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響草紙  作者: 阪上克利


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10/12

ボクのドラクエ日記②

 仕事は無理をしないのだけど遊びに関しては多少無理する。

 それがボクの若い時からのライフスタイルだったりするのだけど、いい加減、歳を重ねていくうちに多少の無理も利かなくなってきた。

 でも、仕事が終わって夜になってからが自分の時間にもかかわらず、すぐに眠ってしまうのはやはりもったいない。


 そう思うのはそれなりに心が健康なのだろう。


 まあ、しんどいと思う時もあるけど、まだ好きなことへの情熱はなくなっていないからボクは大丈夫なのだろう。

 それでも今日はあまり無理しないようにしたい。


 昨日はサマンオサの偽の王様を暴いてボストロールを倒した。

 本当のストーリーは次に何をするのか……実は分かっていなかったりするがとにかくオーブを探せばよいのだろう。幽霊船に乗り込んで『あいのおもいで』を取得し、オリビアの岬へ……。

 おお。

 離れ離れになって死んでしまった恋人がここで再会できるのか。

 感動やなあ。


 次に行ったのが『ほこらの牢獄』

 なんだか気味の悪いところだったのだけど、ここで勇者の父の話が見えてくる。

 てゆうか……オルテガってやっぱり強いんやな。

 そういえば彼も勇者の血統なんだもんね。


 そしてオルテガの盟友サイモンの魂と出会う。


 てゆうか……サイモンってどっかで聞いたことのある名前だと思ったらサマンオサの英雄で偽の王様に国外追放されたんだっけ?

 なになに……ガイアのつるぎをネクロゴンドの火山に投げるのか。

 よし!

 分かった!

 やってやろうじゃないの。

 サイモン、あんたの無念はボクが晴らすよ。


 ネクロゴンドの山頂までは特に何もなく行けた。

 よしよし。いいぞ。

 では早速、火山にガイアのつるぎを投げるかな……

 もういい加減、眠くなってきたし、このイベントが終わったらさすがに寝よう。


 そう思っていた矢先の出来事だった。

 目の前にモンスターが現れたのは……。


 いや。

 眠いし……。

 もうそういうの良いって。

 ちなみに勇者のレベルはこの時点でレベル38。

 レヴナントというモンスター討伐の推奨レベルはレベル30。


 楽勝でしたね。

 眠くてちょっといらっとしたので大人げなくギガデイン使っちゃった。


 もう無理は利かない。

 勇者は強くなっても、ボク自身は弱いまま……否、年齢を重ねて老いが近寄っているから、少しずつ弱くなっているのだ。

 さっさと宿屋で眠ることにしよう。


 明日も仕事だ。

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