表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

路線

作者: ブルータスの雨宿り
掲載日:2018/08/12

短編を書いてみました

素人が書いたので

気に入っていただけるか分かりませんが

一生懸命に書いてみました

暇なときにでも読んで

楽しんで頂けると幸いです(^_^)

太陽の日差しが

身体を突き破るように照らす


大地はその日差しを

おぼろげにしたいかのように

地表に陽炎(かげろう)を作り出す


草木はその陽炎に写った

自分に驚くかのように動いている


線路は

太陽から身体を突き破るような

熱を受けているのだが

それをモノともせず

自分の中に溜め込んで武器にしてる

その武器は自らを守るかのようで

ありとあらゆる生物を

寄せ付けようとはしなかった


しかし

その攻撃が効いているのかいないのか

長い黒髪で潮風を捕まえている少女は

悠々とその線路からの攻撃をかわして

それを弄ぶかのように

その右側を踏んづけながら進む

時おり攻撃を避けるように

片足を上げたりして


そんな彼女に背後から声を掛けた


「何してるの?」


しかし

彼女は振り向くことなく

何も言わないまま歩き続けている


恐らく

聞こえなかったわけではないだろう

それならば無視?

それも考えにくい


「う〜ん…」


モヤモヤとした想いを感じた

その時…


ファン!


後方から電車が来た


塗装が所々に剥げた古い1両編成の車両

線路から離れて

また少女に声をかける


「危ないよ?」


その言葉に

少女はこちらを振り向かずに手を振った

まるで「またね」と言うかのように


電車は

手を振り続ける少女を

ブレーキを掛かることなく轢いていった

電車が通り過ぎ

少女のいた場所を見ると

何故かその姿は無かった…


潮風が路線の熱に焼かれて

海の香りが広がる


その時に思ったのだ


「もしかしたら、あれも陽炎だったのかもしれない」と…

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 私も素人です(笑)。感性がものをいう世界です。次の作品を楽しみにしています。ゆっくり書いてください。
[良い点] 詩的な要素がきれいでした。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ