになってきたらかなりメンタルがやられている証拠なのだ。

 だから本当に気持ちがしんどい時には何もつけない。

 音がない世界がいいのだ。


 無音のようで実は耳をすませるといろんな音がする。

 気持ちがしんどい時は何も考えずにそういう音を拾って聞いているだけでなんとなく癒されるような気がするのだ。


 気のせい……じゃないといいのだけど。



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