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勇者の師匠  作者: 新嶋紀陽
第二章
34/74

17

 キィィイイン! という金属音が当たり一面に鳴り響く。

 音の発生源を見ると、ベルセルクの視界に入ってきたのは、アーヴィンに背後から己の剣を叩きつけるシナンとそのシナンの攻撃を振り向かずに、剣で止めているアーヴィンの姿だった。

 いつ剣を抜いたのか、いつ剣を握ったのか、そもそもいつ動いたのか、恐らくは普通の人間では把握できなかったはずだ。

 振り向かずにシナンの剣を止めているその姿は、悠々とそして余裕を見せている。


「おいおい、いきなり背後から攻撃かよ。ちょっとせこくねぇか?」


 アーヴィンは軽い口調で言う。

 それは、シナンが自分より弱いと認識してのものか、それとも元々こういう性格なのか。正直、ベルセルクには分からない。そもそもこの状況では分からないことが多すぎる。

 しかし、たった一つとても明確で正確で誰でも分かることがあった。

 この男は強いということ。

 アーヴィンの言葉に、シナンは答える。


「魔人相手にせこいも何もありませんっ!」


 それは勇者としてどうなのか、と思わせる発言であったが、しかして戦闘における道理は通っている。戦う者の中には背後からの攻撃は卑怯だと考える者がいる。確かにその通りだ現に、ベルセルクやシナンも本当はそういった攻撃は好きではない。むしろ、嫌いである。

 だがしかし、そんなことを言っていられる状況ではない。目の前にいる男は強敵、いやそれよりもさらに上の実力を持つ男だ。前に戦ったフェンリルという魔人はとてつもなく強かった。ベルセルクと同等、またはそれ以上の力を持っている。結局は倒したのだが、それだって相手の隙をついて、弱点を狙ったまでに過ぎない。あれを正々堂々の勝負とはとてもじゃないが言えないし、言うつもりは毛頭ない。

 そして、このアーヴィンという男はあのフェンリルよりも強い。

 どうしてそんなことが言えるのか。それは、一度手合わせしているからだ。

 魔人の本気を出していない状態で、ベルセルクと同等の力を発揮しているのだ。そして、本気を出している今は、確実にあの時の何倍もの力を出してくるだろう。そんな状況で、卑怯だの汚いだの卑劣だのといって命をみすみす落とす輩は本当の愚か者である。そして、そんな状況なのに正々堂々戦って勝利する者は本当の意味で強者である。

 ベルセルクは強い。それは、彼自身も自覚しているし、シナンやリッドウェイも承知していることだ。

 だが、残念なことに、ベルセルクは今のアーヴィンに戦いに挑んで、勝てる自信があるほど強くはなかった。


「それに、どうせ止められるって分かってましたから」

「ほう……やっぱ、お前も中々やるようだ。存分に俺を楽しませてくれよっ!?」


 ガギンッ、という音と共に、彼らは互いの剣をはじき返し、一時距離をとる。

 間合いを見計らって、先に動いたのは、シナン。

 アーヴィンとの距離を、コンマ数秒で縮める。そして、気づいた時には、アーヴィンの首元目掛けて剣を振り下ろしていた。

 だがしかし。

 それを、アーヴィンという男は、悠々と、余裕で、普通に自らの剣で受け止める。

 その顔に焦りなど微塵もなかった。

 ただただ、嬉しくて楽しくて面白くて仕方がない。

 そういったものしか、今の彼の顔からは感じ取れない。


「いいねいいねっ! いい速さだ。今まで戦った中でも上位だよ、お前の速さ!!」


 その叫びは賞賛か、あるいは自分の相手が見合うものだったための歓喜か。どちらにしても、シナンは褒められた気がしなかった。

 再びシナンの剣を弾き飛ばすアーヴィン。

 やはり、シナンは力押しでは負けてしまう。

 体勢を崩されたシナンはもう一度攻撃をするために、再び体制を立て直そうとする。

 しかし、相手は魔人。そう簡単にはいかない。

 次の瞬間、シナンの眼前に、アーヴィンの顔面があった。


「もらうぜ? その首」

「っ!?」


 アーヴィンはシナンよりも先に体勢を立て直し、同時にその首を狙ってきた。

 やばい、と思ったのも束の間、今度は彼女の首目掛けてアーヴィンのロングソードが放たれる。もはや、彼女には避けることも防ぐことも不可能。そうなった場合の結末はいつも一つ。死だけだ。

 スパン、と。

 アーヴィンの剣が、振り下ろされる。

 誰もがその瞬間、シナンの首が切り落とされたか、空中に飛んだと思った。

 しかし、地面にも空中にもシナンの首はない。

 よく見ると、そこには第三者の姿が。

 ベルセルクである。


「師匠っ!?」

「ったく、世話かけんな」


 などと言いながら、自分の弟子の不手際に呆れるベルセルク。しかし、その顔にはいつもの余裕は全くといっていいほどない。それもそのはず、今のは本当に危なかった。あと少しでも出遅れていれば、シナンは完全に首と体がお別れしていた。

 自らの剣を止めたベルセルクに、アーヴィンもまた驚きを隠せない。


「……おいおい、今のを受け止めるって、マジかよ。今のほぼゼロ距離だぜ? 普通は受け止めるとかもうそんな次元の距離とかじゃかっただろ?」


 口調は唖然とした物言いだったが、顔は違っていた。より正確に言えば、目がとてつもなく笑っている。まるで、わくわくが止められない子供のように。

 ベルセルクは構わず剣を振り払う。甲高い音と共に、アーヴィンの剣は弾かれ、そのまま後ろへと下がる。だが、彼はすぐに攻撃をしかけてきた。それに対して反応したのはベルセルク。

 ベルセルクの剣とアーヴィンの剣が交差する。


「はぁあ!」

「んだらぁ!」


 二人とも声をあげながら、剣と剣をぶつけあう。その度に響く音は、普通の人間がだせるものではなかった。ありえないはずの衝撃音からわかるように、彼らの一撃一撃はとてつもなく大きくて強烈だ。よくもまぁあんな攻撃をしていて、剣が壊れないのが不思議なくらいだ。

 アーヴィンの攻撃は厄介だ。攻撃、速さ、そして耐久性。どれをとっても、ベルセルクと同等……いや、それ以上だ。今、ベルセルクがこうしてまともに戦っていられるのは、アーヴィンが戦いを楽しんでいるからだ。彼が本気を出せば、正直な話、ベルセルクですらも敵わないかもしれない。

 その証拠に、この姿になっていても、あの勝負の時に見せた速さはまだ出していないのだ。

 などと思っていると。

 アーヴィンのロングソードが、ベルセルクの顔面に迫っていた。


「チッ!?」


 余計なことを考えてしまった自分に対し、舌打ちをしながらベルセルクは剣を弾く。直後、返し技のように、今度はアーヴィンの胸元目掛けてベルセルクの『裂破』が放たれる。

 だがしかし、アーヴィンという男は甘くない。

 ベルセルクの『裂破』を予知したのか、アーヴィンは前の戦いの時に見せた速さと動きでベルセルクの裂破を後ろに飛んで避ける。

 目標を無くした『裂破』はそのまま処刑台の地面に激突。

 突然だが、ここで『裂破』について、説明する。

『裂破』はベルセルクの数少ない技のなかで、彼が最も使い、そして好んでいる技だ。その理由は簡単。とても使いやすくて、尚且つ破壊力があるからだ。そんなものを、木片でできた、処刑台にぶつければどうなるか。答えはとても簡単だ。

 崩壊である。

 バキゴギドキバゴッ!? という破壊音と共に、処刑台が崩れていく。

 処刑台の高さはおそよ、十メートル前後。そんな建物が崩れれば、誰しもが驚くのは当然である。


「なっ!?」

「ちょ、ダンナッ!?」


 崩れていく途中、馬鹿な弟子と阿呆な相棒の声が聞こえたが、それを気にしないのがベルセルクである。そして、まだ、処刑台の崩壊をものともせず、そのまま斬りかかるのも、また彼のやり口である。


「ッアアア!!」


 崩れいく処刑台を踏み台にして、彼はアーヴィンに飛びかかる。


「えっ、ちょ、おいっ!?」


 上から飛び込んでくるその姿に驚きながらも、アーヴィンは剣を構える。

 しかし、彼の足場は今やもうすでにない。故に、避ける方法はもはやなく、受け止めるしかなかった。

 そんな彼に対して、ベルセルクが放つものは、もう決まっている。

『裂破』だ。

 凄まじい音と共に、『裂破』をアーヴィンは受け止めた。しかし、足場のない彼には踏ん張ることができない。そして、彼は今空中にいる。これらの状況から、彼が地面に叩き落とされるのは明白であった。

 ドゴンッ!? という音がしたと同時に、アーヴィンが地面に叩きつけられた。そのせいか、彼の周りには土煙が散漫している。

 ベルセルクは難なく着地し、アーヴィンの方を見る。

 手応えはあった。

 しかし、止めは愚か、恐らくそれほどダメージは与えられていないだろう。なにせ、相手は魔人だ。普通の人間とは体の作りが違う。この程度でやられるわけがない。

 すると。


「ちょっと師匠!?」


 突然と、聞きなれた声がベルセルクを呼ぶ。

 振り向いてみると、そこにいたのはシナンである。


「なんだ、シナン。今は大事な時だ。話なら後で聞く」

「そういう問題じゃありませんよ!? なんで突然と唐突にそして急に処刑台を壊すんですか! 危うく死ぬところでしたよ!?」

「んなこと言っても、あいつが避けたのが原因だろうが。っつか、死ぬってのは大げさだろ。骨が折れるか、頭が砕けるかくらいだろうが」

「後者は確実に死んでますよね!? 絶対に死んでますよね!?」


 ぎゃあぎゃあとわめくシナン。確かに、十メートルの高さから頭から落ちれば死ぬかもしれないが、正直な話、シナンやリッドウェイがそんなやわな死に方をするとは思えない。むしろ、心配すべきなのは……。


「そうです、王女レンさんは無事なんですか!?」


 そう、それだ。

 戦闘要員でない王女レンは、あのまま落ちていれば、確かに大怪我をしているかもしれない。最悪の場合、シナンの言うとおり、死んでいるかもしれない。

 しかし、まぁ、それは杞憂に終わる。

 崩れた木片の中から、一人の男がひょっこりと顔を出す。


「っぷは!? あ~死ぬかと思った」


 などと言いつつも、出てきたのは毎度お馴染みリッドウェイ。彼の腕には、何やら荷物らしきもの、いや人間を抱いていた。

 そう、王女レンである。

 どうやら、先ほどの崩壊の時に意識を失ったらしく、今は気絶状態にある。

 そんな彼を抱えて、リッドウェイはベルセルクの前に立つ。


「全く、ダンナ。やるんなら合図なりなんなりしてくださいよ。もうちょっと遅れてたら、危なかったですよ?」

「チッ、お前までんなこと言うな、クソリッドウェイ」

「……ダンナ、なんかちょっとひどくないっすか? っつか、ひどいっすよね?」


 折角、王女レンを助けたというのに、褒め言葉の一つもないとは、やはりリッドウェイはどこまでいってもリッドウェイというわけである。

 などと思っていると、またもや、砕けた木片の下から出てきた 

 誰かと思ったが、その答えはすぐさま帰ってくる。

 そこから出てきたのは、ジャンヌを抱えたカインだった。


「お前……」

「いやはや……流石に今のは肝を冷やしたよ。いきなりだったからね。僕は別に大したことなかったんだけど、気絶している彼女を抱えては、ちょっとね」


 などと言いつつも、彼はいつも通りな表情だった。


「流石は革命軍のリーダってか? ただのお飾りじゃねえってわけだ」

「まぁね……それよりも」


 と、カインの声音が低くなった。と同時に、彼が何を言いたいのかを、ベルセルクは理解した。

 ドン、と地響きとともに、何かが動いた。

 この状況で、こんなにも切迫した空気を一瞬にして作るようなものなど、一つしかない。


「……っかぁー、ったくよう、不意をつかれたぜ」


 土煙の中から悠々とした声が聞こえる。

 そして、出てきたのはもちろんアーヴィンであった。


「全く、参った参った。まさかあの状態から攻撃を仕掛けてくるとは、予想外もいいところだぜ。っつか、人間技じゃねぇな」

「……人間じゃねぇ奴に言われても、説得力がねぇよ」

「ハハッ、そうだな」


 ベルセルクの言葉を肯定するかのように笑うアーヴィン。

 やはりベルセルクの予想通り、今の攻撃を受けてもびくともしていならしい。

 この状況に対して、ベルセルクはカインに言う。


「……おい、優男」

「それは、僕のことかな?」


 いつもの調子で答えるカイン。

 この状況で、この口調。何とも余裕だな、と思えるかもしれないが、ふと彼の顔を見ると、額に冷や汗をかいている。流石の彼も肝を冷やしているといった具合か。しかし、逃げ出さずにしっかりとその場に立っている時点で、相当な男ではある。


「その抱えている女連れてさっさと逃げろ。このままだと巻き込まれて死ぬぞ」

「君たちはどうする?」

「決まってる。アレを倒す」

「……倒せるのかい?」


 その問いに、ああ、と答えることはできない。

 はっきりと、そして正直に言うと、勝てる自信はない。死ぬかもしれない、と頭の片隅では考えている自分がいる。

 こんな状況ならば、逃げるのが当然だ。


「……さぁな。そんなこと、分かるわけねぇだろうが」


 シナンの奇襲が効かなかった時点で、勝機は薄れた。元々薄かったものが、もはや真っ白に近いほどに。

 先ほども言ったが、こんな状況で、卑怯だの汚いだの卑劣だのといって命をみすみす落とす輩は本当の愚か者である。

 ベルセルクは戦いの中では何をしてもいいと思っている。そのことに卑怯だの汚いだの卑劣だとは思わない。

 けれども。


「だが、俺は逃げることに関しては嫌いな性質でな。相手が魔人だろうが怪物だろうが、はたまた神様だろうが何だろうが、一度戦うと決めたからにはとことん戦う。それだけの話だ」


 逃げることは、悪いことではない。

 前に、シナンと共にコンパスを取りに行った時もそうである。あの時、彼女を見捨てて逃げていれば、こんな面倒な状況にはなっていなかったはずだ。

 逃げることは嫌い。そういっているベルセルクとて、全ての戦いで逃げなかったわけではない。それもそのはず。ベルセルクだって人間だ。逃げる時だってもちろんある。

 しかし、今は違う。

 今逃げ出すことは、すなわち負け犬になることだ。この国を見捨て、王女を見捨て、何もかもを見捨てて逃げる。そんなものは、ベルセルクのプライドが許さない。

 そしてベルセルクは負け犬になることは、大嫌いである。

 例え、今戦うことが愚か者の行為としても、馬鹿な考えだとしても、阿呆のすることであっても。

 決して逃げるわけにはいかなかった。

 それは、彼が持っている数少ない誇りでもあった。


「そういうわけだ。お前は早く行け。ふらふらしてると、本当に殺されるぞ」


 それは、忠告であり警告。

 ベルセルクはカインという人間をそこそこ認めている。確かに時折ムカつく態度を見せることもあるが、この国の連中なんかよりも、よっぽど人間ができている。何よりも王女を殺すことに彼が一番悩んでいていた。

 殺したくない、助けたいと彼は心の中で思っていたはずだ。

 それでも、彼はリリアとレンの両方の覚悟を受け止めたのだ。

 それは真実を知っていたから、という理由もあるだろうが、それだけでは説明がつかない。

 恐らく、彼は真実を知らされなかったとしても、自分から真実を知ろうとしただろう。確証なんてどこにもない。これは、ベルセルクの勘だ。だが、ベルセルクは自分の勘を疑わない。

 だから、この男をここで死なせるのは惜しいと思ったのだ。

 ベルセルクの言葉に対して、カインが取った行動は簡単だった。


「そうだね。じゃあ……」


 と言いながら、カインはその場にジャンヌを下ろし、そして自分の腰に納めていた剣を抜く。


「一緒に戦うことにしよう」


 ニッコリ、と。

 本当にいつものように笑い、そしていつものような口調で彼は言った。

 こんな状況で。

 こんな場面で。

 彼は、ベルセルクと戦うと言い出したのだ。


「……正気か?」


 ベルセルクはそう言った自分に驚きを覚えることすらできなかった。

 彼は正義感が強い男だと思ってはいた。レンやリリアの事を知って、悩んでいたほどだ。他人を見捨てて置けない。そういう人間だからこそ、彼は革命軍のリーダーになりえたのだと、ベルセルクは解釈している。

 だが、ここまでとは思っていなかった。

 死ぬかもしれない、本当の死闘。そんな戦場に彼は自ら出ると言ったのだ。

 それがベルセルクには信じられないことだった。


「正気だよ。っというか、僕もここで逃げるわけにはいかないんだ。何せ、革命軍のリーダーだからね。僕が逃げれば、みんな逃げてしまう」

「んなこと言っても、もうほとんど逃げたんじゃねぇのか?」


 言いながら、ベルセルクは周りを見る。

 もはや、そこは混沌した場所である。人という人が逃げ惑っている。その光景は、まさに酔いすら起こしそうなものだった。

 その逃げ惑う人々の中には、兵士や革命軍の者も入っている。

 戦うべき者である彼らが逃げるなど、戦場ではあってはならないことだ。いや、それよりも自分たちが戦うべき人間だという自覚すらないのかもしれない。

 だが、それでもカインは戦うという。


「僕は、この国を新しく導いていく人間だ。そんな人間が、初っ端から逃げ出してどうするんだい? そんなやつに誰もついてくるわけないよ。それに……彼には個人的に聞きたいこともあるし、ね」


 最後の台詞とともに顔に出た目がいつもとは違った。

 それは、まるで冷酷な鬼のような瞳だった。

 彼は口にせずに、雰囲気でこう言っているのだ。

 あの男だけは許さない、と。

 カインがそう思うのも無理はない。最近知り合ったベルセルクでさえ、妙な怒りを覚えているのだ。二人の真実を知り、尚且つ助けようとしていた彼にとっては、アーヴィンは憎い存在に映るのだろう。

 別にそれに対して同情などしないし、するつもりもない。

 ただ、その考えは理解できる。


「……足は引っ張るなよ」

「ああ、そのつもりだよ」


 ベルセルクの言葉に、カインは応える。

 そうして、二人は同時にアーヴィンに飛びかかったのだった。

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