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新世界で始めるスローライフ  作者: わたがし名人


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目指せ!おさかな天国



とある日


いつものように釣り好きクランに魚を貰いに行くと一部で話題になっている噂話をきく



空を泳ぐ魚の群れが見つかったそうだ


どこで出会えるかなど詳しいことはわかっていないが掲示版に画像が貼られていたので信憑性は高いとのこと


釣り好きクランも近々その魚の群れを探すそうだ

予想では空島かある空域が怪しいらしい


もし見かけたら教えて欲しいとのことだった




空島に戻り茶々丸たちに聞いた話をすると猫たちはにゃーにゃー大興奮


どうやら猫たちにとって夢のようなことらしい

自分たちで直接魚を捕れるというのがポイントだとか


自分たちも探しに行こうとノブオに迫る

雪丸のおかげで大人数の移動が可能になったのだ



しかしノブオは乗り気ではなかった


空島から離れるということは危険度が上がる

つまり死ぬ可能性が増すのだ


茶々丸は契約しているので最悪なんとかなるが他の猫たちは違う


空から落ちるだけでも危ないのだ

もし一匹でもいなくなったりしたら猫の国に顔向けができない



近くに来るのを気長に待とう


そういったことを説明しなんとか猫たちを説得して落ち着かせた







それから数日



猫たちが再びノブオの周りに集まる


どうやらまだ諦めていなかったようだ


しかしこの前とは違いがっつく様子もなく堂々としていた

何か勝算があるのだろうか?



茶々丸が説明を始める



猫たちが考えた計画


それはこの空島を直接魚のいる場所まで移動させるというものだった


詳しく聞くとどうやら空島は自分たちで動かすことが可能なのだそうだ


これは大五郎や空島の主になった豚にも確認したので間違いないとのこと


その方法は単純

力業で強引に島を引っ張って動かすだけ


問題は誰がするのかという話なのだが

既に雪丸に交渉して了解を得ているとのこと


確かに雪丸なら島を動かすのも可能だろう

適任だ


あとは空島の主であるノブオの許可のみという段階まで話が進んでいた



ここまでのことをされては流石にダメとは言えないので許可することにした


多少危険かもしれないが基本空島から出なければ滅多なことがない限りは安全だし最悪転移陣で猫たちだけでも避難されられる



そうして空飛ぶ魚たちがいるという場所を探すため

ノブオたちは準備を進めた







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