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SCREAM~社会的経済的弱者の叫び~  作者: さっちゃん
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第8回 石田 誠さん② おすすめの一冊!

「おすすめの一冊」

札幌在住 石田 誠

皆さん、こんにちは!前回の文章はいかがでしたか?今回は、僕もさっちゃんさんのように「インタビュー形式」をとります。

今日は『おすすめの一冊』をテーマに、岡さん(仮)からインタビューを受けます。


誠くん「こんばんは!」


岡さん「こんばんは!早速、『おすすめの一冊』を紹介してくださるようですが…?」


誠くん「はい。それは、小学館出版の『洞窟オジさん』です。今まで色んな本を読みましたが、一番インパクトがデカく、今でも鮮明に覚えているのは、やはり『洞窟オジさん』この一冊ですね!」


岡さん「それだけインパクトのある本なんですね!もしよければ、あらすじなど教えてください。」


誠くん「はい。この本の作者、加村さんは終戦直後に群馬県で生まれました。ただ、小さい頃から、両親から酷い虐待を受け続け、13歳で家出を決意。後からついてきた飼い犬シロと一緒に、洞窟でヘビやウサギなどを食べる、完全自給自足の生活を展開。ちなみに、この頃の加村さんは、お金の価値は分からないし、まともに学校教育受けていないから、字も読めなかったといいます。

しかし、クマの襲撃に遭い、シロの死も経験し、生きる意味を完全に見失って、自殺を考えます。ただ、青木ヶ原で、完全白骨化した女性の遺体や、死後数日のオジサンの遺体を見て、自殺をとどまります。


その後、自然のとれたものを売りながらのホームレス生活を続けますが、ある時、空腹に耐えられず、自販機をこじ開けて、警察に捕まります。ちなみに、この時既に50年近く経っていたようです。

その後は、以前お世話になった方々の元で、普通に仕事を始めますが、色々と問題が…。これ以上話すと、あらすじにはならないですね…。」


岡さん「すごい!ちなみに、これは実話ですか??」


誠くん「はい、実話です!ドラマ化されたり、テレビでも紹介されたりしています。」


岡さん「では、誠さんはなぜこの本を手にしたんですか?」


誠くん「前回お話ししたように、僕は早く『貨幣中心の考え』や、『物質主義』から抜け出すべきだと考えています。事実、僕も加村さんのように、家も人間関係も、自殺で命すらも失いかけました。そんなときに、この本を手にしたわけです。読んで涙が出ました…。」


岡さん「なるほど…。最後に一つ質問しますが、どんな方に読んでもらいたいですか?」


誠くん「そうですね。皆さんに読んでいただきたいですが、まず、人間関係で困っている方、自殺を考えている方には、是非お勧めしたい!確かに、ここまでの実現は難しいかもしれませんが、何かの方法やヒントは得られます。僕自身まだ試行錯誤中ですが、一緒に頑張りましょう!」


岡さん「今日は色々とお話、ありがとうございました!

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