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新世界で始めるスローライフ  作者: わたがし名人


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雪の日



空島の天気は常に晴天だけではない


現在の空島は一面銀世界となっていた


雪が降りまるで季節が変わったかのようだ


地上でも天候は変化するが空島程ではない

空島は常に移動しているので時には急激な天候の変化が起こる


大樹を含む植物たちも白く染まる


幸い島の植物は大五郎のスキルや島の管理機能で守ることができるので手入れを怠らなければ枯れることはない


島の動物たちはそれぞれの場所に引きこもっている


早太郎は馬小屋に

大五郎と小五郎はその隣に作られた専用の小屋でそれぞれ暖をとる


小屋には冷暖房機能付きのエアコンのようなものがあり戸を閉めることで快適に過ごせるようになっている


天候が落ち着くまでは静かに過ごす


猫たちのほとんどは猫の国に戻っているが

茶々丸や一部の猫は猫ハウスに残っていた


冷暖房機能の他にノブオがあるものを設置したからだ


それはこたつだ


空島の天候が変化しやすいことを知ったノブオはその時々に合うものを用意していた


今回の場合はこたつだ


早太郎や大五郎たちには使用できないので茶々丸たち猫専用になっている


因みにノブオは家のイメージを損ないたくない為

暖炉を使用している


猫たちはこたつを大変気に入り当初は全員が残ろうとしたが

流石に入りきらない為交代制でこたつを使用することに決めたらしい


茶々丸に関しては野良猫たちとは別に専用のこたつがきちんと用意されているので争う必要はない



ノブオは暖炉の火を見つつのんびり過ごす


憧れだった夢がまた一つ叶った



雪の後始末が大変だが今はこの時を楽しむことにした








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― 新着の感想 ―
[一言] 炬燵に入る順番待ちを猫の国でするんだね(//∇//)
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