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隣の席の美少女だけ、俺の“無自覚最強”を知っている  作者: ITIRiN
新学期、隣から始まる一ヶ月

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14【彩】その頃、彩乃は

石原から順番に自己紹介が回っていき、前から後ろ、隣の列へ……。

それを六回ほど繰り返して、ようやく最後の番になった。


「んじゃあ、最後は一之瀬よろしく」


先生に言われて立ち上がった一之瀬君は、どこか嫌そうな顔をしていた。

私は自然と体を彼の方へ向ける。


「えーと、名前は一之瀬陽太です。得意科目は国語で、ソフトテニス部に所属しています。趣味は読書です。今年一年間よろしくお願いします」


(やっぱり、趣味は読書なんだ。いつも本を読んでるし……でも国語が得意なのに理系? まあ、人それぞれか)


そう考えているうちに、一之瀬君は席へ戻り、そのまま本を読み始めた。


ちなみに、私が彼の方をちゃんと向いて聞いていたのは――別に“男の子として気になるから”じゃない。


普段は朝の会だろうと先生の話だろうと下を向いて本を読んでいるのに。

なぜか自己紹介のときだけはきちんと顔を上げて、その人を見て、終わったら綺麗に拍手をしていたから。


(最初から最後まで崩さなかったの、なんか意外だな)


明らかに聞き流してる人も多い中、ちゃんと向き合っていたのは明日香と一之瀬君。

……無意識のうちに、私はそこにちょっと贔屓目を持っていた。

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