後宮食物語 ー第四公子と飾り料理ー
飾り料理をなりわいとする料理人の明夏(めいふぁ)は、兄たちと幸せに暮らしていた──第四公子がある日、飾り料理を禁じるお触れを出すまでは。
『料理に華美さがあってはならない』
そのお触れのせいで廃業の危機に陥った家を救うため、明夏は後宮料理人の試験に向かう。料理の腕は文句なし、根性だってある。後宮料理人になって、第四公子にお触れを撤回させよう。そう意気込む明夏には、けれどひとつだけ問題があった。後宮料理人になれるのは男子のみ。明夏は女だった──。
※3章構成予定です。
1章 ー第四公子と飾り料理ー
2章 ー誕辰の不和 料理対決と虹雲吞ー
3章 ー義海の乱 神々と炎の記憶ー
『料理に華美さがあってはならない』
そのお触れのせいで廃業の危機に陥った家を救うため、明夏は後宮料理人の試験に向かう。料理の腕は文句なし、根性だってある。後宮料理人になって、第四公子にお触れを撤回させよう。そう意気込む明夏には、けれどひとつだけ問題があった。後宮料理人になれるのは男子のみ。明夏は女だった──。
※3章構成予定です。
1章 ー第四公子と飾り料理ー
2章 ー誕辰の不和 料理対決と虹雲吞ー
3章 ー義海の乱 神々と炎の記憶ー