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唐突なるまえがき

 どうも。私が作者だ。

 タイトルにもある通り、唐突な挨拶から始まる唐突なまえがきである。

 唐突で混乱している読者の皆様に納得していただくためにも、まずは謝罪しようと思う。

 今回は『小説の書き方 ~小説を書きたい・書いている人へ捧ぐ、物語の極意~』などという偉そうなタイトルで書かせていただくのだが、私自身、これを書くほどの技量――小説力(しょうせつりょく)とでも言うべきか――を持ち合わせている自信も根拠も無い。本当に申し訳ない。

 しかしながら、小説を書く身として最低レベルの文章ぐらいは書けると自負しているので、むしろ自負せざるを得ないので、この偉そうなタイトルと本文をどうか許して欲しい。


 ちなみに本文の口調が偉そうで堅苦しいのは、断定口調で偉そうに言われた方が、小説を書こうと考えている方々の自信をより引き出せるのではないか、と考えた上でのことである。

 『マジでww』『尿道が恋煩いしてトイレ出そう』『草を通り越して地球』などと軽い口調で執筆することも不可能ではないが、あえてそれを行う理由も無いので、今後作者が突然変異しない限り硬い文章で書かせていただく。

 この口調が気になった方は、申し訳ないがトイレを我慢する程度の気持ちで我慢してほしい。もちろん、漏れそうになったらすっきりしてもらって構わない。


 閑話休題。

 この小説の目的は、小説を書きたいと思っている方、既に書いている方への支援である。

 書きたいけど、難しそう……。書いてるけど、全然続かない……。はいクソー! 二度とやらんわこんなクソゲー……。

 このように困り果てた人は多いのではないか。小説を書くということは永遠に終わらない作業への挑戦と同じ。一筋縄ではいかないのは当然である。そんな方々の手助けになれればと、私はこの小説を書くことにした。

 小説を書きたい方のための小説ということで、内容的にはあまり面白いものでもないかもしれないが、どうか最後までお付き合い願いたいところだ。


 それと読者の方に注意して欲しいのは、この小説に書かれたことが全てではないということだ。

 小説は自由だ。白紙の中に虹色のインクを垂らし、好きな色を好きなだけ広げていく道のない作業だ。その創作活動に明確な正解など存在しない。それはあたりまえのことだ。

 だからこそ、この小説に書かれた内容が全て正解とは限らない。むしろ、人によっては間違いに感じることもあるだろう。

 これから小説を書こうと思っている方は特に、完璧な正解などは求めずに、固定概念や先入観にとらわれない自由な小説を作って欲しい。

 正解は時に、人が考えようとすることを阻害する。人の楽しみを奪う。この小説が必ずしも正しい保証など無いのである。

 『これが一番だ』などと決めつけるようなことはせず、小説を書くことに楽しみを持って頂ければ幸いだ。


 また、これはあくまでも私個人の考えたことを記述しているだけであり、間違いや誤りが多数見受けられるかもしれないが、そこは目を瞑っていただけると幸いだ。


 長くなってしまったが、これにてまえがきを終わらせていただく。

 皆様の良い小説ライフを祈る。


『唐突なるまえがき』終


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