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私が私でいられなくなった日

「今日もつかれたな」

と独り言をこぼす私、仕事も終わり日用品の買い物をしていた時に意識もせずそう呟いていた。

しかしこの独り言は珍しいものではなく疲れている時や、寝る前などに言ってしまっている、この独り言か口癖になったのはきっとあの時からだろう、まだ私が高校生だったころのこと。


当時の私は明るく人当たりの良い印象だった、これは主観的なものもあるがまわりの人からもそう聞いていたからだ、勉強はあまりできなかったが友達にも恵まれ楽しい高校生活を送っていたはずなのに、今思い返しても楽しかった記憶や思い出は見当たらない、友達と遊んだ日、体育祭、文化祭、修学旅行、どれも楽しそうなイベントだか楽しいという思い出は今の私にはない。

「これは仕方のないこと」

そう自分に言い聞かせる、高校では人当たりの良かった私だが、もとからそうだったわけではない、どちらかといえば内気で自分からは人に話しかけたりなど滅多にしない人見知りだった、だけれどその日は突然訪れた、父が亡くなったその日を境に私は変わらなければ生きてはいけなかった


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