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新世界で始めるスローライフ  作者: わたがし名人


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大漁まつり



早速雪丸が島を動かすための縄や漁をするための道具などを準備する


数日して準備ができたのだがすぐに出発とはいかない

どこに魚がいるのかわからないからだ


どうやって魚を探すか


ノブオたちは羊のネットワークを使い見つけてもらうことにした


羊たちは離れた場所にいる他の群れと連絡を取り合えて互いの場所を把握することができる


ちなみに豚は他種族ながら羊たちのネットワークに特例として加わっているそうだ



そうしてまた数日羊たちの連絡を待つ

猫たちは準備をはじめた日からずっとそわそわしている


このままだと見切り発車で島を動かしかねないなと思っているとついに羊から魚が見つかったと知らせが来る



魚が見つかった場所は現在地からそれなりに距離があったがなんとか行けそうだったので良かった


雪丸が縄で繋いた空島を引き

猫たちが風魔法を使い空島に立てた帆に向けて放つ

魚を目指し空島が動きはじめる



空島は順調に進む

障害となるものは幸いなく途中で遭遇する魔物たちも逃げて行くので平和だ



しばらく進むと魚を見つけてくれた羊たちの群れと合流する

彼らにはお礼として空島で育てている薬草畑に招待した



そして更に進むと前方に集団で飛ぶものが見えはじめる


魚の群れだ


猫たちが騒ぐ前に静かにする様注意する

せっかくの魚の群れが逃げてしまうかもしれないからだ


早速準備に取り掛かる

事前に考えていたプランの1つである島の上空に撒き餌を撒く



この撒き餌は釣り好きクランからもらったもので落ちることなく空中に留まり続ける空釣り用に調整された特別製だ


ノブオが空飛ぶ魚を探すことを釣り好きクランに相談したら

アドバイスと道具など色々用意してくれた


空釣り用に作った試作品を試して欲しいとのことだった


そのため今回ノブオは準備を実は何もしてない



遠くに見えた魚の群れは撒き餌が撒かれるとすぐに反応しこちらへ群がってきた


上空はあっという間に魚でいっぱいになる


猫たちに合図をする


猫たちは風魔法を使い魚を落としていく


落ちた魚は用意していた大きな生け簀にどんどん入っていく

生け簀の外に落ちた魚は大五郎と小五郎が運んで入れていく


魚たちは続々と集まってくる

この周辺にいる全ての魚が集まって来てるのではという勢いだ


何かヤバいものが入ってるのではと不安になる

でもまぁみんな楽しそうだし良しとしよう



魚捕りはみんなに任せノブオはのんびりくつろぐ


そんなノブオの空島の背後に大きな影が近づいてきていた




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[一言] 空飛ぶ魚を生け簀に入れるとどうなるんだろ?
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