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川の石

作者: 武田道子
掲載日:2023/01/05

川の石



つるつるに丸い大小の石が

水嵩の減った川の中

ゆったりと空を見上げている



何年も何年も

同じ場所で石は

流れ行く雲を

変わる空の色を

星たちの煌めきを

見てきた



いつどこから来たのか

時々考える

深い闇の中

キラキラと光る星を見上げ

もしかしたら

あの星から見れば

自分も同じように

輝いているのだろうか

などと夢を馳せる



川の流れに流されることもなく

角がとれる

まるくまるくそしてまるくやさしくなった

抗うことも

いつの間にか

大切なことではなくなった

学ぶことには時間がかかる

私を丸くしていくものは

時間の流れ、川の流れ

知恵が少しだけ身についていく

生きていれば流れの中で

鍛えられいつか

こんなに丸くなることを

知る


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