10/10
終
「よくをもちたい」
私は昔、
つばさがほしかった。
空を飛ぶためのつばさ。
地上はひどく
生きづらかったから。
空なら、
全てを愛せると思った。
「物語の終わりに」
遠くまで見渡せるこの丘は、
私たちのようなモノに
与えることのできる、
最後の慈悲だという。
これから失われるモノ達に対して、
彼らができる、
最大限の譲歩。
この景色が
最後の色。
終わりゆくモノに与えられる、
美しいプレゼント。
xxxxxxxxxxxxxxxおしまい。
ここまで読んでくださってありがとう。
あなたも相当なもの好きですね。
手品師はもう廃業です。
では、またどこかで。




