頬杖をつく
ぼんやりと空を眺めている。
雲が一つ二つ、窓の右から左へと流れていた。
風でも吹いているのだろうか、サワサワとした木々のささやき声が、窓を閉めていても伝わってくる。
仕事もひと段落して、でもまだ退勤時間じゃない。
あと数分といったところで暇になってしまった。
そんなとき、俺はぼんやりと空を眺めている。
もう日も高い、すっかりと夏を感じさせる雰囲気だ。
仕事も全部放り出して、あの空の向こうに行きたいと思うこともある。
でも、それが今じゃないことも同時期理解をしている。
やることは多く、されど時間は少ない。
そんなことを考える、一番幸せな時間だ。




