表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
SCREAM~社会的経済的弱者の叫び~  作者: さっちゃん
6/25

第6回 夏さん② 懺悔~生の苦しみの叫び

懺悔 ~生の苦しみの叫び2~


30なかばすぎて、自分の解放をするワークショップで出逢った女性と出逢った。

すぐに同棲生活は始まったが、相手はお金もすむところも、もう失う寸前だった。

来ればいい、と言ったわたしも、実は、独りで生きていくことに疲れて、意識として死んでいて、職業訓練校にかよっていながら、その日暮らしで、片付けなどもできていなかった。


最初こそ、彼女はいろいろといや、消耗しながら、片付けや掃除洗濯してくれていたが、半年後に訓練校が終わろうとしたとき、仕事を見つけられず、わたしの様子に苛立ち感情が爆発した彼女と揉み合いになった。

頭から血を流し逃げ回った。119で救急車呼んだ。

それからお金もすむところも、相手の両親に協力というか依存して、別のところに引っ越し、仕事も、住むところも同時に決まった。

そうして3年続いたが、彼女は逆になにもしたくないという、わたしもそれを止めなかった。それで、彼女は子供になった。


はじめて頼られていきるよろこびをあじわった、

けれど、親からの束縛や過去の性的虐待の話を繰り返す彼女、だんだんお互い以外に相談する人や関係もいなくなり、彼女と言い合いになり最後は包丁を向けてしまう自分。

もう、無理。

わたしは厭になって、家を出て実家に帰った。相手は出ていかないといい、最終的には弁護士の仲介を頼み、彼女には生活保護を紹介した。

いまだに、出逢って暮らしてしまったことで結局消耗させてしまっただけだと悔いています。

切り捨てたのはわたしだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ