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隣の席の美少女だけ、俺の“無自覚最強”を知っている  作者: ITIRiN
高校二年生編【春休み】 涙のお返しは“別れない証拠”

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116【陽】彩乃限定、∞の約束

「………………」


(あれ? いつもなら、私が“はなまる”をあげた時点でホッとした顔して、すぐいつものテンションに戻るのに……。今日は、まだちょっと緊張してる?)


「もしかして……まだ、私にプレゼントがあったりする?」


「彩乃に言われた、“証拠”ってやつが、まだある」


(……まさか、覚えててくれたの?

てっきりプレゼント選びでいっぱいいっぱいになって忘れちゃってると思ってたのに。

ちゃんと覚えてくれてたんだ……。え、もしかして――キスとか!?)


(今日はお昼ご飯のあとにリップ塗り直しただけだから大丈夫だと思うけど……念のためお手洗いで―――)


「一回、そのキーケースを箱から出してもらってもいい?」


「え、あ、うん……?」


少し予想外の言葉に戸惑いながらも、抱きつくのをやめて両手でキーケースを持ち上げる。

けれど――。


(あれ? なんか……ちょっと重い? キーケースにしては妙にずっしりしてる。中に何か入ってるのかな?)


そっと開けてみると、そこには――

四つのフックのうち、三つにすでに鍵がついていた。


「一番左は、実家の鍵でも付けてくれってことで。

で、左から順に……俺の一人暮らしの家の鍵、空き部屋の鍵、あと俺が使ってる部屋の鍵。

それと――これ」


そう言って、ひーくんはキーケースを包んでいた薄紙を丁寧にどけた。

その下から出てきたのは――カードサイズの紙。

そこには、手書きの文字が並んでいて、ラミネートの光がきらりと反射していた。


《彩乃限定:新しいキーケースを買ってあげる券(有効期限・使用回数ともに∞)》


(……うそ。

私のひーくん、凄い勢いで急成長してるんですけど⁉)

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