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隣の席の美少女だけ、俺の“無自覚最強”を知っている  作者: ITIRiN
恋人マネージャー、はじめてのお弁当

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102【陽】彼女お手製のお弁当、はじめての“いただきます”

どうやら今日から彩乃が本当に女子マネになったらしく、俺が練習前に脱いだ長袖のウィンドブレーカーを勝手に羽織って仕事をしていた。

……まあ、いくら暖房が効いてるとはいえ、パーカー一枚じゃ寒いだろうし。気に入ってるなら別に構わないけど。


そんなこんなで午前中の練習が終わり、それぞれがコンビニや購買に向かい始める。

俺は弁当を持ってきている健太を連れて学食へ行こうとした――が。


上着の袖が長すぎて“萌え袖”になった彩乃が、両手で俺の手を掴んで止めてきた。

身長差のせいで自然と上目遣いになってて……。


「ねえひーくん、私たちと一緒に教室でお昼ご飯食べよう?」


(なにこの可愛い子……じゃなくて! 友達から彼女になった彩乃に、どう接すればいいのか分からなくて、無意識に考えないようにしてたわ。危ない危ない)


「じゃあ俺、購買でパンでも買って――」


「ひーくんのお弁当も私が作ってきたの。だから、そんなの食べるくらいならこっちを食べなさい!」


(えぇ……なんか急にうちの彼女が怖くなったんだけど。なにごと⁉)


***


せっかく彩乃が作ってくれた弁当だ。ありがたくいただくことにして、健太を連れて自分たちの教室へ移動する。


ようやく俺と彩乃が付き合ってることに気づいたらしい健太と一緒に机を並べ、『いただきます』。


まずは白ご飯をひと口――。


「いやお前、彼女が作ってくれた弁当なのに、一口目の白米でその感想ってどうなの? なんで今飲んでる味噌汁まで我慢できなかった?」


「そういう恋愛下手なところも含めて、私はひーくんのことが好きなんだから。菱沼は余計なこと言わないで」


(……去年この二人、同じクラスだったらしいけど。それだけでここまで仲良くなるとか、コミュ力高すぎだろ。少しでいいから俺に分けてほしいんだけど)

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