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2週間後(イベントには参加しません)



ゲームを始めてから2週間

毎日ログインしている訳ではないのでプレイ時間はもっと短いが自分の中では順調なペースで進めていると思う


本日は第2陣を対象にしたイベントの日だが参加するつもりはない

報酬は魅力的だが集団の中で行動するのが窮屈だし万が一活躍でもしてPVにでも映ったらと思うとゾッとする


ソロでマイペースにプレイするならイベントやレイド戦といったものには近寄らないのが一番なのだ



今日はついに次の町を目指す為にフィールドボスを倒しにいく予定だ

というのもそろそろ次の町に行かないと色々と不便になるからだ


ここら辺の魔物ではレベルやスキルが上がりにくくなったしお金を稼ぐのにも買い物するのにも次のステージへ進む時が来たのだ


因みにイベントに参加しているプレイヤーのほとんどは既に拠点を次の町に移しておりはじまりの町にいるノブオのようなプレイヤーは少数だった



ノブオの現在のレベルと所持スキルは


レベル:15


所持スキル


鑑定-生物鑑定・アイテム素材鑑定

採取

錬金術

初級魔法-火魔法・水魔法・風魔法・土魔法

使役

木工

投擲

調合

二重詠唱・短縮詠唱

鍛冶


魔法は一通りの属性は取得できた

まだボール系しか使えないが熟練度が上がれば他の系統の魔法も使えるようになるだろう

詠唱は短縮詠唱と二重詠唱

攻撃スピードと威力の強化が出来た

これが取得できたからボスに挑むことを決めた理由だ


投擲は暇をみてコツコツとやって取得

魔法以外での数少ない攻撃手段だ

因みにパーティー等では投げポーションといった回復手段としても用いられる


調合はポーション等の回復手段を自前で用意する為と貴重な金策手段だ

回復魔法は神官職など一部の職か条件によって取得できるが現状では難しいので取得できたらいいな位でいる


鍛冶は投擲用の鉄球を作る為に取得

それ以外でも使い道はあるだろう多分


因みに木刀を使った剣術スキルの取得は諦めた

なんというか合わなかったただそれだけ

無理に近接をする必要もないので問題ないだろう


あくまで目的はスローライフ

向いてないことはしないことにしてる

楽しくプレイしたいのだ



フィールドボスは草原を越えたエリアの奥にいる

四方のエリアはそれぞれ違ったフィールドになっており今回挑むのは西の草原エリア

草原が地続きになっているエリアだ

選んだ理由は戦いやすいフィールドと出現するボスだ


フィールドボスはグレードウルフ

灰色オオカミより大きなオオカミだ


はじめのボスなので難易度は高くない

出現するのはボスだけなので今のレベルとスキルなら攻略できるだろうと判断した


実際生産職でも最初のフィールドボスならある程度レベルとスキルがあればソロで攻略できると掲示板に上がっていた



装備とアイテムの確認をして早速ボスのいるフィールドへ向かう


装備は


灰色のローブ・皮の胸当て・木の杖+2×2本


杖は自作の物だ

熟練度が上がり少し強化されたものを作れるようになった


防具は店で買ったもの

それなりの性能で充分だし見た目が地味でも気にしないから問題ない

むしろ極端に性能が良かったり目を引くようなものは遠慮したい


とにかく目立ちたくない

ひっそりとプレイしたいのだ



しばらく歩くとフィールドが切り替わる

見た所そのまま草原が続いているように思うが先程とは違うと感じる


出てくる魔物は先程と変わらず灰色オオカミや角ウサギだ

慣れた感じで倒していく


奥に進むとフィールドが切り替わる

ボス戦だ

ボス戦は基本乱入は出来ないトラブル防止の為だ


目の前に5メートル程のグレードウルフがこちらを見ている


両手の杖を構え戦闘に備える


「「ファイアボール」」


短縮&二重詠唱を唱え先制攻撃


真正面の為かわされる


やはり灰色オオカミより動きが早い

こちらに迫るスピードが早い


「「サンドボール」」


グレードウルフの手前に魔法を放つ

土煙が起こりグレードウルフはノブオを暫し見失う


その間にノブオは杖をしまい薬品を用意する

両手に持つのは麻痺薬と毒薬

それぞれをグレードウルフのいる方向へ投げる


土煙が晴れる

グレードウルフの様子に変化はない

状態異常にはなっていないようだ

また振り出しに戻る


先程と同じやり取りを何度か行うとグレードウルフがついに麻痺と毒にかかる


あとはひたすら魔法を放つだけだ

魔力が足りなくなれば鉄球を投げる


そしてついにグレードウルフが倒れ消滅する


『グレードウルフを討伐しました』


これで次の町へ進める

報酬はグレードウルフの素材各種と装備品

どちらも必要ないので売却することになるだろう


早速次の町へ行き拠点の更新をするとしよう


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