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隣の席の美少女だけ、俺の“無自覚最強”を知っている  作者: ITIRiN
恋と執念のラストスパート ― 体育祭決戦編 ―

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269【明】快進撃の秘密――忘れていること

またあるところでは、あれって結構高いらしいから、そう簡単にホイホイ買える物ではないでしょ――と、庶民的な意見が聞こえる反面。


流石は私立高校。たかだか3万くらいだったら、バイトをしていなくても余裕で買えるでしょ。それすら買えないって、どんだけあいつの家は貧乏なんだよ――といった、金銭感覚のズレた声が聞こえてきたりする。


兎に角、よーくんのことを貶す発言が、そこら中から聞こえてくる。


まあ、つい先ほど起こったばかりのゾーンの件と同様、そういった声ばかりが耳に入る、というわけではないのだが……。


(どうせ、また本当のことを知ったら、華麗な手の平返しを見せてくれるんだろうけれど……こういう人達って、何度も同じ過ちを犯しておいて、恥ずかしいとか思わないのかな?)


あまりにも腹立たしい発言が多く、一人、心の中でそう愚痴りながら、ぐっと我慢していたのも束の間のこと。


これらの発言は、しっかりと実況席まで届いていたらしく――

私や彩乃ちゃん……いつの間にそこまでの仲になったのかは知らないが、美咲ちゃんをはじめとする、よーくんのことを純粋に応援している人達を代表して、といった感じで。


『別に一ノ瀬君のことを、高みから寄ってたかって馬鹿にするのはご自由ですけれど――皆さん、何かお忘れではありませんか?』


「「「「「……………………」」」」」


先程までの悪口大会は、どこへやら。


たった一言。

釘を刺すような言葉を向けられただけで、この有様とは――

『赤信号、みんなで渡れば怖くない』とは、よく言ったものである。

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