表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
隣の席の美少女だけ、俺の“無自覚最強”を知っている  作者: ITIRiN
中間地点の赤い糸

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

222/275

219【彩】その頃、彩乃は

(ちょっ……今の見た? 見たよね⁉ 見た‼

理由はどうあれ、私のひーくんに後ろから抱き留められるだけじゃなく、口まで塞がれて満更でもなさそうって……あれ普通に犯罪なんですけど‼

いやもう逮捕! 逮捕! 現行犯逮捕‼)


(ていうかここからじゃ二人の表情も見えないし、会話も聞こえないしでイライラする……。

でも私はさっき“ひーくんの手で直接”口を塞がれたし?

ついでに今、美咲が着てるウィンドブレーカーは、私の方がひーくんよりも着てる時間が長いから……全然ひーくんの匂いしないんだよねぇ〜)


そんなふうに心の中でぷんすか怒ってはいるものの――

美咲への対応と私への対応の“差”とか、普段の女避け対策とか……考え始めると、まあ色々複雑ではある。


(でもさ……相手が“私じゃない”女になった瞬間、“俺様ひーくん”の維持ができなくなって、途中から明らかに無理してたよね。

それでもまだ頑張ろうとしてるひーくん……可愛すぎるんだけど♡)


私は、ひーくんに限っては、どれだけ離れていようと――

仕草ひとつ、何気ない動きひとつで心情が分かってしまう。


だからこそ、二人がこっちに向かって歩き始めた瞬間には、もう全部お見通しで。

わざと怒ったフリをしながら、小さく手招きしてみせる。


(ん〜? あれは……完全に“この場から逃げようとしてるいけない子”の顔だねぇ♡)


「………………」


「ひ〜く〜ん〜?

ねぇ、まさかとは思うけど……今、私から逃げようとしたりしてないよねぇ?」


「「――――っ⁉」」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ