夏休みの自由研究
先日、テレビのニュースでいろんな企業が子どもたちの自由研究用に、いろんな試みをしているという話をやっていました。
なかなかできない経験をするという点では、決して悪いことではないと思うのですが、お膳立てされたことをそのままやるというのは自分で考える力を養うのにはどうだろうとか思ってしまいます。
子どもたちが中高生だった頃、学校の試験に合わせた問題を解いて成績アップという塾だったか家庭教師だったかの宣伝の電話が来たことがあります。確かに、中間や期末の成績は良くなるかも知れないけど、大学や社会人になってからの問題を解決する力はつかないのではないかと断りました。
我が家では私が親からそう言われて育ったということもありますが、子どもの成績を点数で単純にはかることをしないので、100点が全てとは思わないのですよね。精一杯やって50点なら仕方ないけど、怠けて50点は駄目だよってことなんですよね。
まあおかげでうちの子どもたちはうちの親がお母さんで良かったと良く言ってますけど…。
ちなみに自由研究と言えば、昔私が小学生だった頃、自由研究って言うのだから、やらない自由もあるよねと言って当時の担任をやり込めたことがあります。当時の担任は大学を出たばかりの新任の先生、さぞかし困っただろうなあと大人になってからしみじみ思いました。ああ、なんて生意気なガキだったんでしょうね。