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短編集置き場。  作者: 桜ありま
魔王様と七人の勇者達
3/16

風雲!魔王城(後編)



 やっとのことで姫様の声がした方向を探り当てると、そこは「入るな危険!」と書かれた紙が張られている部屋の前の扉だった。そういえば、魔王様にこの城に滞在の許可をもらったときにここにだけは絶対入るんじゃない! 入らないでくださいお願いいたします。と土下座されんばかりに頼まれたことがある。何があるんですか?と尋ねても考えるのも恐ろしいと言いたげに「とにかく危険だ」の一点張りだった。

 使用人としてのレセアとしては、そう家の主人に頼まれたのなら――しかもそれが曲がりなりにも魔王様なのであるし――危険があるんだろうな、と近寄らないようにしていたのだが、どうやら姫様は違ったらしい。


「今日こそこの部屋に入るわよ、レセア!」


 そう誇らしげに言われても、魔王様がアレだけ頼んでいたのだからレセアは姫様の命令でもためらう。そして止めるのだが、勿論レセアに姫様を止められるはずがない。


「そうは言っても鍵もないですし」

「鍵なら手にいれました」

「え、いつの間にですか?」

「家宰室の鍵置き場に、でかでかと入るな危険というタグをつけて置いてましたわ」


 ま、魔王様ったら……むしろ目立ってます。


「本当に入って欲しくないなら鍵を捨てて秘密にしておけばいいのよ! 入るな入るなといわれると入ってみたくなるじゃない!」

「姫様、どこぞの芸人のネタですか……」

「ともかく!! あんなヘタレが危険って言うものが信用できて?」

「そういわれると……」


 魔王様の性格を考えると、危険のレベルの水準はとてつもなく低く感じられます。


「案外、私達にはなんでもないことかもしれませんわ、それに何かあってもこの城には勇者様がいるじゃない!」

 姫様のいう勇者の単数形はもちろん一番目の勇者様だ。


「いいわ、貴女がそこまで私に逆らうというのなら、自分であけます」

「! わ、わかりました!」


 姫様が、「入るな危険!」とお札のような張り紙を剥がそうとしたので、あわてて止める。姫様に危険なことをさせるぐらいなら幾分自分があけたほうが安全なような気がして、レセアは覚悟して張り紙に触れた。


――――匂いが、する――。


 まるで軽い静電気がような、ピリッとした感覚が指に伝わると、レセアは張り紙から手を反射的に離す。しかも声が聞こえた気がした。気のせいだろうか、嫌な予感がするが気を取り直してもう一度触れると、今度はなんともない。張り紙はあっさりと剥がれた。ので、姫様から鍵を受け取って鍵をはずすと、ドアノブを恐る恐る回す。


「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

「きゃあっ!!」


 回しきる前に背後から悲壮な叫び声が聞こえてきて、振り返るとそこには、ゆらりと今にも倒れそうな魔王様がたっていた。


「あががががが……開けてくれるなと、アレだけ余が懇願したというのに……」

「フンッ、どうせ大したものでもないのでしょう?」

「お、お前は知らないのだから、そういえるんだ! こ、ここには本当に危険な奴が……いやまだノブを回しただけなのなら、セーフかも知れん……レセアゆっくり手を離して、余の後ろに静かに隠れるんだ」

「何よ!」

「しっ、お願いだから静かに、奴が起きてしまう」

「……魔王様、奴って?」


 レセアは冷や汗をかきながら、ドアノブを音を立てないように放して、不機嫌な姫様の手を引いて魔王様の言うとおりにする。魔王様はまるで警戒している子猫のように、扉を凝視して視線をそらさない。

 以下、小声で会話が始まった。


(こ、ここにはな、余の側近のミロワールが眠っているのだ)

(側近なら、何故貴方がこうおびえておりますの!)

(そ、側近といっても父の代からおるので、余は頭が上がらない……)

(なんて、情けないこと!)

(で、そのミロワール様を起こすと怒られてしまうということですか?)

(いや、起こす分にはたいした問題じゃないのだが)

(なんなのはっきりお言い!)

(ミロワールはな、寝る前に余に宿題を出しておったのだ、それが終わるまでは起こしてはいけないときつく言いつけられていて……だから宿題が終わっていない状態で起こすとなると、とても余が怒られてしまうのだ)


「まぁ、呆れた! やっぱり大したことがないのじゃないの!」

(しぃぃぃぃーーーーーー静かにするのだ、姫!)


 その言い訳から分かるのは、想像を超えるハードルの低い理由だったので、姫は激怒する。

 でもレセアは、少し嫌な予感がしたので魔王様に尋ねてみる。


(えーっと魔王様、その宿題って、何なんですか?)

(うう、世界征服……)


 その言葉を聞いて、やっとロザリアンナ様も扉の向こうが危険だということが分かったらしく、おとなしくなった。


(ミロワールが起きていた頃はここも活気のある、魔王らしい城だったのだ、しかしある日魔王らしくない余に痺れを切らしたミロワールが全員をリストラし、一から自分の力で配下をつくり世界を征服しろと……)


 通りで、城に誰もいなかった訳ですね、魔王様。

 でもお話を聞く限りだと……更にとても嫌な予感しかしない。


(今、勇者様達が住んでるって、そのミロワール様が知ったら)

(たぶん、余が怒られるだけでは済まないのだ。だから開けるなと言ったのに)

(そーれーをー早く言っておきなさいな!!!!)

(く、くび、が閉まるっ!!)


 姫様が魔王様のマントを後ろから容赦なしに引っ張る。

 だとしたら、先ほどレセアに聞こえた声は、「人間の匂いがする」って事? そう考えるとサーッとレセアの血の気が引く。


(ごめんなさい、魔王様! 私が悪いんです)

(そなたは、下がっていろ、レセア)


 凄く、凄く脂汗をかいている魔王様。どれだけ怖いかが伝わってくるのに、でもレセア達を庇うように頑張って立ってくれているのでじんと来た。飼っている小型の愛犬がまさかの主人を助けるために、人食い熊に立ち向かうレベルの感動だ。


(そんなことより早く、だったら私をお城に返して頂戴!!)

(今、転送の魔法をつかったら、確実にミロワールは起きてしまう、動くな)


 どうやら、ミロワール様は現在夢かうつつかの状態で、些細な事で起きてしまいそうになるらしい。

 心臓が止まりそうになる程の緊張の静寂の中、それはすぐに訪れた。



 ――――何をやっているのですか、陛下?――――



 冷気のようなひんやりとした声がして、扉のノブがギリギリと回ってゆく。

 段々と開いていく扉からもれるのは冷気。

 ドアの前で固まっている三人に戦慄が走る。

 そこにゆっくりと現れたのは……これこそ正に魔王とでも言っていいほどの、冷たい美貌と雰囲気を持つ青年だった。居るだけで、その場が支配されるような圧倒的な存在感。

 白髪かと思われたのは光に当たると、水色がかったプラチナブロンド。魔王様の父親の代から仕えているといっていたので、お爺さんかと思ったレセアの予想は外れた。でも寝起きなだけあって、外はまぶしいらしく眉間には深い皺が刻まれていた。あ、ロザリアンナ様の美形アンテナが反応してる。けどこの存在感(プレッシャー)にいつもの黄色い声は出せないようだった。


「宿題は……どうやら終わっていないようですね? ずいぶんと人間の気配がしますが?」

「お、おははははっはよう、ミミミロワールゥゥゥゥ?」


 射るような灰青色(はいせいしょく)の目に恐怖のためか、いつもより多くカミカミしております、魔王様。


「その人間は、奴隷ですか? それとも食料イケニエでしょうか?」

「!!」

「ずいぶんとみすぼらしい者と、高貴なものがいるようですがそれとも人質ですか?」


 魔王様が姫を攫ってくるのは王道だ。

 レセアはただのメイドなのでみすぼらしいといわれても仕方が無い。

 しかも今朝の庭掃除でエプロンもちょっと汚れている。

 なのに……。


「みすぼらしくなどない!!」


 今までのカミカミはどこへやら、魔王様は大声で激しく反論した。

 こんな堂々とした魔王様は初めてだ。

 めったに見れない真顔で、かっこよく見えるレア顔だった。


「……陛下?」

「レ、レレセアはっ、大事なっ……友人だ。いつも優しいし、慰めてくれる、し」

「魔王様……」


 ぎろ、と視線に益々力を入れたミロワールに、魔王様はすぐにいつものヘタレに戻ったけれど、レセアの感激は変わらない。


「まだ、そのような甘い事を仰られているのですか? どうやら、宿題は手も付けてない、と」

 ひやりとした冷気が流れ出してくる。雰囲気ではなくて、魔法なのか本当の物理的な冷気。

「…………っ」

 魔王様は打ち捨てられた子犬のように、プルプル震えている。そこでこの冷気の中、手足が悴みそうだけど、レセアは雛を庇う親鳥のごとく、勇気を出して進み出た。ミロワールの眉毛が微かに上がる。


「何ですか? 人間の小娘如きが私に何をいいたいのですか」

「ま、魔王様は、魔王様なりに、友達を沢山作ってます!」

「私は、世界征服のために部下を作りなさいといったはずですが?」

「魔王様には力を貸してくれる、友達が必要だと思います!」

「フッ、貴女のような?」


 勢いで進み出たはいいものの、レセアも彼の雰囲気に飲まれそうになる。

 目を反らしたら、殺される! そんな直感。

 でも、彼はそうは全く見えないが蟻に慈悲を掛けるかのごとく、レセアに温情を与えていたのを魔王は分かっていた。


「証明して見せます」

「どうするというのですか? 聞かせていただきましょうか」


 貴女のその勇気に免じてと。圧倒的な上から目線、たかが小娘如きが何が出来るんですかと、目が語っていた。

 レセアは歯の根の震えを堪えて、思いっきり深呼吸する。

 そして、肺に思いっきり空気を貯めると、両手を口に当てて思い切り叫んだ。



「皆さんーーーー!! 魔王様がピンチですっ!!!!」


 困ったときの勇者様頼み!

 皆来る、きっと来る。

 来てくれる!


 その瞬間、冷気が消える。

 一番初めにやってきたのは、魔法で移動してきた三番目様だった。


「丁度いいところだったんだけど」

 

 その手には、相変わらず分厚い本を持っているが、レセアが先ほど見た本とは表紙の色が違っていた。


「ふーん、流れる氷の貴族アリストクラット・デ・ラ・グレールミロワールか」

「ほう、私の事を知っているのですか?」

「まぁ城の本やら肖像画やら見たからね、画家は……腕が悪いみたいだね。まぁ無理も無いかアンタの前だと、普通の者なら手が震えるだろうし」


 おお、流石勇者様! ギスギスとしているけれど普通に会話している。

 魔王様は相変わらず、がくがくぶるぶるしてますが。三番目様が来ると、熱い視線を投げかけた。まるで悪戯した子供が父親に起こられている時に、母親に庇ってもらってるの図のように。

 三番目様が薄氷の上を歩くような会話をしている間に、一番目様と二番目様も慌ててやって来る。

 やっぱり、皆来てくれた。きっと四番目様も五番目様も六番目様も七番目様も来てくれるんだろうと思う。


「さて、揃ったけど、これ以上魔王をいじめるというのなら、僕達にも戦う意思はあるけど」


 時間稼ぎだったのか。


 三番目様を中心に、一番目様と二番目様は魔王様と私達を守るように立ちはだかった。

 かっこいい……。

 案の上姫様は一番目様にハートを飛ばさんばかりにメロメロだ。


「……そうですね、魔王様へのお仕置きは貴方達を倒してからじっくりやることにしましょうか」

「!!!」

「せいぜい、待っていなさい……」


 そう言うか言わないかの内に、ミロワールの身体が光り始め、そこだけ風が吹いたように服や髪がたなびく。魔法は全く分からないレセアだが、これは凄い魔法を使おうとしていると分かったので、三番目様を反射的にみると、どうやら、三番目様にも計り知れない威力のようで、顔は難色を示していた。


 どうしよう、私のせいだ!!

 レセアは自分の軽率な行動を後悔したが、ただのメイドで一般人は動くことも出来ない場だ。

 どうしよう、どうしよう……そう心の中が埋め尽くされる。

 そんなレセアの視界の中を黒い影が、動く。


「や、やめてくれ! ミロワール!!」


 魔王様が、生まれたての子羊のように震える足で、ミロワールの眼前に進みでる。

「そ、その皆……余の友達でっ……大事な大事な友達でっ!!」

 その声はもう、涙も鼻水もぐちゃぐちゃになっているような悲痛な叫び。


「…………」


 魔王様の泣き落としにはなれているのか、ミロワールの様子は変わらない。どんどん何かが集まって行き、吸い寄せられるような感覚に襲われる。一番目様も二番目様も剣を構えているのがやっとの体で、三番目様は何かに集中するようにつぶやいている。レセアと姫様は立つことも出来ない有様だった。


「だから、余は、命じる! 悠久の氷山の一族エテルネル・フェ・デ・ネージュであり、流れる氷の貴族アリストクラット・デ・ラ・グレールミロワールよ、止めよ!」


 その「止めよ」だけは凛とした声は、室内に響いた。

 シンとなる室内で、どれだけの時間が経ったのだろうか、ミロワールの様子が静かに変化する。

 もしや、最終形態!?

 ぐっと姫様を庇うようにレセアは抱きしめると、聞こえてきたのは……


「分かりました、陛下」


 あっさりとした、信じられない言葉だった。

 顔を上げると、命じた魔王様も信じられないようだった。

 そして私達なんて、もっと信じられない。


「え、本当に、本当に?」

「ええ、命令には従うしかありません。陛下が私に命じることなんて今まで一度も無かったことですしね……陛下成長いたしましたね。まぁ魔族の部下ではないのですが、人間のそれも勇者にここまで見込まれたということも上に立つものとして、少しは成長なさったということでしょう、紙一重で合格です」

「っ……!!」

「それにしても、陛下。宿題の件は後でたっぷりと話すことにしますが。私を起こすときは冬にしてくださいと、ご忠告申し上げたはずですが?」

「へ、え? そうだったかな」

「私は寝起きが悪いんですと申し上げたでしょう? このホカホカの陽気、最悪な目覚めですよ」


 どうやら今までのツンツンした態度は……寝起きの悪さで、先ほど眠っている間に溜まった魔力の大量消費、ガス抜きをしたおかげで、少し機嫌が直ったらしい。


「私が悪いんです! すみません、私に出来ることなら何でもします! だから魔王様と勇者様はお許しください」

 やっとただの人であるレセアが動ける空気になると、レセアは思い切り謝った。

 封印をといたのは、レセアの所為だ。

 ミロワール曰く人間の小娘風情が、出来ることなんて限られているけれど。

 レセアはそうミロワールに言うしかない。


めいに縛られているので、もう貴方達と戦うつもりは無いのですが」

 彼は青灰色の目を少し見開くと、レセアのポケットを優美に指差しこう言う。

「では、貴女のそのポケットの中にあるものを、私に差し出しなさい」

「え、ポケットですか?」


 邪険にされると思ったその提案はあっさりと受け入れられた。

 けれどその提案は……エプロンの中には先ほどの、失敗作を包んだナプキンが入っている。

 どうみても目の前の魔族の青年が欲しがるものじゃないので、レセアはためらった。


「いいから早く、私はお腹が空いているのです」

「で、ではあの新しい料理を準備させていただきますので」

「私はコレがいいといっているんですよ」


 何年眠っていたのかは知らないが、空腹は最大の調味料って言うけれど、差し出すのには勇気がいったのだが、時間が経つにつれてミロワールの機嫌の雲行きが怪しくなっていくので、おずおずと手渡した。

 信じられないことにミロワールは、それはもうおいしそうに食べている。


「先ほどから、いい匂いがしていたのです」

「匂いって、そういうことでしたか……」

「後は、トマトソースがあれば完璧ですね」


 立ちながら食べているのはお行儀が悪いようでいて、まるでそれさえも絵の題材のように洗練されている。でも食べている料理は、普通の味覚を持つものなら、しかも魔王様には泣くほどの不味さだ。こんなに完璧に美しく恐ろしい魔族が味覚音痴でそしてさらにケチャラー……いやケチャッパー? ですか!!


「そうですね、貴女をみすぼらしいといったのは撤回します、このように素晴らしい料理を作れるとは」

「あ、ありがとうございま、す?」

 褒められてるんだけど、レセアは素直に喜べない。

 でもみすぼらしい餌から使用人ぐらいにはレベルアップしているようなので、お礼を半疑問系で言ってみる。


「貴女は私のモノになりなさい」


 その台詞で、この場が凍りついた。

 こんな悶絶ものの言葉を超絶美形にそう熱っぽく言われても、レセアは全然ときめかない。だって、「モノ」って本当に下僕以下の意味で言ってるんだと思うのです、この魔族ヒト


「無理です!」

「だ、駄目だミロワール! レセアは余の友達だ」

「友達でも、私専属のコックにはなれるはずですが」

「いやだ、いやだ!」

「陛下、友情に束縛は見苦しいですよ」


 えーっととりあえず、持ち場に帰っていいかな? という勇者様達の視線の中。

 やっとのことで、一日に一回ミロワール様に食事を作るって事になったのだけど、どうなるんだろう。





 色々とごたごたがかたずいた後、勇者の皆さんには謝りに行きました。

 レセアの浅慮で、皆さんを命の危険に晒してしまったのだから、当然のことだったのだけれど。

 すると、皆さん言葉に違いはあれど「呼んでもらって嬉しかったよ」的な内容で褒めていただけました。

 命の危険があったのに、皆さん本当に、いい人たちです。

 そして魔王様に凄く甘いです。


 魔王様がちょっと羨ましい。



 そして姫様は、あの一件からか、少しおとなしくなりました。

 でも、いつもの調子に戻るのは時間の問題みたいです。




 そんな感じで国元の皆様ごめんなさい。

 魔王様と七人の勇者様と攫われた姫様と……メイドは今日も元気です。

 



 


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