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隣の席の美少女だけ、俺の“無自覚最強”を知っている  作者: ITIRiN
恋と執念のラストスパート ― 体育祭決戦編 ―

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272【明】快進撃の秘密――答えは今、出た

しかし、そんな時間も――実況の子による、


『とっ、ここまでが簡単な振り返りでした。

ということで、ここからは皆さんが一番疑問に思っているであろう、なぜ一ノ瀬君に抜かされた選手は全員、その直後にバランスを崩して転倒。

加えて、ドクターストップによる強制途中棄権を言い渡されているのか。

その理由について、解説していきたいと思います』


という言葉が聞こえてきた瞬間、皆の注目が一斉に、大型モニターに映る彼女へと向けられた。


まあ、未だに怒りの収まらないひっしーと、それを宥めている美咲ちゃん。

当たり前のことながら彩乃ちゃんという例外もいるが――そんな三人の異質さなど、誰も気にしていないこの状況。


それだけ、これから語られる“真実”に、みんなが強い興味を持っているということなんだろう。


私?

さっきも言ったけれど――一瞬の隙も見逃さないよう、全集中で。

そして、次の一手を打つのに最高の瞬間を、手元のタブレットを見ながら、じっと待ち続けていたに決まってるでしょ。


そう、待ち続けていた……よ♪


そう、私が心の中で呟いたのと同時に。

実況の子が、例のシューズに関する解説を始めようとした、その瞬間――


事態は、私の想像通りのタイミングで動き出した。


そして、その瞬間をしっかりと見逃さなかった彼女は、予定していた解説など二の次に、素早くそちらへと実況の舵を切る。


『ッ⁉

おおっと、ここで先頭を走っていた○○選手ですが――

自分のすぐ後ろを、ピッタリとくっ付いて走り続けている一ノ瀬君からのプレッシャーに耐えかねたのか、スピードを上げようとしましたが……


その瞬間、足がもつれたことにより、転倒は免れたものの、大きくバランスを崩してしまいました‼

ついにここで、彼の足にも“強すぎる力の代償”が訪れたようです!


そして、その瞬間を――まるで今か今かと待ち続けていたかのような、完璧なタイミングで。

一ノ瀬君が○○選手を抜き去り、ついにお互いの順位が入れ替わりました‼』

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