第13回 さっちゃん③ 私はヴァンパイア
エクスタシー山田
「さっちゃんへのインタビューの途中ですが今回はさっちゃんさんのブログの一つを紹介させていただきます。でわよろしくお願いします。」
【私はヴァンパイア】
~歳をとるというのは悲しいです。
自分が歳をとって容姿が変わっていく悲しみはもちろんですが、それ以上に周囲が歳をとっていくのを見るのが辛いです。
歳をとっていく両親、かつての親友たち。時間は確実に流れている。
うまく社会の中で生きていけている人たちはそんなに歳をとることに抵抗はないかもしれないけれど何者にもなれずに歳をとっていく悲しみほどつらいものはない。
時間だけが過ぎていく、取り残さた焦り。
ある意味では自分だけ歳をとっていないような感覚、これは吸血鬼の心境に近いのではないか?
周りは歳をとっているのに自分だけあの日のまま。何も変わってない、精神的にも状況的にも。これで精神の安定を保っていられるほど人のココロは強靱ではない。
正社員として仕事を覚えて働けるようになれば自分にも自信がついて生活も精神も安定するのかも…とふと思った。
今の私の目標は会社に就職せず、自分というコンテンツ一つで無謀にも稼ごうとしている。そしてそれを生活の足しにして、それプラス週何日かのアルバイトで暮らすという甘い考え。自分の道を切り拓くことは容易ではないので非正規の休日ものんびりしていられない、常になにかに追われているような焦り、不眠不休の創作活動や勉強など。
正社員をやっていれば、ある意味でのこんな苦労や報われる可能性の低いこんな努力はしなくてすんだのかもしれない。
もちろん正社員として生きるのも容易ではなく、人によっては耐えられなくて自ら命を絶ってしまう人もいる。
だけど平然とこなせている人もいる。彼らは休日は好きなように各々の時間を過ごせている。休日も鬼気迫るような修羅のような形相で(笑)時間に追われながら焦りながら過ごしている私にとってそれは安息の地だったのかもしれない。
正社員として生きた方がよかったのか、それとも今の自分の方向性でよかったのか、今となってはそれを確かめる術もない。
また中にはお金を追い求め経済的自由を得ようとしている人たちもいる。お金を何らかの方法でたくさん得てしまえばもう社会と関わらなくてすむし(パンを得るための労働という意味で)働かなくてすむと考えているからだ。早期リタイア。
彼らの愛読書はビンボー父さん金持ち父さん、ウォーレン・バフェット、スノーボール。私もその才があればそれを目指してもよかったかもしれない。
町の小さな本屋さんを一人で営んでいるおぢさんを久しぶりに見かけました。ずいぶん歳をとって痩せ細っていたので時間の流れの速さに驚きました。
もっと時間が流れればおぢさんはもっと歳をとるわけでいずれ、あの本屋さんは閉店し、この町から無くなってしまうのか、と思ったらとても悲しくなりました。そしてその時、まだ何も変わってない私が霧の中で佇んでいる光景が目に浮かびます。
本屋のおぢさんにはずっと元気でいてほしい。
みんなにも元気でいてほしい。
私を置いていかないでほしい。
しかし、私は歳をとらないヴァンパイア、それは叶わぬ願い。
いつからか、普通の人間(笑)が私に近づいてくると私は自分から距離を置くようになった。
私が関わってしまっては迷惑かけるし、申し訳ないと思ったから。
私は同じ瞳をしたヴァンパイアとだけ関わって 生きることとなってしまった~
ここから加筆。
最近人間関係は両刃の剣だとかんじます。
類は友を呼ぶが時にはとんでもないモンスターを召喚してしまうことがある。
そういう時は激しいバトルになることもある。
境遇が似ているからと言って仲良くなれる人ばかりではない。
人間関係は癒されることもあるけれど傷を負うこともある。
以前、底辺とは関わってはいけない!という大変失礼な内容の記事が話題になったことがあるけれどあながち100%は否定できないと感じてしまった出来事が時々起こるんです。
とは言ったもののやはり同じ瞳をしたヴァンパイアとしか親交を結べない状況でもある。
その中にはもちろん良い出会いもあります。




