-昔のお話-
「孤児」というワードがでます。苦手な方はブラウザバックお願いします。
「何が、知りたい…。」
青空は俯いた、がすぐに顔を上げた。
その表情には、戸惑いも怯えも無くただただ前を向いていた。
「全て、全てを教えて。どんなに辛く悲しい記憶であっても…。」
美紅や奏斗、皐月はしっかりと頷いた。そこには笑顔があった。
「わかった、全て話すね。長くなるけどいい?」
「はい。」
そして、美紅は語り始めた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あたし達の出会いは5歳の時。みんな戦争孤児なの。12年前から世界中で戦争が行われていた。あたしも、あとから聞いた話だから真実かどうかは疑問だけど、魔法が使える者は皆男女関係なしに駆り出された。ふざけた話よね。でも、本当なの。そこであたし達の両親は死んだ。それであたし達は先生に拾われたの。
「あの?先生ってだれ?」
「タカ先生って言うんや。いい人よ〜。」
そう、そのタカ先生は孤児だったあたし達を拾って育ててくれたの。実際、本当の両親より親のような存在ね。それからずっとタカ先生に育ててもらった。
まあ、昔の話はこんなこと。
はい、こんなとこですw今回短めです。
新キャラ、「タカ先生」出ました。今後どういう言動をするのか、こうご期待!
つたない文章と内容ではありますが、読んでいただいてありがとうございます。
誤字や何が気になったことがありましたら、教えていただけると嬉しいです。