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談笑

「桶川さん、この館について詳しく聞いていいですか?」


特にやることもないので、私はこの館について調べることにした。

その他にも、他の人たちとコミュニケ―ションをとろうとも思ったのだ。


「といっても、僕もそこまで詳しいわけではないんだよね。いつ頃この館が無人になったのかもわからないし、そもそもいつこの館が建てられたのかもわからないんだ」

「そうなんですか……」

「ごめんね、期待に応えられなくて」


仕方ない。なら他の人に話題を振ってみるか。

今この場にいるのは、私と桶川さんと横山さんだ。高山さんはお風呂に入っているし、桑原さんは次なので準備をしているのだろう。

阿部さんと内田さんは何をしているのかはわからないが、多分部屋にいるのだろう。


「そういえば私、横山さんに聞きたいことがあったんですけど、横山さん達ってどうして道に迷ったんですか?」

「うーんとね、私達は旅行でここに来たんだ。私は都会の出身だから、一度でいいから山奥の村とかに行ってみたかったんだよね。でも、途中で迷っちゃってさ、そしたらこの館を見つけたってわけなんだ」

「そうなんですか。いつ頃この近くに来たんですか?」

「三日前かな。昨日までは麓の村で観光してたんだ。今日は山奥の村まで行くつもりだったんだけどね」

「それにしてもすごい偶然ですね。この館にいる人全員が道に迷ったなんて」

「ほんとだよ。しっかし、野宿になんなくてよかったよ。確かこの近くって、変な殺人鬼が出るって噂があった気がするし」

「それ、僕も聞きました。確か、仮面騎士とか言うんですよね」

「そんな感じだったっけ。この館って相当古いし、もしかしたらその仮面騎士ってやつの拠点だったりして」

「やめてくださいよ。夜眠れなくなっちゃうじゃないですか」


二人は殺人鬼の話に夢中になってしまった。

そういえば、先生にも注意するように言われたっけ。でも、まさか運悪く出会ってしまうなんてことはないだろう。

そうだ、今のうちに明日の準備をしておこう。


「じゃあ私は明日の出発の準備をするので部屋に戻りますね」

「うん。じゃあね」


二人に一言いって、私は部屋に戻った。

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