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隣の席の美少女だけ、俺の“無自覚最強”を知っている  作者: ITIRiN
高校二年生編【春休み】 涙のお返しは“別れない証拠”

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113【彩】不器用な彼からの完璧な贈り物

いつも私と出かけるときは斜めがけのショルダーバッグなのに、今日は珍しくリュックサック。

だから余計に――「中身、何だろう?」って気になっていた。


「これ。……ホワイトデーのお返し」


(あれ、この紙袋……私の好きなブランドだよね? でもひーくんにそんな話したことないし、明日香にも言ってない。……偶然?)


(それに、女性向けのお店にひーくんが一人で入って買ってくれたって考えるだけで……もう十分すぎるんですけど!)


そう思いながら「開けてもいい?」と聞いてみると、ひーくんは緊張しているのか、ちょっとぶっきらぼうに――


「……うん」


(うちの彼氏、かわいい~♡ もうそれだけで大満足! 今すぐギューッてしたい! ……そろそろギューくらいなら、許してくれるかな?)


そんなことを胸の中で叫びながら、丁寧にラッピングを剥がしていく。


(よし、綺麗に剥がせた。さて、中身は……?)


ゆっくり箱を開け、薄紙を両脇にどけると――。

出てきたのは、三つ折りタイプの薄ピンク色のキーケースだった。


(わあ……! ボタン部分が金属で、ブランド名が小さく入ってるだけのシンプルさ。これ、完全に私の好み……でも、これも偶然?)


「参考にできるのが、彩乃がいつも使ってる財布しかなくて。俺の知識も全然ないから、とりあえず一番似てるのを選んだんだけど……やっぱり、もっと違うデザインの方がよかったか?」


「全然そんなことないよ。むしろ予想以上に私好みでびっくりしてるくらい。……もしかして、誰かにアドバイスもらったの?」

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