-出会い-
「…。痛い…。」
夢から覚めた青空はズキズキと痛む右腕を見た。
(あれ?なんで怪我したんだっけ?)
なにかがあって怪我したのは理解出来る。出来るけど何でかはぼんやりとしか覚えてない。
「だから!先生のところ行くべきだって!」
「早く出発する方がいいって!絶対に!」
隣の部屋から2人の言い争っている声が聞こえた。
青空は部屋の扉を開けた。
そこには、1人の少女と2人の少年がいた。
3人は青空が起きたことに気がついたようで
「「「そら!」」」
と一斉に叫んだ!
青空は誰が誰だか分からず、戸惑いと怯えを隠せないようでその場で固まってしまった。
「ゴメン、びっくりしたよね?安心してあたし達はあなたの敵じゃないから。」
1人の少女が青空に優しく声をかけた。
青空は緊張がとけ、ゆっくりと3人に近づいた。
「色々複雑な心境だと思うから、ひとつひとつ説明してくね。
まずはみんなの名前からかな?あたしは美紅!よろしくね!」
「俺は奏斗。よ、よろしく?」
「なんで疑問形やねんw、あ、わいは皐月、よろしゅうな。」
「よ、よろしくお願いします…。」
青空はまだ戸惑いを隠せないようで、返事はたどたどしかった。
「敬語は無しだよ、あたし達はみんな同い年だから。もう少し気楽にして。あと、あたし達は基本的に呼び捨てだから、あたし達はあなたを、そらって呼ぶからあなたも呼び捨てね。」
「は…。うん。」
美紅は満足げに笑った。
「じゃあ、まず何が知りたい?」
微妙な所で終わってしまってすみません。あと、金曜日更新でしませんでした。ちょっとリアルの方で忙しくて…。
つたない文章と内容ではありますが、読んでいただいてありがとうございます。
誤字や何か気になったことがあったらご指摘いただけるとうれしいです。