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響草紙  作者: 阪上克利


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11/12

一病息災とは言うが……

 急に寒くなった……。


 暑いよりは寒い方が過ごしやすいのだけど、それでも急な気温の変化は心身に不調をきたす原因になる。

 自律神経が狂うからメンタルにも良い影響はないし、何よりも急激な気温の変化に身体がついていかずに風邪を引いてしまったりすることも少なくはない。

 若い頃は風邪を引くなんてことはなかった。

 暑かろうが寒かろうが常に調子は良かった。


 ただここ数年はダメだ。


 何かあるとすぐに熱が出たりしてしまう。

 そもそも朝、腰が痛くて目が覚める。

 調子がいいと思うことの方が少なくなってきた。


 特に寒くなってボクを悩ませるのが咳である。

 この咳。

 実はこれだけは若い頃からずっとあった。

 咳が酷くて息苦しいということが頻繁に起きていたので病院を何度も受診したのだけど……

 結局、原因は分からず終い。咳止めを飲んで1ヶ月ほど我慢すれば自然に収まるので、それを待つしかないという状況で何年も過ごしていた。


『喘息ですね』


 受診したボクに先生はそう言いきった。

 今年の夏、咳が続いたから病院に行ったのだ。あまりに咳が出ていると原因は感染症であることも否めない。自分が苦しいのはまあいいとしても周りに迷惑をかけてはいけない。そんな気持ちから受診したのである。

 しかし結果は感染症でもなく『喘息』

 結局、何年も原因が分からなかったのは『喘息』だったんかい!

 喘息の薬でもある吸入器を処方されると咳は面白いように収まった。

 やはり何か身体に不調をきたしたならきちんと病院に行くべきなのだろう。


 実は今年に入って血圧が高いことが判明したボクは、毎月病院通いしている。『喘息』の診断を下してくれたのもそこ主治医の先生だ。


 ただ、ボクは基本的には病院には行きたくないのだ。


 仕事では『それは主治医の先生に診てもらった方がいいですよ』と高齢者に勧めることの多いケアマネジャーという仕事をしているボクだが、自分は病院嫌いというのはいささか面白いなと我ながら思う。

 『医者の不養生』を地で行っていたボクだけど、子供や妻のためにも今死ぬわけにもいかないのでちゃんと病院に行くことにしたのだ。


 検査の結果……

 狭心症と糖尿病が発見された……。夜中に胸が苦しくなることが何度かあったから狭心症に関してはなんとなくあるかなあ……とは思っていた。

 糖尿病はねえ……

 まあ、基本的に大食だしねえ……


 一病息災とは言うが、こんなに病気を抱えていればそれなりに健康に留意した生活をするしかない。


 歳をとったものだ。

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