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愛草子(あいぞうし)

作者: 家鴨あひる


春は初恋。

出会いと、別れに、気持ちを入れ替え、まだ見ぬ運命の出逢いを今か今か、と待ち構える。そして、天使がおりてくる。


夏は色恋。

この出逢いを絶対逃すまい、と天使に振り向いてもらえるよう努力する。

少しでも心に留めておいてもらえるように…。


秋は恋愛。

かの天使の、たたずまいに惚れ早くも1年は、終わりに近付く。そっと明日、○○に来てくださいと書いた手紙を、靴箱に入れる。運命の日、天使は……やって来た。そして愛を自分の口で、声で、天使に伝える。


冬は愛。

自分が歩く横には…天使が、いた。あのあと一緒の気持ちだ、言われ始まった交際。もう、1年は、終わりを迎える。天使とともに年を越し年を迎える。あぁ、この幸せな、時間が、永遠に続けばいいのに…そう思いながらふと、天使を見る。


1年は……。

そして今。自分は、天使とともに歩んでいく。そう誓った。自分の左手の薬指にあるのは、愛の証。天使よ、もう君を手放さない。ともに生きていこう。



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