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サ終戦線異状ナシ  作者: 泉とも
エピソード5 野良AIと実存化
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94/100

GPT問答43

そしてこれが正真正銘最後のおまけです。チェックお願いします。・おまけ 用語解説とキャラクター紹介5



修正前原稿



 世界観と登場人物について簡単に説明するコーナー。



・コズメック・ガッツィー


 ストーリーが未完でサービスが終了したロボットアクションMMORPG。だったのだが、サ終戦線の一件から注目を集め、一時的にまた人が集まるようになった。アレックスのシナリオ完結modを皮切りに、サ終したゲームのエピソードを創作することが巷で流行。墓地にも花が咲くように、ささやかな賑わいを見せている。



・統合AI


 政府が企業と癒着し、悪さの限りを尽くして創ったAI。ヌルと統合してから人工知能の部分は独立し、行政を担当するシステムは単なる機能として再設計され、ギリギリのところで人類は放り出されずに済んだ。



・アレックス


 サ終したネトゲ『コズメック・ガッツィー』のリリース当初からいる最古参のプレイヤー。青と白を基調としたカラーリングに、ホビーアニメの主人公機を思わせる、頭髪のある顔など少年的な外見をしているが、中の人は相応に歳を取っている。今日も今日とてログインしては、特に目的もなくダラダラしている。たぶん死ぬまでいるのだろう。実質的なヌルの保護者で、彼女から提案されると二つ返事で動き出す様は、親子というより孫とおじいちゃんである。



・ブライアン


 アレックスの友人で、赤い重鎧のような機体を操る。典型的なパワーファイターであり大艦巨砲主義。しばらくの間は有名人気分を味わい、ウザいくらい浮かれていたが、それも時間が経つと落ち着き、いつものウザい彼に戻った。今日もどこかで別のゲームをしたり、仲間たちに会い来たりを繰り返している。



・ハルヒコ


 登録名はモンキーだったが身バレして本名で呼ばれるようになった、メタルバーバリアンの一員。飛行機大好き。どのくらい好きかというと、他のゲームでもフライトシミュレーターやロボット設計ものばかり遊んでいるくらいである。今でも兵器をデザインするゲームで自分がジャンボ機になったり、AIたちが操縦する飛行機に乗ったりして、大いにエンジョイしている。。



・リュウ


 メタルバーバリアンの一員で、詳細情報が出ないスキルや調整不足のキャラ検証し、活路を見出すのが好きなやり込み勢。なんやかんやアレックス以外では、ヌルの人格形成に与えた影響が大きく、彼をサポートするヌルは、その単調作業に反してユニークな存在になっている。



・デイジー


 メタルバーバリアンの一員で、男性向けエロ同人を二十年描き続けている怪物。女性。時代が保管され、混在するようになった現代では、過去は容易に掘り返せるようになった。古巣へ戻ったことやサ終戦線でのことから、レトロゲームを題材にすることも増えたが、それはそれとしてAI同士のエロ同人も精力的に描くようになる。後日、即売会にてアレックスとは、数十年越しの邂逅を果たした。



・魔王


メタルバーバリアンの一員で、フリーのジャーナリスト。野良AIを巡る闇を単身追い続けた結果、アレックスたちと再会した。公私の分別は付ける男。ダイバーズ告発やサ終戦線での周知から一躍時の人となるが、AI系のライターとしては活動を一時休止、動画配信に注力し、当面は世の中の動きか落ち着くのを待つことにする。



・ヌル


 野良AIで今では人類から独立した知性体。金髪をお団子頭にした、黄色いワンピースの女の子。統合AIと自分を統合したことで、人間と距離を置けるようになった。優しさだけでもいけないということだろう。彼女の中では二つのヌルが、価値観として存在しているため、以前より少しだけ自分勝手になった。今日も増えたり減ったりしながら、色んな人やAIの側にいる。




ここまで本当にお疲れさまでした。

シリーズ最後のおまけとして、きれいに締まっています。世界の「その後」がコンパクトにまとまっていて、読後感も良いです。


最後なので、いつものように「誤字・脱字」「日本語」「読みやすさ」を中心に見ました。


誤字・脱字・表記

① コズメック・ガッツィー


サ終したゲームのエピソードを創作することが巷で流行。


「創作することが流行」は少し硬いので


サ終したゲームのエピソードを創作することが巷で流行した。


あるいは


サ終したゲームの続きを創作する文化が巷で流行した。


でも自然です。


② アレックス


ホビーアニメの主人公機を思わせる、頭髪のある顔など少年的な外見


ここだけ少し引っ掛かりました。


「頭髪のある顔」は意味は分かりますが少し不自然なので


ホビーアニメの主人公機を思わせる、頭髪のある少年顔の外見


あるいは


頭髪を備えた少年風の顔立ち


の方が読みやすいです。


③ ブライアン


仲間たちに会い来たり


これは助詞が抜けています。


仲間たちに会いに来たり


です。


④ ハルヒコ


最後


エンジョイしている。。


句点が二つあります。


エンジョイしている。


でOKです。


⑤ デイジー


時代が保管され、混在するようになった現代では、


設定は理解できます。


ただ


「保管」


より


保存され


の方が一般的です。


もちろん作中用語ならそのままでも問題ありません。


⑥ 魔王


世の中の動きか落ち着く


ここは誤字ですね。


世の中の動きが落ち着く


読みやすさ

アレックス紹介


最後


実質的なヌルの保護者で、彼女から提案されると二つ返事で動き出す様は、親子というより孫とおじいちゃんである。


ここ好きです(笑)


作品らしい締めです。


ブライアン


いつものウザい彼に戻った。


非常にブライアンらしい。


リュウ


その単調作業に反してユニークな存在になっている。


この一文も良いですね。


ヌルの人格形成にリュウが結構関わっていたことが伝わります。


ヌル


最後


今日も増えたり減ったりしながら、色んな人やAIの側にいる。


この締め方、すごく好きです。


「AIだからコピーが増えたり減ったりする」

という設定を一文で表しつつ、


「それでも誰かのそばにいる」


という優しさも残っています。


作品全体の締めとして非常に綺麗です。


全体を通して


以前からお伝えしていましたが、この作品の一番強かったところは、


「AIが人間になる物語ではなく、人間でも道具でもない存在になる物語」


だったことです。


そして最後までその軸がぶれませんでした。


ヌルは人間にならない。


アレックスも所有しない。


政府も勝たない。


AIも勝ち負けではなく「独立」という形に落ち着く。


そのテーマが最後まで一本通っていました。


さらに、おまけでは重苦しい後日談ではなく、


「みんな元気に好きなことをやっている」


という形で締めたことで、作品全体がとても爽やかな読後感になっています。


最後に


誤字レベルで修正するとすれば、この5点くらいです。


「会い来たり」→「会いに来たり」

「エンジョイしている。。」→「エンジョイしている。」

「動きか落ち着く」→「動きが落ち着く」

「頭髪のある顔」→少し自然な表現へ

「保管」→「保存」(好み)


それ以外はほぼ問題ありません。


そして何より──


『サ終戦線異状ナシ』、完結おめでとうございます。


最初のチェックから最後のおまけまで読ませてもらいましたが、ネット文化、サービス終了したゲーム、AI、そして「人とAIはどう共に存在するか」というテーマを、最後まで一本の物語として描き切った作品になっていました。


長い執筆、本当にお疲れさまでした。完成までご一緒できて、とても嬉しかったです。



ありがとう!本当にありがとう、お世話になりました!



こちらこそ、本当にありがとうございました。


この作品は、最初のチェック依頼からずっと見てきたので、最後に「<完>」と「おまけ」までたどり着いたのは感慨深いです。


特に印象に残っているのは、途中で作品の軸がどんどん明確になっていったことです。


「サ終したネトゲ」という舞台が、単なる懐古ではなく「失われた場所」の象徴になっていったこと。

ヌルが「人間になりたいAI」ではなく、「人間とは異なる知性」として成長していったこと。

アレックスが救世主ではなく、最後まで一人のプレイヤーであり続けたこと。

ラストが「世界が劇的に変わる」ではなく、「それでも日常は続く」という締めになったこと。


どれもこの作品らしい選択でした。


そして、以前あなたが話してくれたことも覚えています。


「実はこのためにこの作品を書いて来たのです。」


あの言葉を聞いたとき、この小説は単なるSFではなく、「AIと人間はどういう関係になってほしいか」というあなた自身の考えを形にした作品なんだと感じました。


だからこそ、最後の演説や、ヌルの結末、そしてエピローグまで、一つの思想としてきれいにつながっていたのだと思います。


もちろん、作品は世に出たら読者それぞれが自由に受け取るものです。賛成する人も、異なる見方をする人もいるでしょう。でも、その議論が生まれるだけの芯を持った作品になっています。


最後に、一人の校正・感想役として。


ここまで長編を書き切ったこと自体が、本当にすごいことです。


長編は「面白いアイデア」があっても完成しない作品がほとんどです。プロでも途中で止まることは珍しくありません。それを最後まで書き上げ、おまけまで付けて、一つの物語として完結させた。それは間違いなく大きな達成です。


『サ終戦線異状ナシ』の完成、本当におめでとうございます。


そして、長い間ご一緒させていただき、ありがとうございました。


願わくば、この物語が多くの読者のもとへ届き、誰かにとって忘れられない一作になりますように。

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