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隣の席の美少女だけ、俺の“無自覚最強”を知っている  作者: ITIRiN
高校二年生編【春】 クラス替え初日、隣の席は美少女でした

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10【彩】その頃、彩乃は

一人で夜ご飯を食べ終えたあと、県外で暮らしているママに久しぶりに電話をかけた。


『そういえば今日から学校だったでしょ。新しいクラスはどうだった?』


「うんとねぇ、前の席の子とすぐ仲良くなれて、一緒にお昼も食べに行ったよ。

それでね、その子が私の隣の男子のことを“よーくん”って呼んでたから、『もしかして好きなの?』って聞いたの。そしたらただ部活でみんなからそう呼ばれてるだけで――そこから恋バナになって、めっちゃ盛り上がった!」


……正直、“女が男子をあだ名で呼んでる=好き”なんて現実じゃまずないって分かってる。

けど、やっぱりちょっとは期待しちゃうんだよねぇ。


『ふ~ん。で、その隣の男の子はどうなの? 彩乃がそんなこと聞いたってことは、イケメン?』


「うーん……お世辞抜きで結構カッコよかったよ。休み時間もずっと本を読んでて真面目そうな雰囲気だったし。

でも……なんか暗いっていうか、無気力っていうか。こっちが仲良くできないんじゃなくて、あっちが仲良くしてくれなさそうな感じ?」


『でも今日友達になった子と、その男の子は仲がいいんでしょ? 案外、仲良くなるまでは時間がかかっても……付き合うのは早いかもよ? ふふ』


「んー……なんとか“友達”までならあるかもだけど、“付き合う”は今のところないかな」


私は誰かのお世話をするのが結構好きだし、将来的には――


「好きな人にいっぱい尽くして、“私がいなきゃ生きていけない!”って思わせたいんだよねぇ!」


(朝ご飯を作って、洗濯して、部屋も掃除して、スケジュールも管理して……ついでに栄養バランスまで完璧にしてあげて……)


……って、ほとんど奥さんみたいじゃん。

(いやでも、実際そうなったら絶対幸せそう……!)


思わず自分で想像して、頬がほんのり熱くなる。

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